「コスプレ禁止」というルール運用について その2 ~何が「コスプレ」たりえるか?
よくコスプレ禁止っていうイベントあるけど、究極的にはコスプレってなに?という問題にぶち当たる。まぁキャラコスなら分かるんだけど、例えば普段からゴスロリ着てる人はコスプレになるのか。
2012-02-07 14:18:47まあ何を言いたいかというと、コスプレとは何かを定義していないのにコスプレ禁止っていうのはなかなか論理的には難しい問題を抱えてるんじゃないかなと。
2012-02-07 14:23:18@skylab13 たとえばゴスロリでも「それデカワンコの(/Triptychの/GOSICKの/……)コスプレ」とか言えちゃいますからねぇ。あるいは逆に、シャツにジーンズと一見私服でも、「上条当麻のコス」のつもりで着てくることも可能なわけでw
2012-02-07 14:37:36@kasumits そうそう。そうなんだよね。逆に、超マイナーなキャラと同じような服を知らずに着ていて、コスプレするなと言われる可能性だって0ではない。
2012-02-07 14:40:09コスプレをキャラコス(狭義のコスプレ)に限定するならもう少し論理的には問題ははっきりする。でもそれはそういうキャラが存在することをあらかじめ知っていないとコスプレなのかどうかを判断できないのではないか。
2012-02-07 14:33:08@skylab13 「コスプレに見えるような(=アニメキャラしか着ていないような)特異な服」はよろしくない、ということですね。何を着るかではなく、どのように見られるかが問題です。基本的には、移動中など、一般人の目に触れることでコスプレのイメージが悪くなるのを避けるためなので。
2012-02-07 14:40:05@kasumits もちろん自衛なんだろうけど、でもそれって本来的には規制できない、というか規制してはいけない問題だと思うんだよね。本当はね。ファッションに何を着てよくてなにはだめかを決められるのはおかしいし。
2012-02-07 14:41:25@skylab13 それは「規則」ではなく「道徳」の問題ですねw コスイベのルールにも、「○○の服はいけない」とは書いてないです。「衣装を着たままでの入退場は禁止」となっているだけで。これは、コスプレイヤーに「衣装」と「私服」、非日常と日常との区別を促す文言だと思うのです。
2012-02-07 14:48:37@kasumits もちろんそれはそれでいいんだけど、その日常と非日常の区別を付けるのは誰なんだろう。客観的につけられるものなのかな。
2012-02-07 14:50:16@skylab13 それは参加者個人、というしかないですねー。たとえばそれって「修学旅行でも電車内でうるさくしちゃいけない」みたいなのと同じだと思うんですよ。だから「道徳」の問題だと思うのです。以前私がした「電車内化粧」に関するツイートと一緒ですけども。
2012-02-07 15:01:23@kasumits じゃあ別の質問をすると、やっぱりファッションもファッションでそれなりの道徳でもって着るなり着ないなり判断するべきって意見かな?
2012-02-07 15:03:31@skylab13 「規則」(外側からの拘束力)の面からは、全裸以外の全てがファッションたりえますよね。家の中であれば(見せつける意図がなければ)それさえ問題ない。ですけど、結婚式にTシャツで行く人はいないし、還暦越えてフリフリ着てたらさすがに閉口します。
2012-02-07 15:10:39@skylab13 それは、「規則」の内側で更に、コミュニティの構成員の行動・選択を行動せしめる「道徳」(この言葉が相応しいか否かは措きます)の為すところでしょう。道徳には「それは違反だ」と判断する特定の権力保持者はいませんが、しかし違反すればコミュニティから排斥されるでしょう。
2012-02-07 15:13:46@kasumits それはそうだと思うんだけど、コスプレ禁止と言いながらコスプレとはどんな服装なのかを指定しないのは気持ち悪いんだよね。明確な線引きをしようと試みてるんだけど実際にはできてないところかな。さじ加減でいかんともできちゃう。
2012-02-07 15:16:41@skylab13 それはさっきの例のように、あらゆるものがコスプレ(キャラコス)になり得る以上、不可能なのでは、と思います……(^-^; すかさんの違和感は「規則がありながら対象/対象外が明示されていない」点にあるのですね。私はあれは、規則ではなく、道徳の明文化、だと思います。
2012-02-07 15:30:19@kasumits そうそう。非実在青少年問題と同じに見えるから。イベントの場合はコスプレに理解のある人が運営してるって言う信頼感があるから現状はいいけど、今後も絶対にそうとは言い切れないし。
2012-02-07 15:33:09@kasumits 道徳の明文化っていう発想が個人的には好きじゃないかな。道徳は客観性を担保としてない。それよりはより客観性のある規則の方がまだマシ。
2012-02-07 15:34:44@skylab13 好き嫌いの話になると、私から言えることはないですねw 規則も客観性はないと思います、押し付けられたものをみんなが受け入れているというだけで。それよりは道徳のほうが、功利主義的な合議の上で、というわけでもないですが、それぞれが受け容れやすいものを作っているかと。
2012-02-07 15:49:14@kasumits そうだけどそれは「悪法も法」と一緒で、書かれたものには従わないといけない。そういう意味で、書かれていてかつそれに従う云々はもはや道徳じゃなくて規則じゃない?功利主義的な規則だってあっていいと思うよ。そこを変に道徳とぼかすなら、従わなくても良くなる。
2012-02-07 15:51:29@skylab13 そうですねぇw 従わなきゃいけない……うーん……確かに。私は「規則」は罰則を持ったもの、という前提で話していましたが……ぬー。場所を手配する「主催者」と、それに参加する「参加者」という権力構造がある限り、それは規則として運用される、かもしれませんね。
2012-02-07 16:07:43@kasumits でも実際に、コスプレしてたら入場できないんだとしたら、それは一種の罰則(入場の拒否)であるとも言える。で、そういう罰則を行える権力を持ちながら、罰則運用には曖昧なままというのが納得いかない。よくも悪くも"同人"だなぁと。
2012-02-07 16:13:13@skylab13 実際にそのような裁きがあった事例を知らないので、なんとも言えないですが……「対象が明文化されていない」上に、「罰則も明文化されていない」のがよろしくない、と。それはやはり、主催者も同属であって、暗黙の了解になっているから、というところが大きいのではないかと。
2012-02-07 16:28:36@kasumits それはそう思う。だから"同人"だなって。もちろんこれまでアンダーグラウンドでこもってたうちはそれでうまくいってたんだけど、日の目を見るようになってくるとそうも言えなくなるんじゃないかな、と。
2012-02-07 16:30:32@skylab13 そしてやはり、そういう点から、これは「罰則」の程度によってそれを遵守させる規則と異なり、各人の自覚に期待する「道徳」なのでは、と思うのです。
2012-02-07 16:30:09