「復興支援 ノルウェー水産機器フォーラム」@南三陸町(2012年3月6日)
3/6-3/7 宮城大主催、復興支援ノルウェー水産機器フォーラム~水産物輸出国に転換したノルウェー水産業から学ぶフォーラム~ 、講演「ノルウェー水産業が辿ってきた道と現在」(中山圭介氏・ノルウェー大使館 )、ノルウェー水産機器プレゼン他 http://t.co/aVVASIWF
2012-02-28 12:57:14世界の水産物輸出国に転換したノルウェー水産業から学ぶフォーラムです。資源管理を周辺国と協力しながら行っていおり、漁業の効率化に取り組んでいるところがポイントかなぁ~と思います。 / “【復興支援 ノルウェー水産機器フォーラム】開催(南…” http://t.co/VUwJUuvM
2012-02-28 16:36:37建築雑誌3月号の2-3頁に復興まちづくり推進員の活動報告が掲載されました。Webでも見られます。昨年末に書いた内容ですので若干状況の変化もありますが、是非感想をお聞かせください。でもこんなに頭の方に掲載されると巻頭言みたいで恐縮しまくり。 http://t.co/ZMBFyogM
2012-03-05 13:56:43今日は南三陸町へノルウェーの方々に来ていただき水産業の復興を考えるフォーラムに参加します。水産物輸出、世界第二位のノルウェーからみんなで学び合い、どういう成果をもたらすことになるでしょうか。http://t.co/aVVASIWF
2012-03-06 08:28:37フォーラム第1日目、開始
復興支援ノルウェー水産機器フォーラム(南三陸町ホテル観洋)がはじまりました。主催者宮城大学大泉一貫(震災復興計画策定委員長)より挨拶。小国の水産業が世界の中心になったノルウェーの強さの秘訣とは。ノルウェーの豊かさ、水産業の合理性、流通の仕組みついて今日は直接教えてもらいたいと
2012-03-06 13:40:57ノルウェー水産業が辿ってきた道と現在。30年前は衰退産業だった漁業。しかし現在、小さな町でも先端産業と漁業が融合している状況に。どうして変わったのか?周囲の環境が変化し自分達の役割を変えざるをえなかった。科学根拠への信頼や良い考えを素直に受け入れる意識変化が理由である
2012-03-06 13:47:14MMC 社 http://www.mmctendos.no/
水産機器メーカー各社のプレゼンテーションへ。まずがMMC社から。ノルウェー水産業の自動化について紹介。徹底した資源管理と地道な技術革新。さば漁巻き網漁船(全長80m、3600t)。RSWという冷却システム(一定温度の確保)、氷を一切使用していない採った魚を保存。
2012-03-06 13:53:33スキッパーという船長に相当する役割が重要。クルーのラウンジは超快適なルーム環境。ソファでくつろいでいる。個室にシャワー室環境も整っている船もある。魚/海水分離器ポンプは、いかに魚を傷つけないで吸い上げることができるかが重要。
2012-03-06 13:57:12RSWの操作はタッチパネル操作。海水を冷却循環することで魚の温度をマイナス1.5度まで4時間で冷やす。魚が魚槽に入っている様子もモニタ管理。採った魚の重要などデータはすぐにモニタに表示される。サンプルの魚も自動的に生きたまま検査室に送り込まれる。
2012-03-06 14:01:42漁船から工場へ魚を移送するときも、真空ポンプでもって、魚を傷めないように魚と水を一緒に配管を通す。漁獲情報は自動的に集計されるため、鯖を読むことができない。そして資源管理の徹底につなげる。このように漁船が機械化している
2012-03-06 14:05:15一方陸にある工場に移った鯖は、ローラー選別機にかけられサイズ分けされる。この機械で1時間で最大40tの選別能力がある。即、ラッピング作業へ。鯖の計量やパッケージ、凍結も殆ど機械化されている。こちらはoptimar社のもの。これらもタッチパネル操作。
2012-03-06 14:10:41凍結のエネルギーロスも少ない。翌日には魚をマイナス25度まで冷凍。ここからの移送はフォークリストで。フォークリストの動線計画を入念に考えられている。ノルウェーの鯖は殆ど輸出へ。これらのラインは日本でも使われているとのこと。
2012-03-06 14:15:04MMC社、セールスマネージャー、スタイナー・トービック氏から。MMCは漁業のためのテクノロジー(加工、冷却・冷凍等)を提供。研究開発に力を入れている点が特徴=イノベーション・ノルウェー、科学者との連携、継続した技術革新。ここらへんは、ノルウェーの方々から良く聞く話。
2012-03-06 14:21:01MMC社のラインナップ。フィッシュポンプ(真空ポンプで)、魚/海水分離機、冷却海水循環装置、海水冷却機(RSW)、ローラー選別機など。陸上工場、陸上運搬の設備についてもノウハウを持っている。復興では魚の品質管理が重要であると考える。
2012-03-06 14:33:26Optimar 社 http://www.optimar.no/
optimar(オプティマール)社のセールスマネージャー、ガイヤー・オトロ氏より。氷につかって魚を冷やすはもう古いし無駄が多い。ノルウェーでは人件費が高い(時給2000円から5000円)ので必要に迫られて技術革新をすることに。バンド掛け器、パレット積器、ラック積器などなども。
2012-03-06 14:45:03凍結スペースを節約できるプラスト凍結工場。これはゴンドラ式収納庫でフォークリスト移送をしない省エネも考慮した工場。空調効率も向上できる。サーモンもつぶさないでふっくらしたまま冷凍できるシステムもある。当然、ニーズに沿ったシステム開発も提供できる
2012-03-06 14:48:39三陸の漁業がどうかはわからないけれど、うちの実家のほうでノルウェーのように大規模なものは難しいような気がする。とはいえ、もちろん今のままでもいけないし、このような科学的根拠をもった効率性も取り入れていかなければ衰退の一途をたどるだけだ
2012-03-06 14:47:00