日本神話語り 中巻

こんばんわ! 胤義様の神話語りをまとめました! 古事記に併せて神武天皇~応神天皇です。 上巻 http://togetter.com/li/261009 下巻 http://togetter.com/li/276820
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三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

そうだな、応神天皇の子の継承争いで、大雀・宇治のタッグが勝利し、二人が譲りあっているうちに宇治が死んでしまって、大雀が継ぐことになったんだな。今日の話は新羅。先代の神功皇后の御世で日本に従属した国の一つだ。新羅国にアグ沼という沼があって、そこの辺りに身分の低いオナゴが寝てたのだ。

2012-03-11 23:07:05
三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

寝ていると日光が虹色に輝いて、そのオナゴを照らしたのだ! そしてオナゴが目を覚ますと、なんと妊娠していたのだ! これが古事記に先立ち700年前に西洋であったという、受胎テロか! すぐそこの高麗まで受胎テロ被害が及んでいたとは……日本も気を付けねばな。

2012-03-11 23:12:05

ちなみにこの虹色の太陽が差していたのは例によって【成り成りて成り足りない部分】です。

……大股開いて寝ていたと言うのでしょうか。

三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

でたまたまその受胎テロの瞬間を見ていた男がいてな、奇妙に思い行動をストーキングしていると、そのオナゴが赤い玉を産んだので、それを貰って常に腰に巻いていていたのだ。 この男は農民でな、牛に仲間たちの弁当をくくりつけて畑を耕しに向かう時、新羅国の王子と出くわしたのだ。

2012-03-11 23:17:05

まぁ、詳しく言及はされてないですけど……

どう考えてもこの男が犯人ですよね!!

三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

王子は言った「お前はなんで牛に食物を背負わせてるんだ! さては殺して食べるつもりだな!」 出た! お坊ちゃま発想の言いがかり! 男は「ただ仲間たちの弁当を運んでるだけです」と弁解したが、許してもらえずに牢に入れられそうになったのだ。そこで腰に巻いていた赤玉を差し出したのだ。

2012-03-11 23:22:05
ヤマトタケルbot @ymatotakeru_bot

お坊ちゃまってホント変な発想するよね☆やっぱ育ちかなぁ……で、キミはどうしてボクを見るの?8(・∀・)8【小碓命】 RT bot_miura9: 王子は言った「お前はなんで牛に食物を背負わせてるんだ! さては殺して食べるつもりだな!」 出た! お坊ちゃま発想の言いがかり!

2012-03-11 23:28:29
三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

赤玉というのは、当時とても高級感のある宝玉でな、王子は男を許し、赤玉を持ち帰ると、寝所に飾った。すると赤玉が美女となったのだ! 王子はそのオナゴと結婚して妻とした。そして妻は王子の為に毎日それはそれは美味いなめこ汁を作ったのだがな、王子は傲慢な態度で、常に妻をいじめたのだ。

2012-03-11 23:27:05
三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

そんなだからそのオナゴは「私はあなたの妻となるべき女ではありません。故郷に帰ります」と言って、日本の浪速にやってきたのだ。王子はそれを聞いて追ってきたが、海が荒れて浪速には入れずに、但馬国に停泊した。そしてそこに留まって、そこの長である但馬俣尾の娘など、多々妻を娶って子を成した。

2012-03-11 23:32:05

受胎テロの犯人は例の男だとして、この赤玉は生まれた女の子とする……。しかし何故浪速に……。

しかも天日矛、追ってきた割にはあまり執着してませんね……。

ちなみに日本書紀では垂仁天皇の御世に渡来してきたとあります。
播磨国風土記では神代の時代に渡来してきて、大国主と諍いを起こしたとあります。

三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

で、この王子が来る時に持ってきた八つの宝物が、但馬国出石に祀られている「八前大神」となる。この神の娘がイヅシオトメという美女でな、色々な神が娶ろうとしたが叶わなかったのだ。で、秋山と春山という兄弟神がいた。

2012-03-11 23:37:04
三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

兄の秋山が、弟の春山に「オレ、あの子攻略できなかったんだけど、お前できる?」と尋ねると、春山は「簡単だべ?」と答えた。それにカチンとした兄は「じゃぁ、お前が攻略できたら、オレ裸になってやるよ。んでオレの身長と同じ高さの酒瓶を作って、なめこを山ほど用意してやんよ」と賭けをした。

2012-03-11 23:42:05
三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

正直、兄の裸は必要ないと思った。弟は「兄ちゃんが変な事言ったーw」と母親に告げ口したのだ。母は藤の弦で弓と服を一晩で作り、弟に装備させて、攻略対象の娘の所へ向かわせた。すると弓と服に藤の花が咲いたのだ! ……綺麗だよな。 弟はそれを娘の家の戸口に置いた。

2012-03-11 23:47:05
三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

すると娘が出てきて、この藤の花の弓を気に入って持ち帰ろうとした所、後について家に入ったのだ! ……家の中でどんなやり取りがあったのかは知らぬが、二人の間に子供ができた。そこで弟は兄に「攻略できたよー!」と報告したのだが、兄は賭けたものを用意しなかった。そこでまた弟は母に告げ口した

2012-03-11 23:52:04
三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

母は「この御世の事は神のしきたりに倣うべきなのです! 神のしきたりならば、一度約束した事柄は覆してはいけないのです! お母さん、そんな子に育てた覚えはありません!」と言って、病気になる呪いを掛けるのだ。 そして兄が病んで衰え、死ぬ寸前になって謝ると、呪詛を解いてやったのだ。

2012-03-11 23:57:05
三浦平九郎判官胤義 @bot_miura9

母親の怒りとは、父より恐ろしいのかもしれないな。いいか? 母を怒らせてはいけないぞ! ん? 妻からメールが……「今日はお一人だからか楽しそうですね」 あ、やばい。絵文字も顔文字もない。オレは妻の機嫌を直してくるから……お前らはもう寝なさい。

2012-03-12 00:02:06
ヤマトタケルbot @ymatotakeru_bot

母はいつの時代も優しくて怖いよな…オレの場合は叔母上の方が…あ?こんな時間に誰か来たみたいだな…【倭男具那王】>RT

2012-03-12 00:11:09

あー、たしかに私の母も、お仕置きに三浦の山中に置き去……

で、では胤義様の神話語り中巻はこれにて!!

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