
電子書籍が、紙の本にとってかわるという言説には、そのコンテンツが電子書籍になっても紙の本と同じ影響力があるという幻想が前提に存在していることに最近気がついた。
2010-01-02 22:26:00
どんなに面白いはてブのエントリーも、一ヶ月もすれば忘れ去られる。電子書籍になったコンテンツの消費寿命は、これに似ておそろしく短くなる気がしている。
2010-01-02 22:32:16
もちろん、データとしては残り続けるので、絶版という概念は無い。見た目の寿命は伸びるわけだ。しかし、セールスという意味では、どうだろう。マーケットは恐らく縮小する。こと日本においては。
2010-01-02 22:38:05
現状で流通している電子書籍のコンテンツも、紙の本と一緒に流通しているか、もしくはかつて紙の本だったものを電子書籍化したものだ。コンテンツへの認知については、紙媒体の寿命の長さに依存しているのではないか?
2010-01-02 22:49:48
電子書籍のみで発売されて、ロングヒットを飛ばしているという事例はどれぐらいあるのだろうか。あったとしても、元々の知名度という貯金で売れたにすぎないのでは無いか?
2010-01-02 22:58:12
しかし電子書籍の時代というのも確かに始まっていて、それは紙の本と比べると、世間側の対峙するスタンスが大きく異なっている可能性が高い。
2010-01-02 23:13:17