第5回九州社協職員合同研究会議『災害と社協』第1部「支援に行ったスタッフと現地スタッフの振り返り」
- alpinepirozhki
- 7014
- 0
- 0
- 21
今日と明日は「九州社協合同研究会議」に参加するために佐賀県の鳥栖にきています。東日本大震災には、遠く九州・沖縄からも社協職員の方が支援に入りました。これまでをふり返り、今後を考える会議です。
2012-02-04 10:52:10第5回九州社協職員合同研究会議「災害と社協」始まりました。電源は確保できなかったのでできるところだけ実況します。始まる前はI Love You福島と歌が流れてとてもすてきな雰囲気。でも今はちょっと緊張の雰囲気です。
2012-02-04 13:08:06第1部は「支援に行ったスタッフと現地スタッフとの振り返り」。今日の参加者はなんと150名ほど。そのうち3分の2が実際に現地にいって活動をしたということです。
2012-02-04 13:09:44支援P(プロジェクト)事務局の立場で阿部さんです。進め手は長崎県社協の甲能さんです。(久しぶりの実況、ちょっと緊張です、すみません。応援歓迎!)
2012-02-04 13:12:46九州から共に福島で「何かをしよう」と悩み、行動した仲間たちと、鳥栖で握手!九州社協職員合同研究会議に来ています。中央は福島県いわき市社会福祉協議会の草野淳さんです。 http://t.co/uE5F8FWy
2012-02-04 13:26:31草野さんから2回にわたってお礼。1回は草野さんから、2回目はいわき社協の職員のみなさんから。泣きそうになってしまいます。会場からは拍手が。
2012-02-04 13:14:31草野さんから。311のその瞬間のときの状況。原発問題もあり、ボランティアセンター(VC)を立ち上げるのかどうか、今後どうするのか考えた空白の4日間があった。九州の方が3月26日から入ってくれた。その方たちの支援も得て、4月4日にVC立ち上げ。
2012-02-04 13:20:01草野さん:1日1000人近いボランティアの人の調整をしながらこれまでやってきた。でもVCの業務だけが社協の仕事ではなかった。予算決算もあった。共同募金、理事会もあった。役員の安否確認も。高齢者事業、子ども事業を持っていたので、民生委員を通じて安否確認を行った。
2012-02-04 13:22:00出生から話し始めたいのだけど…と始まった草野さんのお話は一旦ここまで。(今夜の交流会が楽しみです)次は長崎県の田島(たしま)さんです。
2012-02-04 13:24:51田島さん:長崎県五島列島から来た。現地に入るとき、いろいろ不安があったと思う。一番大きかったのはたぶん放射能のこと。自分たちは使命感を持って「行くぞ」という気持ちだったが、周りの人の方が心配していた。家族など。
2012-02-04 13:28:15田島さん:いわきのイメージといえば…ドカベンぐらいしかなかった。(会場ぽかーん)あ…。どういう土地で、どういう言葉なのかもわからなかった。現地で話しているおばあちゃんの言葉を聞いたときに、何を言っているかわからなかった。そんな状況で何ができるか不安だった。
2012-02-04 13:30:53田島さん:引継ぎがあるが、1日だけ。翌日からは自分たちがVCの運営をしていく。自分はニーズ班。依頼者の人から何が必要かを聞き取り、マッチング班に引き継ぐということをやっていた。失敗ばかりしていてようやくいろいろできるようになったかなというときが次の人への引き継ぎ。
2012-02-04 13:32:34阿部さん:10~12月までの共同募金の協力をありがとうございました。東日本大震災の後にも災害が多くあった1年、義援金だけでも3700億円集まったときにどれほど影響が出るかと言われていたが、途中状況で前年度と比べて数%の減少で留まった様子。寄付額合計で言えばすごいこと。
2012-02-04 13:38:31阿部さん:自分も東北の出身。宮沢賢治は生まれた年、亡くなった年に大きな津波が押し寄せている。彼と同時期の人たちは繰り返し大きな地震、津波を経験して生きていた。そういうことも考えながら「雨ニモマケズ…」ということを聞くと少し違った気分で読める。
2012-02-04 13:41:52@jojohane なるほど、そう聞くと東北の人の辛抱強さや、強い底力をすーっと理解できるような気がします。 でも、今回は東北の人たちだけでどうにかできるほどの災害じゃない。だからこそ、支援に入る時、地域をベースに日々活動している社協職員の地域アセスメント力が問われる気がします。
2012-02-04 14:13:46阿部さん:東北は有史以来征服を受け続けてきた地域だと思う。今回は初めて「征服」以外の人がおとずれた。のべ100万人以上。文化も言葉も違う地域にそれだけの人が訪れたということの意味を考えたい。共同募金の取り組みとしては義援金の募集、赤い羽根の募金の積立から3%を届けた準備金、
2012-02-04 13:44:26阿部さん:準備金として、この地域で集められた募金が被災地で役に立っている。あとはNPOやボランティアのための「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」。31億円集まった募金のうち15億円以上をこれまでに助成してきている。募金も助成もまだ継続中。
2012-02-04 13:46:05阿部さん:支援PではVCの経験のある人たちを被災地社協の理解を得ながらVCに派遣した。のべ4800人。ブロック派遣とは別。社協が1380人、NPO等が3300人。それが一番大きなことで、あとはお金やモノの支援。ネットワーク組織で代表者はいない。中央共同募金会は事務局のひとつ。
2012-02-04 13:48:28