131I/137Cs比と3月16日頃の131I放出率について(kotanakahiraさんとの考察)

福島第1原発から放出された131I/137Cs比と3月16日頃の131I放出率について、kotanakahiraさんと一緒に考察してみました。
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Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 はじめまして。131I/137Cs比について、土壌調査結果と放出量見積を比較してみました。 https://t.co/WvpzrPXH 9/21にTwしていらっしゃった内容を追計算したのですが、違う結論となってしまいました。ご意見伺えれば幸いです。

2011-12-24 07:32:10
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

@kotanakahira はじめまして。ご連絡ありがとうございます。申し訳ありませんが、夜まで内容を確認することができません。確認次第、改めて返信させていだだきたいと思いますので、よろしくお願いします。

2011-12-24 12:03:37
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 ご丁寧にありがとうございます。お手隙のときにでもご覧頂ければ幸いです。

2011-12-24 13:05:05
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

返信遅くなってすみませんでした。内容を確認いたしました。濃度分布の影響を考えると条件Bの方法が最も適切な解析法だと思いますが、測定ポイントが一様でなく原発から南西あたりから西にかけてのデータが少ない気がします。その影響はどうお考えでしょうか。 @kotanakahira

2011-12-24 19:10:55
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

モニタリングポイントが密集しているデータの影響が大きくなると思いますので、たとえば、10km×10kmの領域内のデータを平均して解析してみたらどうなるでしょうか。そうすると、条件Bと条件Cの中間ぐらいの値になるような気がします。 @kotanakahira

2011-12-24 19:30:18
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

また、I131は半減期が短いため、いつ時点の値に換算するかで値がかなり変わってしまいますが、一つの基準になるものは、炉内からの放出割合を算出できる事故直後(今回は3月11日)の値に換算する方法があるようです。http://t.co/peY7BSjq @kotanakahira

2011-12-25 09:17:11
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 ご返信ありがとうございます。測定点密集地の影響が大きくなるご指摘、その通りかと思います。しかし測定点自体は基本的に2kmメッシュ配置されており、非有効測定点は欠測ではなくNDです。 http://t.co/jHWaIvUo

2011-12-25 10:38:33
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Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 測定点分布自体がほぼ一様である以上、メッシュを再分割しそれぞれ平均しても結果は同様かと思います。(山間部の非可住地域に欠測地が存在するので、その影響は気になる所ではあります)

2011-12-25 10:38:52
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 また半減期影響については、本件をINES基準で評価すべきかどうか私には判断がつきませんが、INESマニュアルを一読した限りではご指摘の内容を見つけられませんでした。該当箇所をご教示頂ければ幸いです。

2011-12-25 10:39:54
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

環境への影響なら私も3月15日ぐらいに換算するのが適当と思いますが、チェルノブイリ事故と比較するのであれば事故直後の値に換算した方が良いのではという程度の話です。http://t.co/UEdSZHMD 表1 http://t.co/8OvhLcLH @kotanakahira

2011-12-25 10:55:14
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 了解しました。ありがとうございます。

2011-12-25 11:04:34
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

そうでしたか。非有効測定点はI131に対して検出限界以下だったのですね。NDの値がどれくらいなのかも気になりますが。 @kotanakahira

2011-12-25 11:07:14
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

こちらこそ、ありがとうございました。 @kotanakahira

2011-12-25 11:08:29
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 検出下限は http://t.co/sKNMHYzp に記載があります。十分低いとは言い辛いようですが、一応の目安にはなりそうです。

2011-12-25 11:16:15
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

@kotanakahira また夜まで確認できませんので、確認次第返信させていただきます。データの解析資料をお見せいだだき、とても参考になりました。ありがとうございます。

2011-12-25 12:02:03
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

Cs137だけではなくCs134もあるから、検出下限値はかなり高いんですね。たとえば検出下限値が400Bq/m2の場合、それを3月15日に換算すると大体1000000Bq/m2にもなるので、南西方向の大部分は非有効測定点になってしまったんですね。 @kotanakahira

2011-12-25 20:06:46
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 ええ、せめて測定日の情報があれば、NDとなってしまう測定値も、ある程度見通し付けに使えるのですが。

2011-12-25 20:20:48
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

個人的にはI131/Cs137の放出量の比よりもそれぞれの放出率と放出量に興味があるのですが、原子力安全委員会が公表した値http://t.co/rQ9lt6kn p.6は過小評価しているとしか思えないのです。http://t.co/zwWZXhQe @kotanakahira

2011-12-25 20:49:05
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

原子力安全委員会が公表した放出率のデータでは、福島第1原発正門付近における3月15日23時頃以降の2回の空間線量率の上昇すら説明できないと思うのですが。 @kotanakahira

2011-12-25 20:49:17
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 仰る通りです。風向変動 http://t.co/DTiC2bfj で説明できるのかもしれませんが、今ひとつ納得がいきません。いずれにせよ、現在は相互矛盾するデータが多すぎます。手が届く範囲から地道に検証していくしかないかと思っています。

2011-12-26 07:04:40
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/rQ9lt6kn はシミュレーションでは放射性プルームの進行方向がずれたため空間線量率の上昇を再現できないと説明していますが、そもそも推定された放出率がそれを再現できるようなものになっていないから当然の結果だと思います。 @kotanakahira

2011-12-26 10:06:29
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

16日以降の空間線量率を再現するためには15日23時以降の放出率をかなり上方修正する必要があると思うのですが、そういったことを指摘せずこのような歪曲した解釈をするのかが不思議でなりません。 @kotanakahira

2011-12-26 10:06:38
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 この件、私の理解が不足しており、ご教示頂きたいのですが、3/15 夕刻以降の放出率見積 131I 2x10^14Bq/h, 137Cs 3x10^12Bq/h という数値は、西門での線量率観測値を再現できるものではないのでしょうか?

2011-12-26 23:07:17
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/rQ9lt6kn p.6 、p.12 空間線量率の変化を比べると、再推定値では最大の放出率とされる3月15日のI131の値4PBq/hに匹敵するぐらいの放出が2回あるので、推定された値は実際の10分の1以下と考えられます。 @kotanakahira

2011-12-26 23:54:12
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

正門の空間線量率の変化を考慮したものとして、次のようなシミュレーションがあります(単位がBq/sですが)。これは逆に過大評価のような気もしますが、原子力安全委員会が公表している値はとにかく小さすぎます。 http://t.co/wrInlN5q @kotanakahira

2011-12-27 00:04:22
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