グリッドパリティに達する太陽光発電

太陽光発電は欧州では、グリッドパリティ(電力会社の電力価格と同等のコストになること)に到達しつつある。日本では、人口の減少等とから電力の需要が減ることが予想される中、再生可能エネルギーは伸びていくだろう。未来においてもはや原発が占める場所はない。
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Eiji Sakai @elm200

太陽光発電が完全なグリッドパリティに到達する時点を日本では2030年に設定しているのに対して、欧州では実際に2017年には到達する勢い。13年も差があるのは、どう考えても日本の政策の失敗だろう。 / “環境技術 記事ランキング(2):…” http://t.co/LlORPBKd

2012-03-05 05:55:02
Eiji Sakai @elm200

イランの輸出停止で原油価格が高騰。上等だ。太陽光発電のグリッドパリティがその分近づくからだ。再生可能エネルギーが化石燃料を大きく代替する20年後くだらない地政学的制約から解放されるのかと思うと胸熱だな。 / “NY原油:9カ月半ぶり高…” http://t.co/6562lZ8S

2012-03-05 05:59:55
Eiji Sakai @elm200

太陽光発電のコスト低下の限界は、いまのところまだ見えていない。グリッドパリティに達した後も、継続的にコストが下がっていく。他の全てのエネルギー源もつられてコストが下がっていく。人類の歴史を塗り替えるエネルギー革命が20年以内に起ろうとしているのに日本人はボケッとしすぎじゃないか?

2012-03-05 06:04:15
Eiji Sakai @elm200

原発を抱える地方自治体は、いちど事故を起したらどうなるのか、よくよく考えてほしい。20年以内に太陽光発電のグリッドパリティが確実な現在、原子力は歴史的役割を終えた。勇気をもって廃炉へ一歩踏み出してほしい / “原発事故:福島県の人口4…” http://t.co/XmsJEYCK

2012-03-05 06:11:05
Eiji Sakai @elm200

そもそも、日本は人口減と製造業の減少と在宅勤務の増加により、電力需要がこれから減るのは確実なのだ。そこに再生可能エネルギーの大幅な増加が見込まれている。向こう20年を考えたら原発が不要になっていくのは必然(過渡期に一時電力需給が厳しくなるのは理解できるが)。

2012-03-05 06:15:07
Eiji Sakai @elm200

一部の論者がいまだに推奨する原発は、私の中では完全に終わっていて、もう論じる価値もない。それより関心が高いのはいつ太陽光発電が化石燃料を代替するようになるのか、ということだ。ここには大きな夢がある。

2012-03-05 20:27:09
Eiji Sakai @elm200

再生可能エネルギーの中でも、私は太陽光発電が一番好きだ。これが環境負荷が一番低いからだ。発電コストはまもなくグリッドパリティに達するのは間違いない情勢だ。唯一の欠点は広大な土地を必要とする点だが、日本でも隙間空間(屋根/工業団地の空き地等)を活用すれば大きな問題ではあるまい。

2012-03-05 20:29:17
Eiji Sakai @elm200

発電コストが下がるにつれて、エネルギー源の電力へのシフトが起こる。分かりやすいのは電気自動車の普及だ。化石燃料への需要が減り価格が低下する。素材価格も低下するだろう。モノの価格下落に拍車がかかることになる。

2012-03-05 20:34:29
Eiji Sakai @elm200

仮に太陽光発電のコストが他の発電方法に比べて大幅に安くなった場合は、社会構造が自体がそれに合わせて変化する可能性すらある。たとえば電力を大量消費する種類の工業生産は主に太陽の出ている昼間だけ行われるようになるかもしれない。そういう形での実質的な「蓄電」が行われるかもしれない。

2012-03-05 20:38:26
Eiji Sakai @elm200

エネルギーは消費に関して共有が不可能な典型的な「モノ」の一種であり、モノであるがために価格メカニズムが極めてうまく働く。カネの面目躍如である。太陽光発電の発電コストが突き抜けて安くなった場合、価格メカニズムによって多くの資源の代替が連鎖的に発生し新しい経済体系を作り出すだろう。

2012-03-05 20:43:48