- windycatter
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ロボットが「意識」を持つのはどの段階か? そして持つことそのものが出来るのか? というのは古くからある「問い」の一つだけど、どうも考えるに「それは来ない」のではないかと最近は思うようになった。
2012-03-04 02:14:33「意識」が人間の中でどのように発達していくかというと、そこには絶え間ない「なぜ」が関与している。問いと答えの連鎖によって、人間は世界と自分を知っていくのだ。つまり根本的な部分で「問い」が必要なのだ。
2012-03-04 02:17:12そしてその「問い」を、そもそも自分から望んで生まれてきたわけではなく、根本的な部分で「自分が生きていることの意味」を知りえない人間は、本能的に持ち続けている。
2012-03-04 02:19:16一方ロボットは、人間が「ある一定の目的のために」開発したもので、その存在の根幹に「意味」があり「答え」がある。つまり「世界と自分を規定しつつも問い続ける」必要性を持ち合わせる必要がないのだ。となれば意識は遂に生まれないのではないか。
2012-03-04 02:22:26@junkamiya 考えてみると、ハカイダーもキカイダー抹殺という唯一無二の目的を失ったことで、初めて己はなにか? という意識を得ますね。
2012-03-04 02:26:03@masakiwachiex あ、そうでしたね! こちらはキカイダー側のことからつらつらと考えていたんですが、ハカイダーのその辺りも象徴的ですね。。キカイダーって人間寓話として、何かその辺非常によくできてると思います。
2012-03-04 02:28:30@junkamiya キカイダー=ジローの「意識」も、良心回路の不全から来ているわけですし、そのあたりは筋が通ってますよね。テレビと原作、ごっちゃにしちゃいましたが。
2012-03-04 02:34:05@masakiwachiex 最後に「服従回路」を加えられ、相互矛盾が生まれることによって「より人間らしくなった」というあたり、最近になって改めて唸ってしまいました。
2012-03-04 02:36:09@junkamiya いきなり結論をぶっこんでしまいますけど、結局、不完全に生み出されたものへの愛情みたいなことなんですよね、石ノ森先生のロマンティズムは。
2012-03-04 02:38:01@masakiwachiex そうなんですよ。それこそデビュー作の二級天使から。その辺の作家的一貫性ってのは何というか素敵です。で、不完全への悩みが「思春期的青さ」を常に内包していて、みずみずしさに繋がっていると思います。
2012-03-04 02:41:25@junkamiya ピグとかチョロ坊はある意味【突然変異】ということで。((((((((^_^;)(ちょっと人気がなかったアニメは爆死アニメだから褒める人の気がしれない。という意見読んで凹んでます)
2012-03-04 02:33:42