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XENOGLOSSIA(真性異言)とEVANGELION(福音)に始まる『新世紀エヴァンゲリオン』と『アイドルマスターXENOGLOSSIA』の照応関係の話

タイトルの通り。 エヴァエヴァ言われるゼノグラですが、具体的にどこがどう、というのをキャラクター配置に主眼を置いて話してみました。
アニメ エヴァ アイドルマスターXENOGLOSSIA XENOGLOSSIA
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きっかけの概論。

北守 @hokusyu82
ロボット自体が謎であるという問題意識において、Xenoglossia=異言、と、Evangealion=福音、が、キリスト教会においてどのような緊張関係を保ってきたか、を考えてみるのおもしろそう。でもちょうめんどい。
北守 @hokusyu82
全然別の問題意識だけど、ロボット自体が謎である、という物語構造がエヴァによって開始されたとするならば、エヴァは人類のアレゴリーなのだから、ほんとうに謎なのは人類である。同様に、XENOGLOSSIAにおいては、idolが謎であるのはアイドルが謎であることのアレゴリーである。
北守 @hokusyu82
このアレゴリー構造において、エヴァが主題としたのは起源の問題(エヴァが人類の模倣なのか、人類がエヴァの模倣なのか)であった。他方でXENOGLOSSIAが問題とするのは起源ではなく、idolとアイドルの交感についてである。
北守 @hokusyu82
つまり、エヴァがロボットとの合一をイデア-ミメーシス関係によって果たそうとするのに対し、XENOGLOSSIAにおいてはそれを交感によって果たそうとする。
北守 @hokusyu82
となれば、エヴァとの合一において父の権力とは原因でもあり結果でもある、ということになるが、そのようなトートロジーを否定するのがXENOGLOSSIAといえよう。つまり、XENOGLOSSIAでは権力による合一は全て失敗し、跳躍によってのみそれが可能になるのだから。
@endlessfamine
@hokusyu82 ロボット自体が謎であるという物語構造が開始されたのはエヴァではなくイデオンでは。イデは人類の業のアレゴリーなので本当に謎なのは人類の業であり、イデオンの主題は人類の業からいかに解脱するか。それはイデオンの破壊によって達成され、イデと人類は解脱により合一する。
@endlessfamine
@hokusyu82 ロボット自体が謎であるという物語構造は、石川賢『ゲッターロボ號』も外せないはずです。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s
@hokusyu82 エヴァによって開始された、はまあ言い過ぎだけどね。そっちに寄せた方がカッコイイロボットアニメになるという観念が圧倒的に一般化した、くらいかな。
北守 @hokusyu82
@endlessfamine @kaolu4s 「開始された」は筆が走りましたね。そこは(かっこいいという)モードをつくったでひとつ。それでも論旨かわらないとおもうので。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s
@hokusyu82 @endlessfamine 今につながるモードを推し進めた、くらいじゃないとやっぱり安全でないで。
@endlessfamine
@kaolu4s @hokusyu82 「今につながるモードを推し進めた」は妥当でしょうね。イデオンやゲッターロボは、ガイナックス作品に影響を及ぼしてはいても、作品自体ではエヴァほど現在のシーンに強い影響力があるわけではないですし。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s
@hokusyu82 @endlessfamine ま、そのロボ謎起源問題はさておき、エヴァとの合一が父の権力云々はもーちょい噛み砕いてほしいかな。
@endlessfamine
@kaolu4s @hokusyu82 あ、それは僕も同感です。具体的に言うと碇ユイと初号機の関係をどう位置づけるかが気になります。
北守 @hokusyu82
@kaolu4s @endlessfamine たとえば、エヴァはグノーシスでるというクリシェあるじゃないですか(本来のグノーシス理解がどうかという点において必ずしも同意しないのだけれど)。それは、エヴァはヒトになぜ似てるのか(あるいは逆)という問が、どちらかがどちらかに似せて…
北守 @hokusyu82
@kaolu4s @endlessfamine …つくったからだ、という説明で解決されるからです。俗流グノーシス理解によれば、そこで父との和解とは…であって、父権制神話とはしかるに…となるわけだけど、エヴァについて考えてみると父権的なものと和解するためにシンジはエヴァを解釈した…
北守 @hokusyu82
@kaolu4s @endlessfamine …ともいえるし、むしろ和解のためにまず父-子の父権的な類似を設定し、その確信のためのエヴァ(福音)を必要とした、ともいえるわけですよね。だから、父権的なものは原因でもあり結果でもあるといえる。
北守 @hokusyu82
@endlessfamine @kaolu4s となれば、エヴァにおける父と母の二項対立(とされているもの)は実は存在せず両者は共犯関係にあるのであり、救済そのものが何か煙にまかれたような歯切れの悪さを生んでいるのはそれが理由じゃないかと。そのオルタナティブとしてゼノグラシアが。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s
@hokusyu82 @endlessfamine なるほど、初号機や人類補完計画のビジュアルの母性をある種のフェイクと読むのね。碇ユイというのはシンジにとってはゲンドウの恋人以上ではない、という読みか。
北守 @hokusyu82
@kaolu4s @endlessfamine あーそうともいえるかも。父権制神話における女性的神格の役割をこなしてるだけにすぎない、とか。
@endlessfamine
@hokusyu82 @kaolu4s なるほど、確かにシンジ-初号機-ゲンドウの関係のみに絞ればそう読めますね。ユイが後景なのもそうだし。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s
ゲンドウ自身がユイに母性を見ている節ってのが考えてみればそもそもまったくないよね。ユイがゲンドウを子供扱いしていたと仮にしても。
北守 @hokusyu82
XENOGLOSSIA=異言を読解できるのは、記述されたものしか読解できない大人たちではなく(だから彼らは勝ち逃げできない)、書かれていないものを読む交感能力を持った者であり、それを持った者は誰か?idolとの類似によってアイドルである、とされるのか。

もうちょっと具体的なエヴァとXENOGLOSSIAの照応関係の話。

ますたあ陽太郎4s @kaolu4s
んで。XENOGLOSSIAはエヴァで最も濃密に娘だったミサトを母の娘の千早と父の娘のあずさに分割して母性と父性を各個撃破ですよ。父の娘のミサトと母の娘のアスカって対比はあったはずなのにうやむやになりましたね、そういえば。
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コメント

enua @nrknbnyyyy 2012年2月28日
ヱヴァンゲリヲン新劇場版の公開前に既に放送されていた「新世紀エヴァンゲリオン 新テレビシリーズ『アイドルマスターXENOGLOSSIA』」だったんですよ