下村氏に代わって、民間事故調の歪みを告発する事にした　#脱原発

連係プレイって怖いよね

Ａ君が、Ｋ君についての事実を、ネガティブに歪めて事実だよ。と書いて、公表。
Ｂ君が、Ｋ君は悪いやつだ！Ａ君が書いたとおりだ！

Ａ君に突っ込めば、事実を書いただけと言い訳。
Ｂ君に突っ込めば、Ａ君が書いた記事を読み上げただけだと言い訳。

見事な連係プレイですよね。
これ、別に学校のイジメの話じゃないですよｗ
普通に、マスコミで行われている事です。

で、今回の民間事故調の手口も同じです。そもそも、民間事故調、あれ、理事とか構成員がマスコミ関係者ですからねｗ
資金源も公表されてませんしねｗ
胡散臭すぎます。

民間事故調関係者　まあ、まず間違いなく理解して黙認しています

この現場にトップが口を出さないという国際基準。これ、単純に欧米のマネージメント基準でしかないですよね？ｗ
下村氏が指摘している、石地蔵と化した部下を、リーダーだった菅氏が叱咤するのとでは、まったく訳が違います。

情報来ない。部下が動かない。なら、トップが動くのは当たり前です。そもそも、事故調の状況に対する評価が間違っています。

下村氏が指摘しているのは、菅氏がもう少し怒気を孕んでいなければよかったというだけの話です。

事故調関係者のツイットについては、関連的まとめでどうぞ。理解するつもりの無い人に、丁寧に説明する予定は一切無いです。

責任逃れは許すべきではない

この連係プレイや作業分散による責任逃れは、五十五年体制の頃から、延々と官僚マスコミなどの間で行われている事です。
そして、これらの責任逃れが、いままでの悪政の大部分を構成しているといっても良いです。
対応の遅さ、返事が来ない、デタラメ発言。ぜんぶ、元を正せば、こういう無責任体制です。

なので、ネットで可視化された範囲では有りますが、今回は下村氏に代わって、多少過激に指摘させていただきました。

関連まとめへのリンクへのリンク

連係プレイの罠　と　霞ヶ関話法

そもそも、テクスト（文章）ってのは、文学者なら知っている事ですが、ソレ単体では完成していません。
読み手と読み手のバックグラウンドが、読書のたびにテクストと化学反応を起こすことによって、完成します。

で、世の中には二種類の文章の書き方があって、ひとつは学術論文のようにテクストの受け取られ方のベクトルを極限まで絞る方法と、もう一つは、テクストの受け取られ方のベクトルを極限まで拡散させる方法があります。

後者を採ると、文章は読み手によって全く違う解釈が可能になります、で、まあ、こういう書き方をするとエーコ先生あたりにアホと一蹴されそうですがｗ

行政文書や学術文書で、そういう文学的手法を使ったモノを、私は霞ヶ関話法と読んでいます。

簡単なところだと、両論併記＋ネガティブ所感とポジティブ所感を混ぜた文章でしょう。引用部分によって、如何様にも結論付けれるように書いてある文章です。

航空機や自動車の事故調査なら、それもアリかもしれませんが、今回は政治闘争の絡んだ話です。そいう手合いのもので、これを行えば、まさにただのペテンといえるでしょう。

責任追及する気あるの？と、小一時間問いたい。

悪いのは誰？

まあ、ぶっちゃけ、悪いのは上のブログに書いてある通り、官僚を庇っているマスコミです。

しかし、連中がそう動く事など、すこし政治を理解している人間なら、居眠りしていても分かる事です。

なのに、どちらにも解釈できるような報告書を上げている段階で、この民間事故調査委員会とやらが、どれだけ連中に肩入れしているかが、良くわかります。

この意見が強引と見える貴方。あなた方は、すでに連係プレイによる無責任体制の罠に陥っているといえるでしょう。

これからの時代。中立は無責任でしかないのです。学術や取材による分析調査の段階までは中立もアリでしょう。
しかし、それを公表する段階では、今の情報化社会では、中立は無責任にしかなりえないのです。
その事を、現代人はまず理解すべきでしょう。

情報ハブって意味では、事故調もtogetterも同じ

別の事例のまとめですが、大変似ており、参考になるので、掲載しておきます。

良く似ていますね。関係者の証言を集めた報告書。と関係者のツイットを集めたtogetter

どちらにも、情報バイアスは絶対に掛かります。で、今回、マスコミと民間事故調が仕掛けた手口というのが、このハブを二つ以上かませる事で、情報操作を行うという手口です。

責任追及もかわせるし、安全に所定の意図を完結できる点で、効果絶大です。

しかも、後付でバランス取りの訂正をしても、完成した情報操作にさして傷が付かない点も優れていますｗ