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本日の大津は雨ですが、現役時代は雨がすき。休めるから。樋口先輩にその話をしたら、私は雨が嫌い。なぜなら違う地域では晴れていて、練習されていると思うと焦る。70勝する人はさすがに考え方が違う。
2012-03-09 12:47:37今日はアメリカでの苦労話。日本で勝った後、アメリカへ行ったが3年間泣かず飛ばず。ゴルフを始めたのは父のアドバイス。男子プロについて、一日8時間練習した。半年で45を切るようになった。
2012-03-09 12:50:05男子プロに教わっていたので飛距離は出た。プロテストは4回目で通った。最初はミズノ新人戦。自信満々で挑んだが、80たたいた。スコアカードに名前を書かずに失格となったのがデビュー戦。
2012-03-09 12:52:02日本で活躍しだして、次はアメリカ。米のプロテストはトップで通った。会話食事など生活が馴れず、すぐに帰りたくなった。ストレスたまると食べてしまい、8キロ太った。移動も大変!アトランタに住んでいたが移動の時差になれない。
2012-03-09 12:55:17サマータイムも。スタートタイムが変わるので、遅刻しないように。飛行機の時刻表の見方も時差を考慮しないと。車の運転、右側通行。ライセンスは現地で取って、レンタカーでの移動。
2012-03-09 12:59:13レンタカーでの移動道に迷ったり大変。ゴルフ場に着いたときには疲れ果てていた。英語は全然だめ。英語ができなかったので寂しかった。通訳を友人に頼んでいたが、あるときこれではいけないと思い、一人でツアーに出かけた。
2012-03-09 13:02:01コーニングに行きたかったが、アトランタで違う飛行機に乗った。この失敗が「間違ってもやれる」と自信になった。英語になれるため、ひたすらTV・ラジオを流してひたすらヒアリング。つたない英語でも自分で話せば、回りの選手はみんな話をしてくれだした。通訳を通してはダメ。
2012-03-09 13:05:36当時のアメリカ女子ゴルフ。優勝者も2桁アンダーなんか出なかった。優勝するためにはと思いレッドベターに習いに行った。先ず姿勢を直され、次にスイングを改造。姿勢とテイクバックを直したが、目とボールの距離が変わり、テイクバックのタイミングも変わり、スイングがめちゃくちゃになった。
2012-03-09 13:10:271年目はめちゃくちゃ。60位。ルーキーオブザイヤーはとれたが。なぜアメリカが最強なのか?選手同士の競争が厳しい。コースバリエーションが多彩。それと芝質。
2012-03-09 13:12:56コーライ芝は打ちやすい。ベント芝はペッちゃんこ。インパクトできっちり入れられるスイングが重要。グリーンも硬くて早い。5mに寄せるか、2mに寄せるかの差は大きい。
2012-03-09 13:15:18アメリカ2年目は一人で全部自分でやった。が、いきなりさびしくなった。ゴルフの成績は新たなスイングを受け入れられず、さらに悪くなった。
2012-03-09 13:18:052年目シーズンを終えて日本に帰った一線目、いきなり勝てたのは自信を取り戻せた。 3年目はさらに悪く、シード落ちぎりぎり。が、生活は少しずつ楽しくなった。しかし成績悪く、十二指腸潰瘍にもなっていた。
2012-03-09 13:19:553年やって上手くいかない。考えて考えて考え抜いて、決断をする。このままアメリカ挑戦をやめたら悔いがのこり嫌だと思った。同期の選手はアメリカしかない。私のがんばるところもアメリカしかないと思い定めた。
2012-03-09 13:23:26沢山本も読んだ。スポーツ以外に経済紙も。「心に成功の炎を」を進められて読んだ。ひとつ実践したのが、笑顔。朝起きたら面白くなくともニッと笑う。面白いもので、気持ちが前向きになりだして、挑戦する気概が沸いてきた。
2012-03-09 13:25:364年目、練習の成果もでて7月に初優勝。しかも自分のスポンサーの大会での優勝。翌週、全米女子オープン。3日目を最終組で回ったが、朝ものすごい緊張。が、71で回れた。4日目も最終組だが、今度は冷静に。しかしオーバーパーで4位。翌月のミネソタで勝てて、アメリカでやれると思った。
2012-03-09 13:29:23勝ちたいなぁ、ではなくて、勝つんだという執念。上田桃子もアメリカにいるが、技術は問題ないしいつ勝ってもかまわない。が、ここが問題。
2012-03-09 13:30:48目標達成には応援してくれる人がいる、このありがたさを感じること。同じ苦労するなら目標は高く!韓国選手の強さも目標の高さ。韓国選手はメジャーで5名以上勝っているのもそう。
2012-03-09 13:32:14過去の成功体験に囚われてはいけない。日本選手が短い間で力を出せるように環境を整備すること、これが私の仕事。具体的には3日間のツアーをスポンサーの協力もとりつけ、出来るだけ4日間にしたい。
2012-03-09 13:37:45日本女子選手、プレーだけで得なく言葉遣いや社会人教育にも力を入れている。社会環境厳しい中で試合が増えた。何で社会に報いるのか。やはり良いプレーをお見せして、見ている人に勇気を与えること。
2012-03-09 13:39:37