『マイケル・サンデル 究極の選択 お金で買えるもの 買えないもの』についての私の選択
- scidreamer
- 5195
- 0
- 0
- 1
(1)NHK『マイケル・サンデル 究極の選択』を見ました。テーマは「お金で買えるもの、買えないもの」です。サンデルさんが市場原理について斬り込んでいました。
2012-02-20 01:05:41(2)第1の選択「大雪の時に雪かき用のシャベルの値上げをするのは正当か?」。参加者の発言の中で最も的を射ていたと思ったのは、「市場原理の下で値上げをするのは可能、しかしその企業は信用を失うだろう。」という解答。企業は利益追求だけでなく、社会的貢献も求められるということでしょうか。
2012-02-20 01:10:44(3)次の選択「自然災害で水不足の時、水の値上げは正当か?」。先の似ていますが、全く状況が異なりますね。私の解答は、水というインフラが少ない時は皆に平等に配給する。ここで行政の役割は本当に重要になるでしょう。市場原理の出る幕なしです。
2012-02-20 01:19:58(4)次の選択「民営の消防会社が会員以外の家を消火しないのは正当か?」。消防を民営化するのが間違っています。消火活動をしたら対価を払うシステムにすればよい、とかもダメです。どちらにせよ民営化すればお金の無い人の家は火事になっても消火してもらえません。それは酷い話です。
2012-02-20 01:26:00(5)選択「学校の成績に応じて賞金を払うのは是か非か?」。仕事の場合は他人の為に働き、その対価にお金をもらいますが、勉強は他人の為になる事ではありません。自分の為でしかないのです。勉強を頑張って、将来他人の役に立ったら、報酬を受け取るべきです。教育は無償化されるべきだと思いますが
2012-02-20 01:33:39(6)選択「代理母契約は正当か?」。私は代理母は臓器提供と同じようなものと考えます。故に代理母出産自体は禁止されるべきではないです。しかし、臓器売買が禁止されているように、代理母契約を利潤目的に利用すべきではありません。代理母制度は臓器バンクと同様、公的機関が管理すべきかと。
2012-02-20 01:40:29(7)選択「兵役をお金で代わってもらってよいか?」。これも市場原理を導入すると、貧乏人ばかり苦しむ結果となりますね。志願兵で済む間はともかく、徴兵制が必要な時は皆で平等に負担をするべきでしょう。もちろん、男女の差異は認められるべきですが。男に子どもは産めませんからね。
2012-02-20 01:46:08(8)最後にサンデルさんの言葉「市場が全てではない。市場原理が善い生き方を損ねない方法を皆で話し合う必要がある」。私の選択も正答ではありません。なにせこれは「究極の選択」。皆さんの意見・感想を聞かせて頂けると嬉しいです。
2012-02-20 01:50:17