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フラッシュファイト・ラン・キル・アタック #3

翻訳チームによるサイバーパンク・ニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」リアルタイム翻訳 (原作:Bradley Bond-san & Philip Ninj@ Morzez-san) ニンジャスレイヤー公式ファンサイト「ネオサイタマ電脳IRC空間」 http://d.hatena.ne.jp/NinjaHeads/ ニンジャスレイヤー「はじめての皆さんへ」 http://togetter.com/li/73867
ニンジャスレイヤー
alohakun 67294view 1コメント
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  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 12:11:49
    (「イヤーッ!」サイサムライは流麗なブリッジを繰り出し回避!そして掌にも仕込まれた車輪を駆動!ブリッジ姿勢のまま、滑るようにタタミ三枚分間合いを取る!「乱心したか?いや、違うな」回転しながら起き上がり、サイサムライケンを構える。「憑依か!エーリアス=サンだな?油断ならぬ奴」)
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 12:17:48
    (「実際油断し過ぎだな、ゴーゴン=サンは!俺のジツを知りながら、あんなノリノリになっちまうンだから。何かやってくるって考えなきゃ」ゴーゴン(エーリアス)はカラテを構えた。「しかし、こんな気持ち悪い奴でも、やッぱ男のニンジャの身体は調子イイぜ……慣れてるからな!」)
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 12:18:30
    第三部「不滅のニンジャソウル」より:「フラッシュファイト・ラン・キル・アタック」 #3
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 12:33:17
    「"調子に乗っている奴から負ける"。ミヤモト・マサシのコトワザだ。つまりそれがゴーゴン=サンであったわけだ。だが、お前もそうだ。エーリアス=サン」サイサムライは抑揚の少ない電子増幅音声で言った。ゴーゴン(エーリアス)は一笑した。「じゃあ、その真偽、試してみろよ」 1
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 12:38:16
    両者の実力差は明白。サイサムライが強い。エーリアスは自覚していた。つい威勢良くしてしまっただけだ。エーリアスのジツはそう万能な代物ではなく、接触による憑依はただ触れば済むというものではない。ゴーゴンは熱中のあまり、言わばニューロンのファイヤーウォールを疎かにしたのだ。 2
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 12:45:51
    このサイサムライはどうか?残念ながらその手の油断は期待できまい。「かかって来いよ!俺にはまだまだ手の内があるぜ、えッ?石になるのかな?お前みたいな鎧野郎でもさ!試してみるか?」ゴーゴン(エーリアス)はまくし立てた。実は、石化能力を彼がそのまま使えるのか、彼自身にもまだわからぬ。3
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 12:55:49
    彼が憑依身体の力をどれだけ引き出せるか。彼自身も理解しきれていない複雑なルールがある。ジツがニンジャソウル由来のものか、カラテ由来のものか。あるいはエーリアス自身の経験、ワザマエ。単に相性の問題。ジツだけでなく、身体能力、格闘能力においても同様だ。この身体はどうか?アタリか? 4
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:05:58
    「俺は挑発には乗らぬ男だ」サイサムライは冷たく言った。そしてサイサムライケンの鍔のダイヤルを操作する。「サイミネウチモード」と合成音声が発した。サイサムライケンの刃が格納され、いわば鋼の棒となった。「え……ミネウチ?」「イヤーッ!」ローラーが駆動!斬りかかる! 5
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:17:29
    「イヤーッ!」降り抜かれるケンをゴーゴン(エーリアス)はブリッジ回避!さらに床を転がって逃れようとするが、サイサムライはローラー制御の驚くべき速度で方向転換を済ませていた。「イヤーッ!」転がるゴーゴン(エーリアス)にケンを叩きつける!「グワーッ!」 6
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:22:19
    脇腹を打たれたゴーゴン(エーリアス)は苦悶!「イヤーッ!」さらに振り下ろされる強打!「イ、イヤーッ!」ゴーゴン(エーリアス)は咄嗟に床を稲妻めいた速度で這って逃れる!コワイ!(畜生アイツ……ミネウチだと?殺さないつもりなのかな?だけど、あんなもので叩かれ続ければ実際死ぬ……)7
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:26:09
    ルール5……憑依体が激しく負傷すれば、恐らくエーリアス自身にも深刻なダメージがあり、ホームポイントたるイグナイトのニューロンにも危険が及ぶ!シュイイイ、音を立ててサイサムライが追う。ゴーゴン(エーリアス)はサーバーラックの角を曲がり身を隠そうとした。だが、サイサムライもハヤイ!8
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:31:58
    「イヤーッ!」加速しながらの危険なケリ・キックがゴーゴン(エーリアス)を襲う!「イヤーッ!」ゴーゴンは匍匐から瞬時に跳躍し、サーバーラックのさらに向こう側へ這い逃れた。(この身体、なんて気持ち悪いニンジャだ!だがおかげで助かった。慣れてきたぞ)エーリアスはしめやかに潜む。 9
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:37:24
    (考えろよ……アイツは少なくとも殺す気では来ていない。仲間のセンチメント?ありえねえ。ビジネス?もう少し……このゴーゴンを殺さない理由があるんだ、ああそうだ)エーリアスは黙考した。(こいつのジツだ……石化?ああ、思い出せ!そうだ、こいつの石化毒の原理を探らなけりゃいけねえ!)10
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:39:48
    エーリアスはこめかみを押さえ、ゴーゴンの混濁したニューロンへ潜行する!身体記憶情報の断片の泥濘がエーリアスの意識を取り込む……! 11
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:44:20
    一方、ゴーゴン(エーリアス)を見失ったサイサムライであったが、彼は全くの平静であった。右腕サイガントレットの内側にあるUNIX制御装置を素早くプッシュする。ビボバボバボ。「サイ索敵システム」合成音声が小さく告げる。コーン!ソナー音がサイサムライの身体から放射状に発せられた。 12
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:48:06
    ソナー音が周辺情報をサイサムライのニューロンへ送り込む。さらに赤外線による識別情報。さらにはサイ兜の半月型アンテナから発せられる索敵電波が天井を反射。これらの索敵行為が短時間で行われた。サイサムライは離れたラックの下にゴーゴン(エーリアス)をあっけなく発見!13
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 13:54:40
    ナムサン!エーリアスは現在マインド潜行中だ!無防備に過ぎる状態!ウカツ!「これがまともなイクサならば、お前は五回ほど俺に殺されている」サイサムライは腰に装着したサイフラッシュパンを取り、ラックの下に投げ込んだ。FLAAAAASHH!閃光が炸裂!下から悲鳴!「グワーッ!?」 14
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 14:04:03
    転がり出たゴーゴン(エーリアス)の腹を、サイサムライケンの先端部で油断なく押さえつける!「グワーッ!」ゴーゴン(エーリアス)は苦悶し痙攣!「クソ、ヤバイ!」さらに一際強く痙攣!その後ぐったりと動かなくなった。「……」サイサムライはゴーゴンの身体を足で押し、裏返した。無反応だ。15
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 14:07:47
    彼は素早く踵を返し、サイローラーシステムを再起動した。シュイイイイ!床を滑る!通路をドリフトしながら高速移動!そしてガラス張りのオペレーターセクションへ突入!UNIXに屈み込み何らかの操作を行っていたナンシーを、手加減したミネウチで一撃!「イヤーッ!」「ンアーッ!」16
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 14:15:36
    床に倒れこんだナンシーにサイサムライはツカツカと近づく。シュコーパタン。シュコーパタン。不気味な呼吸音。「ナンシー・リー。何をやらかした」「う……」椅子に後ろ手に縛られた姿勢で石像と化したニンジャスレイヤーは、この絶対絶命の光景に虚ろな目を向けている。万事休す! 17
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 14:22:15
    キュイイイ、サイサムライのサイアーマーの継ぎ目がオレンジに発光した。「ハッキングか?ちと時間が足りなかったな」サイサムライはUNIXモニタを一瞥する。違法プロキシサーバー施設の地上階の地図が表示されている。「ナンシー・リー。ニンジャスレイヤーの殺戮の陰にお前の暗躍有り」 18
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 14:34:36
    「過大評価ね」ナンシーは無理に笑った。サイサムライはナンシーの首を掴み、起き上がらせた。「ゴーゴンにお前を好きにさせる事は無い。安心せよ」サイサムライは言った。「お前もニンジャスレイヤー同様、アマクダリの小僧とは因縁浅からぬ間柄であったはず。お前の身柄で追加報酬が期待できる」19
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 14:40:40
    「どうかしら」とナンシー「一度しか面識の無い赤の他人にカネを出すかしら?」「それはラオモトが決めるだろう」サイサムライはナンシーを床へ倒し、UNIXに向き直った。モニターにカラーバーが映っている。「何?」ブガー!ブガー!ブガー!照明が激しく点滅!「何?」「間に合ってたのよ」 20
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 14:47:25
    「ハッタリを。一瞬でそんな事ができるわけがない」ブガー!ブガー!ブガー!ナンシーは口の端を歪めて笑う「あいにく、元の施設管理者が味方だと、色々できるのよね」彼女はフロッピーを振って見せた。「あらかじめ作ってあったの。物理キーと同じ、挿せば済む」ブガー!ブガー! 21
  • ニンジャスレイヤー @NJSLYR 2012-03-08 14:52:53
    「ウヌッ……これは」ビボバボビボボボ、サイアーマーのオレンジの光が点滅、異音が漏れる。ブガー!ブガー!「早くどうにかしないと、外部に違法プロキシサーバーの情報を送信しちゃうんじゃない?マッポが来るかもしれない。大丈夫?」「バカな事をする。お前もただでは済まんぞ。捨て身か」 22

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