ホールボディ ストロンチウム カウンター?
これ、ロシア語のアルファベット書き直しの英語読みだと、キシュティムじゃないかと思いますが、いわゆるテチャ川のものですね。 #ICRP111
2012-03-02 23:30:23そして、テチャ川。これは、1957年のソビエト下での核事故のこと。チェリヤビンスク40という機密核都市でプルトニム工場が爆発。TNT換算で70−100トンくらい。(結構大きい) #ICRP111
2012-03-02 23:56:19テチャ川での事故はソビエト統制下だったので、長らく秘密にされていましたが、これは、結構ひどくて、300キロくらいの汚染地域を作っています。1万人の移住、26万人が汚染地域に居住。Sr90が40MBq/m2以上のところに住んでいる1154人を含め、#ICRP111
2012-03-03 00:01:30(テチャ川)10万人が、Sr90が70kBq/m2以上のところに住んでいる。初期に避難した人は、平均外部被曝170mSv、内部被曝1500mSvとか言っているので、これチェルノブイリよりひどいですね。作業員こそ死亡していますが、住民はここまで被曝していない。 #ICRP111
2012-03-03 00:06:36(テチャ川)避難していない人たちの30年間の総被曝は、Sr90が40-70kBq/m2のところで、20mSvあたり。 #ICRP111
2012-03-03 00:07:43(テチャ川)この場合の特殊なのは、発電用原子炉ではなくて、プルトニウム工場であったので、飛散した核種が違う。Ce144, Zr95, Nb95, Sr90なので、結局この場合問題になっているのはSr90みたいですね。で、その量は桁違いに高い。 #ICRP111
2012-03-03 00:09:15ヒィッΣ(・□・;)RT @buvery: (テチャ川)10万人が、Sr90が70kBq/m2以上のところに住んでいる。初期に避難した人は、平均外部被曝170mSv、内部被曝1500mSvとか言っているので、これチェルノブイリよりひどいですね。作業員こそ死亡していますが、住民は
2012-03-03 00:10:33ここでは住民の健康調査などの話に全く触れられてないんですが、調査自体はあったのでしょうか(テチャ川) @buvery #ICRP111
2012-03-03 00:12:55(テチャ川)日本の例で行くと、Sr90の汚染は高くてもせいぜい50-100Bq/m2。ところが、1000人程度、40,000,000 Bq/m2以上のところに住んでいる。だから、これは、ストロンチウムばかりの核事故の例です。#ICRP111
2012-03-03 00:13:45(テチャ川)先生からのご質問ですが、2007年に論文が出ていて、低線量WGの時に紹介されていました。若干の健康被害が出ているという話。無茶苦茶ではないが、統計的には有意な差、という話だったと思います。RT @J_Tphoto: #ICRP111
2012-03-03 00:15:51(テチャ川)結局、ICRPはpub 103で集団実効線量を放棄したといいつつ、何をしたいのか、という話です。話としては簡単、LNTによれば、20man Svで一人死ぬことになるから、65人相当が癌で死ぬという話。RT @J_Tphoto: 集団実効線量 #ICRP111
2012-03-03 00:17:55これはもうちょっと高いかと思います。「環境放射線データベース」なんかを見ると600Bq/m2とかあります。まあそれでもテチャ川と比較すればあれですが(^^ RT @buvery 日本の例で行くと、Sr90の汚染は高くてもせいぜい50-100Bq/m2。
2012-03-03 00:18:00そうです。論文は2007年だったと思います。ソビエト体制下で情報が統制されていたから事故そのものもあまり知られていませんでした。RT @J_Tphoto: こちらの4ページでしょうか。(テチャ川)http://t.co/KGimTexB @buvery #ICRP111
2012-03-03 00:23:42参考資料 テチャ川とその放射線影響 http://t.co/T6TS7rc2 正直、この事故の健康被害は軽微とはとても言えない気がするので、「そこで人が住んでいる」ことを安心材料ととってはいけないです。 #ICRP111
2012-03-03 06:36:53昨日も述べましたが、テチャ川の事故は、原発事故ではなく、プルトニウム生産施設の事故で、ストロンチウム90が主体です(福島の長期影響はセシウムが主体)対策を立てる上ではこれは悪夢ですね。RT @leaf_parsley: #ICRP111
2012-03-03 07:44:07テチャ川の事故はSr90で100PBq = 100,000,000,000,000,000 Bq規模です。(パセリさんの引用サイトの推定では70PBq) チェルノブイリでは推定10PBq、福島の事故では推定0.14PBq規模なので、ストロンチウムが今回少ない。 #ICRP111
2012-03-03 07:55:16このサイト、Sr90をWBCで測ったなど書いていますが、この筆者根本的なところで間違っているのではないでしょうか。 RT @leaf_parsley: テチャ川とその放射線影響 http://t.co/c5bgyGu7 #ICRP111
2012-03-03 07:59:15昨日も書いた通り、テチャ川での初期被曝(避難させられた人たち)では、Sr90の外部被曝170mSvとか内部被曝1.5Svとか結構やばい話をしています。福島の場合、一般住民では、Csの被曝で多い人が数mSv 少ない人は測れないくらい。#ICRP111
2012-03-03 08:03:25福島でのストロンチウム被曝は、セシウムとの比率が、せいぜい1%、実効線量係数がセシウムの5倍であることを考えて、セシウムの被曝の5%以下、程度だから、1mSvなど絶対にいかない規模ですね。テチャ川のストロンチウム事故とは違う。 #ICRP111
2012-03-03 08:05:20やはり、このphoswich detecterを使った特殊なWBCはテチャ川の事故対策で1974年に開発されたものです。http://t.co/AHJXM2DQ #ICRP111
2012-03-03 08:57:09