2012.3.7 第14回 総合資源エネルギー調査会~基本問題委員会~参考人:原子力委員会近藤駿介委員長

原子力委員会 近藤委員長(質疑部分のみ) ◆配布資料 http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/14th.htm ◆動画 http://live.nicovideo.jp/watch/lv84096857
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らいあ @Sucha_Para

意味不明な文章はワタシのせいではありません。断じて。

2012-03-09 16:20:13
らいあ @Sucha_Para

質問:再処理してプルトニウムは、核兵器転用にできないと「あとみん」(http://t.co/9HtgM5Nq)では書かれているが、原子力の研究者で出来るという論文を書いた人もいる。どのようにとらえ、どのように国民に伝えたらよいか?(枝廣委員)

2012-03-08 17:46:08
らいあ @Sucha_Para

近藤委員長:いろいろな説があると思う。軽水炉で取り出したプルトニウムが核兵器ができるか試した人がいて、使える事が分かったという事があるらしい。はっきりしたデータは出ていないが、どうもそうらしい。

2012-03-08 17:52:19
らいあ @Sucha_Para

近藤委員長:合理的に使おうとしたら、それが効率がいいとは言えない。それを追求するのは、出来ない事は無いが常識ではありえない。どこを見るかによっていろいろな人が文章を書いている。それが現実。

2012-03-08 17:55:53
らいあ @Sucha_Para

質問:安全性について(崎田委員) ※長いので省略しました。

2012-03-08 18:01:21
らいあ @Sucha_Para

近藤:安全については、十分な議論をしていない。原子力委員会がどこまで安全についての議論をするか、大変悩ましい。法律上安全に関することは安全委員会。しかし原子力基本法が安全の確保を前提としているので、そのことは強く言う責任がある。特にJCO事故の後には安全対策をするように指導した。

2012-03-08 18:12:30
らいあ @Sucha_Para

近藤:只原子力委員会ができるのはそこまで。今反省するに…前に畑村委員会のレポートを見て感じた。レスポンスビリティ、アカンタビリティというのがあり、法律に書いてあるから責任上言ったという事で、一種アカンタビリティを果たしたと。レスポンスビリティ、つまり最後まで責任を取る事ではない。

2012-03-08 18:28:54
らいあ @Sucha_Para

近藤:そういう役割が無い、権限が無いということでやってきた。ここの所が難しい。規制庁について、様々な国民の皆さんから寄せられた事に答えるアカンタビリティは必要だが、本当に必要な事は炉規法は災害の防止上支障のないように確認して許可をしただけ。許可したことがレスポンシブルであるべき。

2012-03-08 19:34:08
らいあ @Sucha_Para

近藤:安全の確保についてのレスポンスビリティは、実はオペレータにあるといわれ、実際そう書いてある。しかし規制という行為はジャッジして許したのだから、そこのレスポンスビリティがあるのに違いないのであって、安全庁には色々提言をしてるが、レスポンシブルな規制庁にするのがとても大事。

2012-03-08 19:44:40
らいあ @Sucha_Para

近藤:法律で書いてあることと組織的なことはギャップがある。まさしく畑村先生が指摘した所。潜在的な危険があるものは、最後まで安全を確保する責任があるんだということを、その辺りを新規制庁に努力していただきたい。そんな事位を原子力委員会が言うのかなと思っている。

2012-03-08 19:52:50
らいあ @Sucha_Para

近藤:安全面で決定的な差異が無いというのは…リサイクル活動を行うと関連する施設が増えてくる。したがって潜在的なハザード操作は増えるが、それぞれについて適切な安全基準に基づく安全管理が為されば、出口で見ると安全に差がない。2004年度の大綱策定でも、このような議論がされたと思う。

2012-03-08 20:19:05
らいあ @Sucha_Para

質問:最終処分地に関して国がやるべき事は、現在の逼迫状況を明らかにする。これ以上廃棄物を出さない様な約束をしないと、処分地などみつからないのでは?(阿南委員)

2012-03-08 20:32:21
らいあ @Sucha_Para

近藤:処分場について感心が高まってる状況を踏まえて。現在、ここまでの議論をしているということで、今後ご意見を踏まえまして、国としての取り組みありかたについて、引き続き議論していく。余裕がないというのは、使用済み燃料の貯蔵能力だと思うが、再処理できないものは中間貯蔵施設が必要。

2012-03-08 20:40:39
らいあ @Sucha_Para

近藤:ひとつは青森県むつ市に、50年間で明け渡すという約束で建設中http://t.co/UfEwrmMR(来年10月完成)今まで通りの原子力発電が続くなら、1つだけでは足りない。引き続き関係者は努力為されるべきと思っている。サイトで貯蔵して貰えれば脇は広まるがそれは事業者次第。

2012-03-08 20:52:04
らいあ @Sucha_Para

近藤:交渉官というのは何かと、これはテーブルにのせたばかり。日本でそういう土地の交渉する制度が無い訳ではない(http://t.co/70HRKrEO)手を上げた首長さんが困らない制度を作るというのが出発点。その為に何がいいか知恵を出して欲しい。例えばという事でテーブルに上げた。

2012-03-08 21:02:36
らいあ @Sucha_Para

質問:フロントエンドに関して。データの取り出し方、いろいろな面からの視点、どういった検討がなされているのか?(辰巳委員)

2012-03-08 21:04:41
らいあ @Sucha_Para

近藤:フロントエンドの事は承知していない。現在私どもは、主としてバックエンドの議論をしている。当然フロントエンドの議論もある"はず"。リサイクルすれば、フロントの負担も減る。どちらかというと関心がバックエンドにあるが、ウラン採掘についてリスクについての整理がそれなりにできている。

2012-03-08 21:17:44
らいあ @Sucha_Para

質問:バックエンドの始末について。いつ潰れるかもしれない電力会社又は電力会社の連合体がやることがそもそも無理な話しで、国が最終処分に関して責任を持ち、事業者が処理費用を払い国が処理をする。国が管理をする。地層処分だけじゃなく、長期中間貯蔵も考えていっては?(八田委員)

2012-03-08 21:45:47
らいあ @Sucha_Para

近藤:アメリカではそれで苦労している。80年代近藤委員会というものの中で、発生者責任を明確にするには、民間にやらせたほうがいいかなということになり、それをふまえたが、経産省で制度化する時に、どう考えても事業の長さ・責任を考え限りなく国に近くないと無理かと、今の制度を作った。

2012-03-08 21:56:55
らいあ @Sucha_Para

近藤:しかし、今の議論は運営論というよりは立地論で、立地の面で中々難しくて、本来もっと国が前に出くてはだめだという議論が今行われている。これらの議論を踏まえて、今後原子力委員会として大綱策定会議にどう提言していくかが、これからの議論。

2012-03-08 23:51:06
らいあ @Sucha_Para

【補足】糟谷電ガ部長:最終処分について、日本は事業者に任せていて大丈夫か?というご質問があったが、法律に基づいて機構を作って対処している。民間ではあるが、業務困難になった場合は別に定めるまでの間、経産大臣が変わって業務を行う事になっている。

2012-03-09 16:10:06
らいあ @Sucha_Para

八田委員:日本は福島の経験を元に、廃炉技術を磨いて、これから外国進んでいく廃炉に対し応用し、国際貢献過していくべきだし、産業として起こすべき。原発を作る技術があるからこれを維持すべきというのはどうなのか?

2012-03-09 00:22:42