講談社が模索したオトナ向けヒーローと、もうひとつの可能性としての70年代特撮仮説
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目から鱗が>「仮面ライダー」 RT @chise_soeno @miduse 最初の敵がクモ、2番目がコウモリなのは、マーヴル・DCに対抗して日本独自のヒーローを、という心意気なのだろうとずっと思ってました。
2010-05-30 12:59:50えー、みんなもそう思ってるとばかり思って40年(笑)。RT @sakaisampo: 目から鱗が>「仮面ライダー」 RT @chise_soeno @miduse 最初の敵がクモ、2番目がコウモリなのは、マーヴル・DCに対抗して
2010-05-30 13:06:19@sakaisampo 漫画のライダーはぼくら連載で池上版スパイダーマンも載ってましたし、バットマンはTVドラマで人気でしたから石森先生が意識した可能性はあるかもしれません。実際に漫画読むと怪奇性というか妖怪っぽいモチーフの選択に思えますが
2010-05-30 13:08:39どちらもコミカライズが講談社だったので石森さんが洒落でやった可能性は。でも東映にはそのセンスはなかった RT @chise_soeno RT @sakaisam RT @chise_soeno @miduse 最初の敵がクモ、2番目がコウモリなのは、マーヴル・DCに対抗して
2010-05-30 14:46:10@Fiction_kk 漫画版の設定がもろ「バットマン」である以上、石森先生が同作品をまったく視野に入れていなかったとは思えないのですが、蜘蛛男、蝙蝠男の登場については、主人公が飛蝗改造人間である「仮面ライダー」以前の企画……つづく
2010-05-30 15:21:10蝙蝠男はともかく、蜘蛛男については「静物モチーフ改造人間」という「ライダー」のコンセプト以前から企画サイドにイメージされていたのは、ぶっちゃけ、江戸川乱歩的怪人からのイタダキだったのではないかと。
2010-05-30 15:25:17とはいえ、これはまったくの個人的妄想で。以前、平山さんに「『江戸川乱歩シリーズ』の明智小五郎と本郷猛はまったく同じ服装ですよね? あれ、どうしてですか?」と質問したところ、「あ、そうなの?」と返されたことがあります……。
2010-05-30 15:29:03以前から気になってるのは、クモ~トカゲに至る旧一号編の怪人がほぼ「昆虫を捕食する生物」で固められてる辺り何かコンセプトがあったのどうか?という RT @masakiwachiex: 蝙蝠男はともかく、蜘蛛男については「静物モチーフ改造人間」という「ライダー」のコンセプト以前から
2010-05-30 15:31:03怖いメンバーに参戦されてしまったw 私が思っているのは当時の講談社の少年向けマンガ誌の錯綜、そこに多分小野耕世人脈によって意図的に仕掛けられようとしていたアメコミブーム(不発)に対する対抗心があったんじゃないかな、と @masakiwachiex @naoto_DGC
2010-05-30 15:36:49「蜘蛛男」は江戸川乱歩作品からタイトルとムードだけ借りてきたというのも捨てがたい考え方だと思います。ちなみに「バットマン/スパイディ」説を近年強く主張していたのは出渕さんで、白倉PDに熱く語っていた光景が思い出されますw @masakiwachiex @naoto_DGC
2010-05-30 15:39:47演繹的に考えると「ライダー=バッタを食っちゃえ」的な発想なのかと思うんだけど、実際は対ライダー用怪人はゲバコンドルが初な訳で他の怪人は作戦に従事してた所へライダーがブチ壊しに来てたのが毎回の展開であって……真相は多分、何も考えてないなんだろうけど
2010-05-30 15:40:23ちなみに「スカルマン」は70年の週刊少年マガジン新年号掲載、池上の「スパイダーマン」は同年の別冊月刊マガジン一月号連載開始と、ほぼ発表が同時期なのが気になってます。石森があの作品をどういう目で見ていたか…… @masakiwachiex @naoto_DGC
2010-05-30 15:43:13吸血蝙蝠男にしても、典型的な吸血鬼=ゾンビ的感染者増殖作戦からの逆算でコウモリが選ばれたのであって、バットマン潰しは意図されてないのではと @Fiction_kk @masakiwachiex
2010-05-30 15:44:21@Fiction_kk さすがに年齢の問題もあって、1970年前後の日本におけるアメコミ事情(一般読者、出版業界の)が皮膚感覚としてつかめないのが、とても歯がゆいところです。仕掛けようとしていた人たちがいるのはわかるのですが、それを当時の現役漫画家がどのように見ていたのか、とか
2010-05-30 15:45:43私は「バットマン潰し」などの意図はなかったと思いますよ。当時潰す相手も国内にはいないし(テレビも漫画も)。ただちょっとした(石森サイドの)遊び心は働いていたのではないか……と @naoto_DGC @masakiwachiex
2010-05-30 15:47:57スパイディ潰し、バットマン潰し、というのはまぁ言葉のあやなんだと思いますが。漫画版の「バットマン」風味も、本郷のお金持ち設定くらいですしね。 @naoto_DGC @Fiction_kk
2010-05-30 15:50:02ぼくら~ぼくらマガジンが変身ブーム時の冒険王的「テレビまんがのコミカライズ誌」を目指してたのは間違いないと思うので、和洋取り混ぜてのヒーロー仕込みの一環なのでは。この辺にスポ根ブームの先を見据えた編集サイドの意図が透けると @Fiction_kk @masakiwachiex
2010-05-30 15:52:30ちなみに金城哲夫のノートにTVの「バットマン」を「強敵だ」としてることは有名ですが、「怪奇大作戦」の「こうもり男」は正にそのバットマン的イメージにチャレンジしてみた一編なんですよね。やけに展開が漫画的で馬鹿馬鹿しいw @naoto_DGC @masakiwachiex
2010-05-30 15:53:36或いは「等身大ヒーロー」というくくりで、スポ根も、アメコミヒーローも、当時はまだ区別がついてなかったという可能性も…… RT @naoto_DGC この辺にスポ根ブームの先を見据えた編集サイドの意図が透けると @masakiwachie
2010-05-30 15:55:36むー、件の「ゴジラ対バットマン」が製作されてたらその辺の流れも一変された可能性も >「怪奇大作戦」の「こうもり男」 @Fiction_kk @masakiwachiex
2010-05-30 15:56:43