橋下大阪市長ぶら下がりに対する職員アンケート回答
- akira_mori0120
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本日付の朝刊では、社会面で橋下氏の指示で実施中の市職員労働組合に対するアンケート問題をまとめました。市労連は昨日お伝えしたように、アンケートは思想信条の自由など憲法違反に抵触するとして、大阪府労働委員会に救済を申し立てました。
2012-02-14 13:11:19記事にも掲載しましたが、橋下氏の意向で調査を担当する市特別顧問の野村修也弁護士(中央大院教授)の見解もうかがいました。野村氏は取材にアンケートについて「あくまで第三者的立場で実施するもの。人事権などを握る橋下市長が調査すれば、憲法に抵触する恐れもある」と説明されました。
2012-02-14 13:15:04橋下氏はアンケートに際し、職員向けの説明文書で「任意の調査ではありません。市長の業務命令として、全職員に、真実を正確に回答していただくことを求めます」と求めています。また、取材にも「判例に照らして何も問題ない」と話しています。
2012-02-14 13:17:37市長の「業務命令」とはどの程度の拘束力を持つのか。野村氏は「第三者的立場」との整合性は。野村氏は取材に「強制力のない第三者調査でも真実に迫れるよう、市長はあえて業務命令を発した」と答えています。この問題は引き続き、取材を進めていきます。
2012-02-14 13:19:42大阪市による労働組合アンケート問題では、本日午前にもう一つ、動きがありました。市教育委員会が管轄する市内の教職員に対しても同様の調査を行うか、教育委員たちによる話し合いがありました。
2012-02-14 13:21:45大阪市の職員アンケートについて、動きがありました。大阪弁護士会(中本和洋会長)が、アンケート中止を求める会長声明を出しました。声明では「職員の思想信条の自由や政治活動の自由を侵害する項目がある」「職員の労働組合活動の自由を侵害する項目がある」などと、調査の中止を求めています。
2012-02-14 17:17:59「引き続き取材」と報告した、市職員に対するアンケートについても、橋下氏に直接質問しました。記者の質問と橋下氏の発言を順次ツイートします。 #橋下徹 #維新
2012-02-14 20:52:23記者「(市特別顧問の)野村弁護士は『第三者の調査』と強調されていた。そう考えると、職員に依頼はできても、市長名で強制するのはどうかと思うが、橋下さんはどういうお考えか?」
2012-02-14 20:54:54橋下氏「第三者の調査であっても、調査に応じなさいということはトップの権限だと思う。第三者調査といっても、主体が違うだけで、僕の依頼に基づいてやるものだから。それにちゃんと応じてもらわないと、調査にならないですから。何も問題ないと思います」 」
2012-02-14 20:56:10記者「ただ、調査の中身は、思想信条の自由とか、団結とか、労働組合法に関わる部分も入っていて、第三者(調査)とはいえ、市長が指示するのは法的には問題ない?」。
2012-02-14 20:58:12橋下氏「まだ、違法かどうかは結論出ていないんじゃないですか。大阪市役所の組合問題を解明のためには、これぐらいの調査が必要ということ。明らかな違法行為とかを依頼すれば問題だが、それはまだ意見の相違の範囲内と思います」。 #橋下徹
2012-02-14 20:59:47橋下氏の答えの続き。「僕の責任で野村顧問にお願いをして、市長就任後も色んな組合問題がおきてましたから、一回しっかりと調査をしようと、政治活動の問題も市役所が総括して反省までしているじゃないですか。そういうことを含めてしっかり調査をしようということですからね」
2012-02-14 21:01:39橋下氏の続き。「中身が違法行為があれば、しかるべき手続きで修正されると思います。労働委員会の救済申し立てか、教育委員会での議論なのか、日本の権力機構は権力分散ができているので、僕が一方的にやろうとしても、教委や労働委員会があるわけですからね」 #橋下徹
2012-02-14 21:03:18橋下氏「それは、野村顧問と教委と労働委員会の組合の中で手続きをすすめてくれたらいい。そんなところまでトップが文言までチェックできるわけないので。僕の役割は、労働組合、職員に対して、しっかり実態解明をするようにと号令をかけて体制を組むところまで」
2012-02-14 21:06:28記者「市長側からも(野村氏に調査)データは一切求めないのか」。橋下氏「求めませんよ。しっかり事実関係、大阪市職員と職員組合の政治活動とか、(組合の)人事権介入とかそう言うことに関する実態の解明が出来ればいいわけですから。個別の職員がどうのこうのという調査ではありません」。
2012-02-14 21:09:30橋下氏「それは野村顧問が説明すればいい。僕がそこまで全部集めて出来ないですからね。ただこれは、組織側の論理で進めたらダメなんです。僕は市民の代表な訳ですから。大阪市役所の組合は一体どうなっているんだと、市の職員はどうなっているんだと、純粋に感覚で市民の代表として調査をやっている」
2012-02-14 21:15:41橋下氏の続き。「市民の代表であるという側面から見れば当然の調査ですよ。政治活動についてだって、今まで大阪市役所(職員)の方はそういう認識はなかったと(言っている)。現職の首長選挙の時に、どこまで市役所はそこに影響を及ぼすのか。そこまでの配慮は今までなかったと言っている」
2012-02-14 21:18:52橋下氏の続き。「市民にとっては、これはふざけんなよっていう話なんですから。市民の怒りを代弁して調査をやっているわけですから。もちろんこれ組織側と対立しますけど。まあこれは職員や組合にも、もうちょっと市民の側に立ってよと言いたいですよ。あとは手続きの中で、しっかり進めます」
2012-02-14 21:21:30職員アンケート問題の応答。もう少し続けます。記者「市長、確認ですが、アンケートは市がやっているものですか?野村さんが特別顧問として(外部調査として)やっているものですか?」 #橋下徹 #維新
2012-02-14 22:03:24橋下氏「一緒ですよ。僕の責任でお願いして、費用も市が負担してやっているわけですから、全責任は僕にあります。調査の実務の主体は野村さんがやっているというだけであって、言い合いをしているのも僕ですし、全責任と全権限は僕にあることは間違いないです」 #橋下徹
2012-02-14 22:04:51