シンポジウム「グローバル化の中のJポップとメディアの役割」後半

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藝大音環 毛利研 @geidai_5

さてさて、後半のシンポジウム始まりますよー。タイトルは「グローバル化の中のJポップとメディアの役割」でございます。

2012-02-18 15:33:38
藝大音環 毛利研 @geidai_5

改めまして登壇者は、毛利嘉孝さん、☆Taku Takahashiさん、経産省の三原龍太郎さん、プリンストン大学の真鍋乃裏子さん、そしてJ-MELOプロデューサーの原田悦志さんです!!

2012-02-18 15:35:58
藝大音環 毛利研 @geidai_5

毛利さんからそれぞれの登壇者について簡単に説明してます

2012-02-18 15:36:47
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さんによるJ-MELOの紹介から

2012-02-18 15:38:12
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:J-MELOは2005年10月スタート。当時は海外に日本の音楽を配信することに対して消極的なアーティストも多かった。リスナー層も不明瞭。7年後に拡大したファン層を把握するため調査を実施。

2012-02-18 15:39:37
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:J-MELOでは日本の音楽の〈多様性〉に着目。日本には世界の音楽が集まり、様々なエッセンスが凝縮されている。ジャンルを横断して水平的なプログラムの発信を心がけた。

2012-02-18 15:41:04
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:J-MELOは北米からスーダンまで幅広い視聴者層を抱えている。番組へのリアクションは1万5千通以上。SNSは管理が難しくまだ使用していない。

2012-02-18 15:42:49
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:コール&レスポンスを心がけた番組づくり。世界の視聴者のニーズに応えつつ、ラーメン好きにラーメンだけを出し続けるようなことはせず、日本の音楽の多様性を伝える。

2012-02-18 15:44:04
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:世界に点在するJ-POPファンを連結させる。音楽は善し悪しではなく、まず好き嫌いで判断されるので、短い時間で「好き」になってもらうことが重要。視聴者の参加企画も積極的に実施。

2012-02-18 15:45:44
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:「いきなり世界デビュー」といったアーティストを発掘する企画も。視聴者を観客・プロデューサー・アーティストとしてフィーチャー。

2012-02-18 15:46:59
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:メール・写真・音声・動画で視聴者の声を集める。言葉がなくても写真があればファンの顔はわかる。世界各国の〈ありがとう〉や〈愛してる〉を集めた曲作りも。日本の歌を歌っている動画も募集。

2012-02-18 15:48:09
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:日本の音楽は本当に人を幸せにするのか?音楽の命は「口」にある。音楽のルーツは口承。聞き手の幸せは、いい曲の発見と共有にある。世界の日本の音楽ファンは点在しているので、J-MELOがハブになって彼らを点から線へ、線から面にしたい。

2012-02-18 15:50:02
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:音楽家の幸せとは何か?ホイットニーは自分の歌で幸せになったのか?夢が持てない社会では才能は育たない。懐メロ番組しか見られなくなる可能性もある。音楽家が夢を語ることが大切。

2012-02-18 15:50:53
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さん:J-MELOは世界各国でロケを敢行し、直接ファンやアーティストと交流している。ネットが発達しても直接的なコミュニケーションにまさるものはない。音楽を共有して可能性を広げていきたい。

2012-02-18 15:51:50
藝大音環 毛利研 @geidai_5

原田さんからの発表は以上です!

2012-02-18 15:52:08
藝大音環 毛利研 @geidai_5

毛利さん:J-MELOはぜひウェブサイトを見てほしい。非常にインタラクティブな作りになっている。テレビは国と一緒にできていったもの、国民のことが考えられているもの。その上で、J-MELOでは興味深いアプローチがなされている。 ぜひ!!→ http://t.co/s5oJc3MX

2012-02-18 15:53:25
藝大音環 毛利研 @geidai_5

三原さん:精神的本業はアニメを見ること(w)、アニメを中心とした文化研究と、経産省での業務を行っている。子供のころアメリカにいた体験から、「異邦人」としての感覚を強く持っていた。2007年に改めてアメリカに行くとだいぶ感じが変わっていた。日本のイメージはポップなものに?

2012-02-18 15:57:52
藝大音環 毛利研 @geidai_5

三原さん:そうした経験・研究と、現在の「クール・ジャパン」戦略とは近いものがあって仕事となっている。日本の文化が体現しているようなライフスタイル、価値観といったものが世界に広まる、染まっていくと良いことだと考えている。当然、その過程でお金も!

2012-02-18 16:00:27
藝大音環 毛利研 @geidai_5

三原さん:日本のコンテンツ・作品は面白い、ということがあるから興味をもたれている。それは強みなので、その点は忘れてはならない。ハリウッドとかとはその点で違うと感じられる。

2012-02-18 16:01:40
藝大音環 毛利研 @geidai_5

三原さん:ファンのネットワーク、コミュニティをどう捉えてつなげていくのか、お金を発生させていくのか、重要な問題

2012-02-18 16:02:11
藝大音環 毛利研 @geidai_5

毛利さん:三原さんのアニメオタクとしての面をよく知ってる(w)

2012-02-18 16:02:41
藝大音環 毛利研 @geidai_5

真鍋さん:電気製品・メディア産業のアナリストをしていたが、大学院に入って英米圏・様々な地域のポピュラー音楽研究などを中心として活動している。日本の音楽のサブカルチャー、特にヒップホップやレゲエの社会的構造を研究対象としている。

2012-02-18 16:04:56
藝大音環 毛利研 @geidai_5

真鍋さん:たとえば、日本のヒップホップでは、日本語でライムを踏みやすいようにシンタックスを変更することで対応している。アクセント、シンコペーションの一を位置を変更するというテクニックが存在する。「日本らしさ」というものを彼らがどのように利用し、表現しているのか。

2012-02-18 16:08:52
藝大音環 毛利研 @geidai_5

真鍋さん:ヒップヒップのDJたちは「日本らしさは折衷主義である」と考えている、といったことをインタビュー調査を通して検討している。他にも、トラックを譜面に落とすことで、リズムのズレのテクニックを検証したり。

2012-02-18 16:15:32
藝大音環 毛利研 @geidai_5

真鍋さん:アメリカの講座では、JPOP好きな学生は日本のアニメやゲームのファンが多かった。東洋系アメリカ人が多く、そうしたファンは非常に少数なのではないかと感じる。そうした状況をパロディにしたアメリカのコメディ番組の例(すごい面白いwww) 

2012-02-18 16:19:26
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