たほいやをみんなで遊ぼう！

支部長 @koi_shibucho

広辞苑を使うコミュニケーションゲーム「たほいや」が大変に面白いので部屋をがさごそしていたら、広辞苑（２版）を発見した。しかしこれ発行が俺が生まれるより前の昭和４５年なんやでえ。しかも放送禁止用語的言い回し続々。味わいぶかくてよろしい。

支部長 @koi_shibucho

たほいやは、出題者が広辞苑に載っていることばをひらがなで書き、解答者はそれがどんな意味なのかを考えて実際に書き、かつ、広辞苑の記載が何なのかを当てるゲームです。たとえば「つきじです」ということばが出題されたら、いかにも広辞苑らしい説明を考えるわけですね。

支部長 @koi_shibucho

もともと「たほいや」は１９９３年にフジテレビの深夜番組で放送され、大人気だったテレビ番組です。元ネタはイギリスの貴族などが遊んでいた「ディクショナリー」という遊びのようですね。

支部長 @koi_shibucho

テレビ放送では、松尾貴史、三谷幸喜、森雪乃丞や山田五郎など、各分野の多彩なメンツが競い合い、実に熱くて面白い戦いが繰り広げられました。中でも三谷幸喜が出題した「はむさんど」ということばは、たほいやファンの間では今も語り種になっています。

支部長 @koi_shibucho

「たほいや」の面白さは、まずことば選びの妙があげられます。誰でも一度くらいは辞書のどうでもいいことばを調べたり知ったりして、面白がったりしませんでしたか？ それを“戦略的に”ことばを選ぶわけですよ。ウケ狙い、聞いたことすらないワケのわからないことば、思わずへーってなることば。

支部長 @koi_shibucho

実際のたほいやでは「ちんこきり」「わだちべにおふめん」「おめいこう」などなど、２０年経っても忘れないことばの数々が出題されました。ちなみに、下ネタ（にしか見えないことば）のほとんどは山田五郎が出題していますｗ

支部長 @koi_shibucho

ことばが持つ響きの面白さと、その意味の意外さ。落差が激しいほどたほいや的にはいいことばなんです。「からておどり」がギリシアの数学者とか最高でしょ。

支部長 @koi_shibucho

一方、解答者が解答を考えるのも面白いんです。ひらがなで書かれたことばから、それがどんな意味なのかを想像するわけですよ。漢字で書いたらこうだろうとか、響き的に外国語っぽいぞとかって考えて、「いかにも広辞苑に書かれそうな文体」でその意味を捏造するんです。

支部長 @koi_shibucho

「○○の異称。」「□□の一。」「××をいう。」あたりが広辞苑節ですね。他にも、意味がわからないことはでそのことばの意味を説明するのも、広辞苑にはよくあります。

支部長 @koi_shibucho

「ことばの数だけ、ゲームは続く」。テレビ版たほいやの締め台詞でした。１８年経っても古びない面白さと魅力がここにあります。

支部長 @koi_shibucho

いかにも広辞苑らしい解答を考えるのも楽しいのですが、一方でそこに解答者の個性があらわれます。「この人は長文が好き」とか「やたらとストーリーを書きたがる」とか「すぐに外国人名に走る」とか。それを類推しながら、広辞苑の本当の答えを探し出すのが楽しいんです。

けも @kemo_rin

全ファミ たほいや！ まんたのいけ、あいおもいぐさ、ねこざんまい、ぽんつーん、がっきろん、わぎえ、じゃーたか。はなわほきいち、ごたいふ、もうお、だあん、さっぱさっぱ、とせいがなる。しむら、まんこう、よぐそみねばり、おどもり、おつご、みさみさ #たほいや！

支部長 @koi_shibucho

広辞苑ちょっといい話。「ひでぶ」はないが「あべし」はある。

支部長 @koi_shibucho

３月３日、全ファミゲーム会で「第１回 全ファミたほいやトーナメント」を開催します。優勝商品はまさかの広辞苑？！　深夜放送でハマった人、大高さんの読みに脱帽した人、最近たほいやをはじめた人、広辞苑を持ち歩いてるような人、お待ちしていますー。#ボードゲーム #boardgamejp