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このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
『能動的なお客さんをどこまで増やせるか』というのが、僕が担当者になって以来一貫して持ち続けてきたテーマで、この方向性で売上を伸ばせると信じてやっている。別に受動的なお客さんを否定するわけじゃないけど、能動的なお客さんの割合をとにかく増やしたい。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
何故なら、個人的なイメージでは、受動的なお客さんを相手にするというのは、ライバルが無限に増えることを意味すると思う。本以外のありとあらゆる流行と闘わなくてはいけない。能動的に本を選ぶ、というお客さんをきちんとお店につけることが出来ればライバルは少ないような気がしている。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
今の書店の売り場は、ついうっかりすると受動的なお客さんを礼賛するような売り場になってしまいがち(という、あくまで僕のイメージ)な気がするので、僕個人としてはもっと、能動的なお客さんを増やせるように色々頑張りたい所存であります。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
まあ、『能動的』と『受動的』の定義を敢えてしてないのですけど。
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari 良きにしろ、悪きにしろ、お客さんは「売れている」ものを求める傾向があります。これによって購入動機を刺激するには一種の技術であって、販売員には必要なもの。そろそろ、多面展開を試して、その技術を習得することをおすすめしますよ。将来のために。
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari POPがついている商品とついていない商品とで、すでに「能動」「受動」の差がついているわけじゃない。さらには平積みにしておく商品と差しにする商品とでも。さらには一か所と多か所陳列でも。その延長で一面と多面、という風には考えられないかな?
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
@chobikunn 受動・能動の話とは別に、多面展開には別の違和感を持っていたりします。ちょっと前に、森達也「A」を読みました。森達也は自身のドキュメンタリー作品の中でモザイクを使わないことに決めるのですが、その理由を森達也は次のように書いています。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
@chobikunn 『モザイクは対象となる人や場所の固有性を隠すという本来の機能よりも、「負の要素を持つ人」という一つの記号としての意味を持ち始めた』これに似た違和感を、僕は抱いているような気がします。多面展開は僕の中で、『良い本・売りたい本を売る手段』という以上に、(続く
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
@chobikunn 売るための手段の一つというのはもちろん理解しているし、努力して考えれば、僕が言う『別の意味』をお客さんに受け取らせない形での多面展開も出来るのかもですけど、能動的なお客さんをという自分の中のテーマもあって、どうも多面展開をする方面に思考を向けるのが難しいです
ykd @yk_d
「なんかないかなー」「時間あいたからたまには本屋でも」な人に新たな本に気づいてもらうには多面は有効じゃないかと思う。常連の本読みのプロ(プロってなんだ?)向けのこだわりの平積みと、多面展開はお客様イメージを切り替えて考えないと大やけどしかねないなあなどと考える土曜の午後
マキ @torineko
@tooorisugari わたしの、ごくごく個人的な理想の本屋さんは、POPとかの目立ったお店の主張は見えなくて、ただ本の並びだけでお客さんと会話して 、静かに 自分のアンテナで選ばせてくれるお店です。黒さんのいちれんのつぶやき、永久保存したい。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
@torineko おぉ!あんまり賛同してくれる方がいない気がする意見だと思ってたんで、嬉しいです~。ホントこんなこと言っといてなんですけど、理想的にはそうなんですけど、ウチの店はPOPだらけです(笑)純粋に自分のアンテナで選ぶってことが、今はなんか難しくなってますよね…。
マキ @torineko
@tooorisugari はい、わたしも好みはそうなんですけど、仕事ではもっとPOPつけてとか、メリハリとか言ってるのでわかります。売り上げを作り出すための行動として、実際に今有効なやり方だとは思うので、雇われの身のうちにいろいろ経験として試してみるのは、有りかと思います。
マキ @torineko
@tooorisugari でもいち本好きの自分が感じる違和感や不安って、多分どこかで感じているお客さんにもいると思うので、マイノリティでもなくしたくない気持ちだと思ってます。だから私も黒さんの言葉はうれしかったのでした。
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari 能動的に買うにいたるまでに、人は、まず受動的に買う段階を経るものだと思う。無論、それぞれの書店での取捨選択(初心者向けの書店、玄人向けの書店)の問題ではあるけれど、基本的に初心者(受動的に入る人)にも受け入れられる部分は作ってもいいんじゃないかな?
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari 自分が良いと思ったものを大々的に売る。無論、批判も受け入れる覚悟で。あざといかもしれないけど、それは「戦略」であり「技術」であり。現在、売上が低迷している中、「本好き」を「初心者」を増やすため、あらゆる手段を使うべきではないかと。
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari 無論、学生の頃はすべての棚をさらって自分で探していたから、能動的な人を増やしたいとう気持ちがわからないではないけど、いつの時代でも初心者はいるわけだし、そういう人に最初から高いハードルだと飛ぶ気がなくなってしまうから。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
@chobikunn そう、それをやっぱちゃんと考えないとと思って自分なりに考えて作ったのが、『作家棚』だったりします。ちょっと奥まったところにあるんで、とても『受動的』には買えない売り場かもですけど。必ずしも多面展開である必要はないかなぁ、と。
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari 試しにやってみて、多面のいいところ、まずはそこを掴んでみない? 技術として。
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari 自分のアンテナを広げるには、結局すべてに目を通す必要があって、でもそれは不可能だから他のアンテナ(時に書店員の)に頼る。ランキングだったり、POPだったり、多箇所だったり、多面だったり。それは悪いことではないと思うんだよなぁ。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
@chobikunn じゃあどうすればいいんだと言われると困るところなんですけど。対案はありませんです。でも船長がなんで、そこまで強く多面展開をすることを勧めるのか、まだよくわからないんですよね。もちろん、やって理解してみなよ、ってことなんでしょうけど。
ykd @yk_d
@tooorisugari @chobikunn  (割り込み失礼) 多面で量を売るっていうのは普通に店前で提案するのとは異なる技と効果があるので、経験することで「これは多面向き、こっちは棚前じっくり向き」と使い分ける技術を手に入れることはできるかなって思います
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari いやそれはそれぞれの業界が必死に増やす必要はあると思うよ。「強引に増やす」ではなく、「触れて選択する」機会を増やすために。ゲーム、映画、その他それぞれの業界がおもしろさを提供している。それは業界に一端にいたら、ファンを増やす努力をする責任があると思う。
海賊とよばれた書店員・なるる @chobikunn
@tooorisugari あくまで技術の一つだから、習得しておいてほしいのよ。POPをつけるのと、変わりないんだから。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari
@chobikunn 自分の中の違和感を言葉にしようと考えてたんですけど、なかなか難しいですね。でも結局は、多面にして売れても僕が嬉しくないから、ってだけのことなのかもしれません。まあ、そんなお前の嬉しさとかかんけーねーし、ってツッコミは、まあその通りなんだろうなぁ。
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コメント

セルフ執事 @SF_yomi 2012年2月5日
漫画の棚で言えば今期「キルミー」を一巻から置いてる本屋さん。専門書(PC)の棚で言えばドラゴンブックやThe art ofを置いている本屋さんは、信用できる。と思う。そういう本屋さんで、これ面白そうと思って買った本に外れが少ないかなと。
けけら @kekera 2012年2月5日
この成功例ってちょっと昔のヴィレッジヴァンガードとかなのかな。置いてある本の趣味が狭いけど、本の並びで並べた人の思惑が読み取れて楽しかった。
ほめぞう @homezou 2012年2月8日
特定の記事を推薦するのは好ましくはないと思うが、自分の意見としては検索で見つけた「仕掛けや工夫の光る松丸本舗」という記事のようなレビューがいい。ただし…本には本以外の情報を扱うという側面が必要ということになるかもしれない。つまりサービス業のように。
Shun Fukuzawa @yukichi 2012年2月8日
やっぱりここは松丸本舗でしょうねぇ。
あんぬい (タビイカ) imaz @PUPRL 2012年2月10日
すごいな本屋さんってこんなことを考えているのか。
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