モーニング島田編集長の「向いてる向いてないというのはやはり大事」という話について(続編)
元ネタ
モーニング 島田英二郎編集長
向いてる向いてないというのはやはり大事。でもふと、最初講談社に入ったとき、研修で「編集者に大事なのは”男芸者”と”マイペースでなくユアペース”に徹すること」と言われて「うわー! 向いてねえ商売選んじまったなあ!」と強烈に思ったことを思い出した(笑)。(この項続く)
2012-03-04 12:05:19実際その後もしばらくはいろんな人から「あんたはこの商売向いてないよ」と言われたもんだ。某大作家先生からは「編集はサービス業なんだよ! お前はまずファミレスでバイトして笑顔の勉強からしてこい!!」と怒鳴られたこともあったな。(続く)
2012-03-04 12:06:08でも、今になってつくづく思うのは、編集者なんて商売は1000人いたら1000通りでいい商売だったのね、ってこと。漫画家もそうでしょう。っていうか、漫画家のがもっとそうなはず。(続く)
2012-03-04 12:06:39「編集に向いてる人は?」と聞かれたら「編集に向いてそうにない奴」って答えてもいい。そういう奴のが今までとはちょっと違った仕事する編集者になれる可能性がある。ただ「可能性」があるだけで、その可能性は低いので、そこにかけるかどうかは本人次第。(続く)
2012-03-04 12:07:12つまり「向いてる、向いてない」は自分で決めなさいってこと。人の意見も参考にはするべきだけど、やっぱ「そんで私自身はどう思ってるの?」ってことで最後は決めるべきです。……それがむつかしいんだろうけどね。(続く)
2012-03-04 12:07:41「他人の意見」ってやつはあくまで他人の意見です。続けるのより辞める決断のがむつかしいでしょう。でも「あきらめる」というのもひとつのチャレンジで、決して恥じるようなことじゃないと思います(続く)
2012-03-04 12:08:06会社員は向いてなさそうだけどダラダラ続けて最後に「なんだったのかなあ」とボーっと人生を振り返る、という選択肢があるけど、フリーの表現者は厳しい世界なのが現実です。とりあえず以上。
2012-03-04 12:10:39