【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:公害訴訟から原発訴訟をずっとやってきた弁護士。もんじゅ訴訟、六カ所など。学生時代、原発建設ラッシュ。メディアには載らないが各地で農民、漁民や学者が動いていたことをみた。
2012-02-25 09:02:36【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:社会党の専属のような事務所に務める。当時、社会党は原発を盛んにやっていた。宮崎のウラン濃縮工場建設の訴訟でデビュー。そのご、もんじゅ、六ヶ所、浜岡、2Fの再循環ポンプ損傷事故の運転再開差し止め訴訟。1FのMOX訴訟など。
2012-02-25 09:08:18【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:1F事故の話。放射能は五感では感知不能。放射能は回収、回復不能。どの程度の被曝なら安全か?これはいつまで経っても答えはでない。しかし政府は原発稼働に当たって国民には年、1mSv以下というのが約束だったはず。これが守れなくなっている。
2012-02-25 09:13:29【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:原発訴訟。行政訴訟と民事訴訟。前者は原発の施設に関して。後者は人格権(個人の健康や生命)に基づく。法律の話。
2012-02-25 09:17:26【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:原発を止めるにはどうするのか?という話。原子力安全委員会が許可しない。立地自治体の首長が拒否するなど。
2012-02-25 09:22:00【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:伊方原発の話。最も初期に提起された原子力訴訟。92年、敗訴。判決日さえ知らされず記者会見もできなかった。酷い判決。判決文すら読む気もないくらい。安全審査の目的、違法性の判断基準など正しいことも書いてある。
2012-02-25 09:27:18【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:もんじゅ裁判の話。勝訴の写真。完全勝訴をもった青年。海渡さん達の訴訟仲間の息子。亡くなる数日まえまで訴訟に立ってた。こんな人たちが活動していたことも全然知らされなかった。
2012-02-25 09:31:40【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:2005年、最高裁で逆転敗訴。この判断が福島事故をもたらすひとつの大きな判決だと思う…と。その後再審請求も却下。
2012-02-25 09:34:55【原発を裁判で止めるには】原子力訴訟、敗訴の歴史なんだなぁ…。浜岡の話。耐震安全指針、国が安全を認めてもいないのに裁判所が安全と認めた訴訟。
2012-02-25 09:41:30【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:BWRの制御棒のシステム、再循環ポンプの話。どれも非常用電源があろうがなかろうが地震があれば危ない。さらに外部電源の脆弱性。非常用電源も同じ。訴訟で斑目さん、「そんなことは起こりえない。そんなことを考えてたら何もできない」と証言。
2012-02-25 09:45:43【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:非常用電源の軽油タンク。配管がちゃちなもの。こんなのが地震でが耐えられる訳がないと主張し続けた。柏崎の写真。地盤、めちゃくちゃ。ものすごい段差。その差25cm。
2012-02-25 09:48:31【原発を裁判で止めるには】うーん、海渡さん達の主張の通りのことが福島で起きてしまったということなんだ。これだけの根拠を受け付けない日本の司法っていったいなんだろう…。石橋克彦さん、「この判決の誤りは自然が証明するだろう」と。
2012-02-25 09:53:59【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:浜岡判決。ここまで危険性を立証できたしあとで検証しても間違いはなかった。福島と同型の原子炉、土地的特徴、福島と酷似。違う判決が出てれば福島の安全性を改善てまきたかもしれない。この司法判断の罪は大きい。
2012-02-25 09:57:47【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:労災の話。年100msvというが労災認定されてるのははるかに低い線量で認定を受けてる。100mSvで安全なんていえるわけない。
2012-02-25 09:59:36【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:1F事故で政府が市民に隠したこの。メルトダウン、SPEEDI、20mSv以下は安全と。どれも危険を察知して逃げることをさせなかったこと。市民に余計な被曝をさせたこと。
2012-02-25 10:09:58【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:決定的だったのはSPEEDI隠し。いろんな言い訳はあるが少なくともどちらからどちらへ風がふくということはわかったはす。保安院は原爆168個分の放出をみとめたがそれでも過少じゃないのか?海洋汚染ははいってない。
2012-02-25 10:12:56【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:20msvに科学的根拠はない。今、福島で健康調査。福島ではこの病院以外では疫学調査はできないことになっている。これにはすごく問題と考えている。
2012-02-25 10:16:05【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:日弁連の提案。福島には避難したし人、そこにとどまりたい人、どちらもいる。これは個々の判断。その判断するための情報を流すべき。それで残りたい人には除染を、避難する人には支援を。こういう制度を作っていかなければならない。
2012-02-25 10:20:55【原発を裁判で止めるには】海渡雄一:ストレステストに関して。法的根拠はない。判断基準がしめられてない。保安院は共犯者…あ、ついていけない…(泣)
2012-02-25 10:23:18