リュート作る時は表板の透かし彫りを先に仕上げて、うまく行ったら、楽器の形に切り出すんですの。逆順だと、透かし彫り失敗した時の材料ロスが大きくなるからなんですの。 RT @yoshimix88: リュートの音は天国の音色だなあ…
2012-02-05 00:20:09んでもって、あの曲がったネックは、弦を張る張力を上げる工夫なんですの。RT @yoshimix88: へ、へぇ… RT @hiroko: リュート作る時は表板の透かし彫りを先に仕上げて、うまく行ったら、楽器の形に切り出すんですの。逆順だと、失敗した時の材料ロスが大きくなるから
2012-02-05 00:28:29ちなみに、ヴァイオリンでも似たような工夫があって、バロックの弓と現代の弓は反りの向きが違うんですが、現代の弓の方が張力が上げられて大きな音と高域の倍音が出せるんです。
2012-02-05 00:30:26以下、私見だけど、古楽器と現代の楽器の最大の違いは、産業革命期に発達した技術力を活かして、張力を上げた結果、音が大きくなり高域倍音が増え、アタックを鋭くなったことに集約できると思う。それによってコントローラビリティも劇的に変化した。
2012-02-05 00:35:38ヴァイオリンは奏法によってはアタックが非常に短いけど、それも張力強くないと無理!RT @Besucher 打楽器=アタックタイムゼロ、吹奏楽器=アタックタイム長い、ぐらいの感覚なんですかねえ。バイオリンみたいな摩擦系はどちらにも収まりませんけど。最近こういうの不穏な印象が強まって
2012-02-05 00:47:32ちなみに吹奏楽器の場合でもアタックタイムの変化=楽器の進化です。ルネサンスリコーダーからバロックリコーダーに進化する時、気道の形状が作り込まれて、空気ジェットの形状が鋭くなり、安定した音が出せ、かつアタックが鋭く出せるようになりました。
2012-02-05 00:51:49んでもって、アタックが鋭くなると、音が認知されやすくなります。マスキングが起こりにくくなるから。そうすると聴き分けがしやすく、うるさいところでも音が聴こえやすくなる。それによって音楽文化の民主化、つまり音量が大きい音楽を沢山の人数で共有する、がますます進んだ。
2012-02-05 00:58:26ありまーす。コンサート文化が普及しのは市民革命以後の社会です。つまり、王様じゃなくても音楽を楽しめる社会がやっと生まれた。そのためのお城じゃない音響空間がコンサートホール。RT @kjishi: 楽器の音響パワーと、ホールの空間の大きさと、オーケストラの編成は、関係がある!
2012-02-05 01:04:37つまり産業革命と市民革命なくして、当時の最先端の音楽=今のクラシック音楽、は存在しえなかった。ってことですね。革命ありがとう。
2012-02-05 01:10:27ライプチヒの旧ゲハントハウス (1781)は、王や貴族のバトロネージにたよらないはじめての市民白らの力でつくりあげた演奏会場。メンゼルスゾーンが音楽監督を務め、ベルリオーズ、チャイコフスキーも自作の指揮、演奏した。収容500人
2012-02-05 01:17:0018世紀も半ばを過ぎたころ、ヨーロッパとアメリカ東海岸にコンサートホール建設の嵐!1869年ウイーンのムジークフェラインスザールから1900年ボストンシフォニーホールまでのわずか31年間に、現在でも評価が高い名ホールが続々と竣工。
2012-02-05 01:21:57そういう意味では、アンプの発明は音楽の更なる民主化に貢献してますねー。そしてシンセサイザーとかコンピュータ音楽やらの登場によって、現代のコンサートホールは、インターネット上になりました = ニコニコとかYouTube.
2012-02-05 01:27:11