文壇クラスタ用語集

みうら @tpotaisetsu

最近フォローした方が増えたので　日常私が呟いている小林とか青学とかの説明をすべく　今から荒ぶります

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あおがく【青学】青山二郎を校長とする文学道場、青山学院のこと。某学校をもじって大岡が命名。仲間の作品を批評し合いめきゃくちゃこき下ろし本人が泣いてもやめないという酒と涙の鬼道場。

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あおこば【青小】青山と小林。青山は小林の骨董の師匠で一から教えてあげてた。青山のもとにはタダ飲み目当てのおおくの人が夜に遊びに来たが、小林だけは昼間から遊びに来たという。青山は「迷惑を掛けられても全然迷惑じゃない、むしろ嬉しい奴」みたいなこと言ってる。一時期ほぼ毎日一緒にいた。

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あおてつ【青徹】青山と河上のこと。青山はのちにお金が無くなってきて多くの友人が離れてゆき小林とも喧嘩するが、河上との交流は尽きなかった。「河上こそが青山の本当の理解者と思うのだが」って野々上慶一がいってる。

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あおやま【青山】（ジイチャン）青山二郎のこと。装丁家。小林秀雄の骨董の師匠、そのものずばりを見抜く能力に長け、唯一小林を泣かせることができた人物。資産家の息子でお酒や遊び等のお勘定を持ってくれるのでみんなたかりに来るし青山も気前がいいのでみんなの兄貴分でお世話をした。らしい。

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いす【椅子】室生犀星が、萩原朔太郎と岡本潤の言い合いを喧嘩と早とちりして椅子を振り上げて朔太郎に加勢しようとした中央亭騒動から、人に怒られそうな時に差し出しておく言葉。用例：「さくたろペロペロ（椅子）」

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いぶせ【井伏】井伏鱒二のこと。争い事は大嫌い、釣りが趣味で将棋が強い。青学のなかでもうまく逃げるので小林に「あの鳩ぽっぽめ」と言われる。

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うますみ【生ますみ】太宰治の代表作『人間失格』の一節「生まれてすみません」の略。てへぺろ☆のノリでうますみ☆と使うのがミソ。用例「はやく小林と河上結婚すればいいのに（うますみ）」

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おおおか【大岡】大岡昇平のこと。小説家。代表作『俘虜記』青山学院では年少の癖に勇猛果敢に噛み付いて行きめちゃくちゃにやられる斬り込み隊長。

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おわあ【おわあ】萩原朔太郎の詩「猫」の 一節「『おわあ、こんばんは』 『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』 『おわああ、ここの家の主人は病気です』」から、自主規制や反省の意の表現とし使われる言葉。用例：「こばやしの（おわあ）を（おぎやあ）したい///」「さくたろhshs（おわあ）」

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かまくら【鎌倉】多くの文士たちが住んだ夢の土地。こばちゅうのロマンチックデートも小林と島木君のわくわくどきどき骨董デートもすべてがここに！ちなみに小林のうちは山の上の方にあって坂がかなりきついので大岡に「エスカレーターつけましょうよ」と言われていた。（ＮＨＫ朝の訪問にて）

みうら @tpotaisetsu

かわかみ【河上】（てつ、てつたろ）河上徹太郎のこと。批評家。代表作『日本のアウトサイダー』小林秀雄の幼馴染、無口なのをいい事に聞き役にされる。お酒が飲めなかった。草食系。青山学院の叩き上げ教師。大岡に「小林の父性、河上の母性」と評される。せんりさんが詳しい。

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こうきゅうなゆうじょう【高級な友情】小林の文学を批判した安吾の「教祖の文学」に対し、青山が独自の小林論「小林秀雄と三十年」を発表、この時小林が青山に宛てた礼状「大変高級な友情の表現がある」という言葉から。府女子裁判の際に覚えて置くと便利なフレーズ。例：高級な友情だからセーフです！