プラネット・ﾍﾟｮの歴史・・・そして現在へ

社ルドネ畜生 @yakultron

ﾍﾟｮにおける戦争の歴史は長い。ビスコとヤクルトの戦いは400万年間続いている。ビスコは自由のために戦い、ヤクルトは(市場)征服による平和を目指した。

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ビスコとヤクルトはもともと同じ乳酸菌から命を与えられた生命体だった。しかし、ある点において二つは全く違っていた。

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それは体内に含まれる乳酸菌の数。乳酸菌はヤクルトの方が多く含まれているため、ヤクルトはビスコを迫害し、従属させた。

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そんな中立ち上がったのが若きビスコ、ビスコオン•パックス♂。彼は仲間を集め、現状の打開を試みた。

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しかし乳酸菌の数で劣るビスコは束になったとしてヤクルトに敵わない…決起したビスコ達はあっという間に鎮圧されてしまった。

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ビスコオン•パックス♂は満身創痍の中願った。強くありたいと。仲間を守るだけの力が欲しいと…。その願いは母なる乳酸菌に届いた。

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ビスコオン•パックス♂の身体を作る乳酸菌は指導者の証、乳リクス(ちちりくす)を作り出し、乳リクスを身体に宿したビスコオン•パックス♂は、ビスコの指導者ビスコマス•プライムに生まれ変わった。

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偉大なるビスコマス•プライムの誕生にビスコは活力を取り戻し、再び集結し始めた。危機を感じた若きヤクルト、ヤクルトナスは仲間をこぼし、その乳酸菌を掻き集め、仮初めの乳リクスを作り出し、身体に取り込んだ。

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仮初めの乳リクスはやはり完全ではなく、副作用があった。取り込んだ者の乳酸菌を尽くLガゼイシロタ株に変えてしまう副作用だ。それによりヤクルトナスは悪の大帝、ヤクルトロンへと姿を変えたのであった。

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こうして幕を開けたﾍﾟｮでの戦い。戦いは終わりを見せず、現在も続いている。