「アニメ映画を読む」＠朝日カルチャーセンター新宿とはどんな講座か

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

１）朝日カルチャーセンターで毎月第三土曜日18時から開講しているのが藤津の講座」「アニメ映画を読む」です。１本のアニメ映画を取り上げて、成立までの過程と、その作品の語り口表現を検討して、より深くその作品を楽しむことを目標とした講座です。#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

２）まず確認するのは公開年月日と興行成績。それからメインスタッフの顔ぶれ。そこを踏まえた上で、具体的に作品を検討します。アプローチはケース・バイ・ケースですが、毎回かならずやるのが３幕構成に当てはめてみることです。#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

３）いわゆるハリウッド的な３幕構成に映画の展開をあてはめてみると、その構成からのズレに作品の個性が見えます。構成を守っているから正しい、というような官僚的な判断ではなく、その作品の個性を見るための「定規」としての３幕構成です。#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

４）あと最近挑戦しているのが「情報量の多寡（密粗）」と「セリフなどの意味の生む（シグナルとノイズ」の２軸による四象限で、映画の語り口を検討しようというものです。これは現状手探りでやっていますが。#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

５）もちろん技術的に注目すべき点にも触れますし、企画段階で目指していたものを大きく取り上げるところもあります。そしてそうしたファクトを踏まえた上で、その映画についての「解釈」をいくつか示せれば、と。#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

６）これまで取り上げた作品は『ルパン三世（VS複製人間）』『うる星やつら２　ビューティフル・ドリーマー』『銀河鉄道の夜』『機動戦士ガンダム　逆襲のシャア』『サマーウォーズ』『千年女優』などなど。10年から始まっていますのでそれなりの数に。#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

７）講義ではかならず数ページあるレジュメをお渡ししています。そこに書かれているファクトはちゃんと覚えてほしいなーという気持ちと、決しておやすくない受講料なのでちゃんと形になるものをお渡ししたいという気持ちの産物です。#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

８）毎月やっていますので、今なにをやっているか知りたいときはここで　http://t.co/UGLRbr1q　講師名を藤津で検索すればすぐわかります。検索結果から予約ができます。#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

９）これまでの講座のまとめ。@nonojinahito　さんが個人的に受講録をまとめてくださってます。それを見ると、どんな内容か想像がつくかもです。http://t.co/sJZwmLrM　　#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

0）この連投はもうちょっとこの講座のことを多くの人に知ってもらおうと思ってつくりました。アニメ映画を取り上げるだけでなく「アニメブーム」「アニメにおけるリアル」などのテーマを設ける番外編もあります。　#aniyomu

藤津亮太／7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』（ちくま文庫） @fujitsuryota

11）#aniyomu　は「アニメ映画を読む」のハッシュタグです。（僕もよくつけわすれるけど）「アニメ映画を読む」の話題をする時には使ってもらえるとうれしいです。興味を持った方はお友達お誘いの上、受講していただければ。　#aniyomu