第7回マチナカレッジ3限目選択A 宮本健真氏~産地と繋がる料理人が提案する 「食」で地域を盛り上げる講座~
産地直送野菜を使いたいけど、コストなどがネックで使えないとお悩みの飲食店の方にオススメの講座。【マチナカレッジ:2月25日】http://t.co/62HDwvm2
2012-02-20 12:36:40マチナカレッジで宮本けんしんさんの、産地と繋がる料理人が提案する「食」で地域を盛り上げる講座を受講しに来ましたヽ(^0^)ノ http://t.co/pLERi7Pe
2012-02-25 15:03:29「実はイタリア料理ってありません。明治維新の頃までそれぞれの小さな独立国があったから各地方に個性的な食材と文化、料理があるんです」と宮本さん。
2012-02-25 15:09:18「十年前に実家のイタリア料理店、山鹿にあるイタリー亭にもどってきました。ところが食材に個性が打ち出せないことに気がついて地元の食材を使うように。農家のおばちゃんを待ち伏せしてお願いしました」
2012-02-25 15:11:08「06年にリストランテ・ミヤモトを熊本市に開店。水俣で循環型の農業やってる澤井さんと運命的な出会いをしました」 http://t.co/fjHYsDxU
2012-02-25 15:12:51「最初から地産地消を目指したわけではなく、よりおいしく、より安全にと求めた結果、そうなりました。地元のものを使えばいいだろう、では甘えも出る。まずは美味しいという基準が必要です」
2012-02-25 15:15:08「自分の足で各地を回って生産者さんを訪ねたけど、休日は木曜だけなので行ける場所が限られていた。自分の足で回って直接自分の目で見ることが大事」
2012-02-25 15:17:11「自分の基準で信頼できる生産者さんを増やしていくと同じ人参でも産地で味が違うことに気づくようになった。脇役だった野菜を主役にできるような、食材を全面に押し出すシンプルなメニューを作るように変わってきた」
2012-02-25 15:20:41「産地にいくと生産者さんが笑顔で迎えてくれる。この人たちとともにあゆみたいと思うようになった。自分一人ではみんなを支えることはできないので、料理人の仲間が必要。」
2012-02-25 15:24:21「各地に料理人仲間ができて、そこでも食材をとってくれるようになった。重要なのは知識を独り占めせず共有すること。生産者さんも仲間も喜ぶ相乗効果ができてくる。独善に陥ることもない」
2012-02-25 15:26:07「料理人と生産者だけでは甘えが出てきて発展しないので、それ以外の立場の有識者を巻き込んで行く。それが私が会長をしているアルチザンクラブ」
2012-02-25 15:27:32「料理人を顕彰する料理マスターズに選ばれ、メディア露出が増えて色々なお話が来ました。小山薫堂さんプロデュースでイルケッチャーノの奥田さんと組んでイベントもしました」 http://t.co/7qGbTJ54
2012-02-25 15:37:17平成23年度 料理マスターズ 宮本 健真
http://ryori-masters.jp/winner/winner2011_miyamoto.html
顕彰対象
イタリアの地方都市で、地方色を個性として営業する高級レストランで修業した経験を生かし、熊本らしさを魅力とするイタリア料理を提供している。熊本という環境を改めて見つめ直し、熊本の豊かな自然や大地と共生して自然農法、有機農法に取り組む生産者を発掘。食材購入に加え、より付加価値の高い食材に育て上げるための支援、アドバイスも展開し、共存を図ってきた。
休日には県内各地の農家を訪ねて歩き、地域の料理人や生産者たちとの勉強会や情報共有にも取り組み、熊本の食文化向上にも寄与している。