占星術&異人館村に関するやりとり(暫定版)

35
前へ 1 2 3 ・・ 8 次へ
@tomarin

@korumono あ、物理トリックという視点はもってなかったですね。たしかにそれはあるかも……。

2010-05-31 17:42:27
汀こるもの@探偵は御簾の中 @korumono

@tomarin 心理トリックはその辺、ストーリーでかなりアレンジが効くと思う。

2010-05-31 17:43:25
@tomarin

ドイル島田綾辻二階堂森など、パクリじゃんと思った作品はいろいろありますが、それらと異人館村のトリックの扱いの間に差があるとは僕には思えない。同じトリックかどうかというのは、トリックそのものを見て判断するべきだと思います。 #kinda2

2010-05-31 18:12:05
@tomarin

最後に。読者の物差しで測られて、その人数が多ければ叩かれる、とうのはエンタメとして仕方がない……当然のことだと思うのです。ただ、パクリかどうかを決めるのはそれではいけないんじゃないだろうか、というのが僕の考えるところです。文章はさておき、トリックについては特に。 #kinda2

2010-05-31 18:29:57
MAQ @junk_land

@tomarin トリックの応用/バリエーションかパクリか、という問題に関して。占星術のメイントリックは「紙幣詐欺のアイディア=原理」を死体に応用したのが最大のポイントです。従って同じように「死体を使って演出」した時点で「金田一」はアウト。志の低い模倣と感じます。#kinda2

2010-05-31 18:33:42
MAQ @junk_land

@tomarin つまり、トリックの原理を見極め、それをどう別のアイディアで応用させるか——が、1つのトリックを応用する場合の最低限の作法だと思います。少し例を上げますね。#kinda2

2010-05-31 18:36:31
MAQ @junk_land

@tomarin 「氷でこしらえ、被害者の体内で消える弾丸」というトリックが出現したとします。この場合、トリックとしての原理にあたるのは「消える弾丸」というアイデアです。これを別人が「氷の弾丸で被害者体内の弾丸が消える」という使い方をするのは許されないでしょう。#kinda2

2010-05-31 18:40:28
MAQ @junk_land

@tomarin しかし、この「消える弾丸」というアイディアを、たとえば「岩塩でこしらえた弾丸」「血液を固めて造った弾丸」などに換えれば、バリエーションとして成立します。まあ、あまり上出来ではないけどね(笑)#kinda2

2010-05-31 18:42:25
MAQ @junk_land

@tomarin 「閉ざされた部屋の中の死体」「意外な犯人」「不在証明」……これらは、ミステリの歴史の中で共有され、多くの作家が競って「バリエーション」を創造していくことで、ミステリ自体を発展させてきたトリック原理です。この流れはきわめて健全な進化であると感じます。#kinda2

2010-05-31 18:50:16
MAQ @junk_land

@tomarin 裏返せばこうした原理抽出精製の手間を惜しみ、そのまま使用した「金田一」の作例は怠惰といわざるを得ません。ミステリの発展に貢献せず、ミステリに対する見識、クリエイターとしての矜持を疑います。ミステリを、島田作品を愛していたらできないやり方でしょう。#kinda2

2010-05-31 18:56:24
MAQ @junk_land

@tomarin 以上、いきなりのご無礼、たいへん失礼いたしました。老いぼれ原理主義者の繰り言とて、ご笑納板だければ幸いです。#kinda2

2010-05-31 18:59:11
@tomarin

@junk_land 異人館村はレベルの低いバリエーションだとは思いますが、疑問なのは、原理の見極め方。その方法では(今回は正しそうですが)解釈する人によって変わってきてしまうのではないかということ。合議(あるいは多数決)で決めるのならばありかもしれませんが。 #kinda2

2010-05-31 19:26:45
@tomarin

@junk_land そして、それを言うなら、金田一批判の文言をそっくりそのまま島田荘司や二階堂黎人やコナン・ドイルに変えても成立してしまう気がするんですが、そうしてしまっていいのか、という気がします。 #kinda2

2010-05-31 19:30:47
MAQ @junk_land

@tomarinおっしゃるとおりですね。トリックはしかし、消耗品でもあります。最初の原形となるトリックが生まれ、そこから原理が抽出されて、幾多のバリエーションを生み出される。それが積み重なっていくうちに、そのトリックは、原理ごと消耗していく。#kinda2

2010-05-31 19:34:10
MAQ @junk_land

@tomarin 消耗したトリックは、やがてフリーの状態になる。……うまくいえませんが、版権が切れて使い放題になった状態とでもいいますか。こうなったら、原形のまま多少の味付けだけ変えて使用するのも、さほど抵抗のない状態になってくると思います。ただし、それでも……#kinda2

2010-05-31 19:36:25
MAQ @junk_land

@tomarin メイントリックとして使用したら見識を疑われるでしょうね。あくまでサブトリックとか他との組合せや、彩りで使う。その使い方が総体として新鮮だったりすれば、それはOK。過去の資産を活かし、ミステリの進化発展に寄与しているからです。まあ、それにしたって……#kinda2

2010-05-31 19:40:18
MAQ @junk_land

@tomarin ミステリ界(読者含む)がどう判断するかは別の問題です。その意味では、ギリギリのところで、パクリか否か決めるのはその作者自身であり、作者はそこ(ミステリ界にどうジャッジされるか)も含めて、それを使用するかどうかを判断すべきでしょう。ミステリ界では……#kinda2

2010-05-31 19:43:41
MAQ @junk_land

@tomarin その判断力もミステリセンスであり、ミステリ作家としての資質の一部だと思います。異人館の作者はそれを欠いていた。明け透けな言い方をすれば、くだんの作家さんはミステリを、マンガを、本格読みを「舐めていた」んじゃないかな。こんなもんでおっけーしょ、と。#kinda2

2010-05-31 19:48:40
MAQ @junk_land

@tomarin ドイルや島田さんのパクリ問題について言えば、そのあたりの彼らの判断がズレていなかった、ということなんでしょう。……でも、本がでた当時どんな風に言われたかはわかりませんよね。別問題ですが「アクロイド」だって当時はさんざんペテンよばわりされたわけだし。#kinda2

2010-05-31 19:53:06
MAQ @junk_land

@tomarin 一つ思い出話を(笑)。むかしむかし、島田さんが当方の事務所にいらっしゃったとき、若かった当方は、当時でたばかりだった「夜は千の鈴を鳴らす」の「例のトリック」についてしつこく質問したことがあります。「パクリ」という言葉こそ使わなかったけど……#kinda2

2010-05-31 19:58:10
MAQ @junk_land

@tomarin 要はそれを詰問したに近い(汗汗汗)。なんつーか、怖れを知らない若者よ!って感じで、いま思っても冷や汗ものつか、舌噛んで死んじゃいそうですが、島田さんはそんな無礼千万な質問に実に丁寧に応えてくださった。#kinda2

2010-05-31 20:00:52
MAQ @junk_land

@tomarin なぜ、あそこであのトリックを応用する必要があったか。またどのようにしてバリエーションとしての工夫を施しているか。そして、それがどれほど効果的か。実に熱つぽく、語ってくださった。当時は今以上に筋金入りの原理主義者だった当方は、それでもなかなか……#kinda2

2010-05-31 20:03:18
MAQ @junk_land

@tomarin 腑におちなかったのですが、少なくとも「この人に悪意は1片もなく、本格への愛情と原典への敬意は間違いない」と確信できたのはたしかです。要はそういうこと。パクリでなくバリエーションとしての活用だ、と。作者自身が胸を張っていえるのなら、それはそれでOK。#kinda2

2010-05-31 20:08:09
MAQ @junk_land

@tomarin 月並みな言い方ですが、最後は歴史が決めてくれるんじゃないでしょうか。あーもう、しゃべりすぎですね。駄弁多謝。#kinda2

2010-05-31 20:09:59
ガムおじさん @gm617

たしか1999年以降ですね。自分が読んだコミックスには島田先生に捧ぐという言葉さえなかった……。 RT @tomarin: マガジンコミックよりあとに発売された異人館村には最初のページに『占星術』のトリックを使用していることが書かれており、 #kinda2

2010-05-31 21:48:10
前へ 1 2 3 ・・ 8 次へ