「目の前のことにベストをつくす」プロフェッショナル 立ち上げプロデューサーの仕事の流儀とは
続いてNHKエンタープライズ有吉さんの講演はじまります!「表現の想像、そこで学ぶこと」。#JCEJ
2012-03-03 12:10:10NHKにディレクターとして入って番組づくりをしてきました。最初はファミリーや若者向けの番組をつくり、クローズアップ現代やNスペをやったり、その後プロジェクトXの企画と立ち上げ。サラリーマンNEOの企画をしたり。今日は現場と同じような話を。 #JCEJ
2012-03-03 12:13:50企画とかを考えるときによく思い出すことばがあって、それを紹介します。ひとつは、「この企画はこれこれの理由であたらないという話がよくでるが、この企画をやりましょうという声がでない。」こういうものが当たりますというのは、方程式化できない、わからない。#JCEJ
2012-03-03 12:16:00打席にたって思いっきりふらないとホームランは打てない。こういうことが、企画ということには強烈にあると思います。 #JCEJ
2012-03-03 12:16:53もうひとつ印象に残ったことば。「マーケティングから企画はうまれない。企画をマーケティングから考えたらだめ。」数字の鬼だったので、ショックを受けた。#JCEJ
2012-03-03 12:18:58多くの人にみてほしいから、マーケティング調査を参考に頼りにして、縛られる。でも、良い企画は作り手の情熱からしか生まれない。マーケティングはもっとみてもらうために企画を修正するもの #JCEJ
2012-03-03 12:20:32テレビ番組だけじゃく、ウェブサービスもそうだRT @jcejinfo: 多くの人にみてほしいから、マーケティング調査を参考に頼りにして、縛られる。でも、良い企画は作り手の情熱からしか生まれない。マーケティングはもっとみてもらうために企画を修正するもの #JCEJ
2012-03-03 12:24:12NHKで「プロフェッショナル仕事の流儀」などの番組を手がけたプロデューサー有吉さんのお話。マーケティングから企画は生まれない、視聴者は自分が見たいものを分かっていない。いい企画は、作り手の意味のない情熱からしか生まれない、と。 #JCEJ
2012-03-03 12:22:17有吉さんが企画したプロジェクトX。どういう風にはじまったのか。番組編成の改訂のときに、ニュースを10時に映すということがきまって、9時に新たな番組の枠が生まれた。全テレビ局に新番組の提案を出せと募集があった。 #JCEJ
2012-03-03 12:22:38そのとき、クローズアップ現代の責任者という役割になったばかりだった。企画会議の締め切りの日の朝になんにも企画を考えていなくてまずいなと思って、朝電車の中でどうしようと思ってたまたま電車の広告がアポロVTR全10巻。そこで、プロジェクト。 #JCEJ
2012-03-03 12:24:59なんか出さなくてはいけないと思って5分で10行かいた。無名の人のドラマがあります、というようなことを書いた。その企画書を出して、もうちょっとちゃんと書くことになったのが番組のスタート。 #JCEJ
2012-03-03 12:26:15たまたま、編成の人に、おもしろい、可能性があると思ってもらえた。これを元気がない日本人を励ますプロジェクトにしてくれ、といわれて「無理です」といった。#JCEJ
2012-03-03 12:28:09このようにいいかげんに始まったということもあり、戦略的に考える時間的余裕もなく毎週やっていくことで精一杯。やっていく中で、プロジェクトXのスタイルになっていった。#JCEJ
2012-03-03 12:30:35走りながらやる。どっかでもみたようなwRT @jcejinfo: このようにいいかげんに始まったということもあり、戦略的に考える時間的余裕もなく毎週やっていくことで精一杯。やっていく中で、プロジェクトXのスタイルになっていった。#JCEJ
2012-03-03 12:32:25なにが言いたいかというと、今の番組を目指していたわけじゃないし、当たるだろう、こうすれば受けるだろうと思っていたわけではない。目の前にあることをやっていった。 #JCEJ
2012-03-03 12:31:34正直、いろいろ計算してできていなかった。会社をネタにしたサラリーマン NEO。見知らぬディレクターとばかりやるのはプロデューサーとしてどうかなと思ったので、たまたま結婚式の司会がうまかった、後輩にお願いした。 #JCEJ
2012-03-03 12:38:29ワンダフルライフ、偉人伝を企画した。お笑いはあふれていたが、その人の人生の面白いエピソードをコントにするのはどうか、と。芸人を押さえる人脈がなかったが、学生時代に小劇場の裏方をやっていた時の友達が唯一の知り合いだったので、お願いした。#JCEJ
2012-03-03 12:41:57最初にやったのはカルロスゴーンのコント、それを生瀬勝久がやっている。生瀬勝久は大学時代の知り合いで、唯一知っている芸能人だった。 #JCEJ
2012-03-03 12:45:49シュールだ!全然受けなかったらしいが、見てみたいRT @jcejinfo: 最初にやったのはカルロスゴーンのコント、それを生瀬勝久がやっている。生瀬勝久は大学時代の知り合いで、唯一知っている芸能人だった。 #JCEJ
2012-03-03 12:49:21コントというジャンルはあるが、役者がコントをやるのは新鮮だった。コント的な番組はNHKにもあったが、カメラは必ずステージの外だった。オーソドックスな番組のとりかただった。#JCEJ
2012-03-03 12:43:48たまたま、ドラマのカメラマンがそのコントをとってくれた。普段ドラマをやっている人なので、いい感じだった。わけのわからないワンダフルライフをやったことから、次の展開が生まれた。 #JCEJ
2012-03-03 12:44:30ワンダフルライフはそういう番組だったから、まあダメなんですが、サラリーマンNEOの最初はパイロット版を作っただけだった。でも、いつも同じようにパイロット版から番組に繋がっていくパターン #JCEJ
2012-03-03 12:47:15チーム作りについて藤代さんから話してくれと言われていたので、その話を。番組をつくるのはいままで責任なかったけれど、プロフェッショナルはプロデューサーだったので決めるの大変だった。すいませんという感じ #JCEJ
2012-03-03 12:48:23企画をやることになってから放送までの期間は限られている。チームをつくって、ドキュメンタリーを毎週つくるということに正直足がすくんだ。 #JCEJ
2012-03-03 12:50:25