青春ミステリと日常の謎

青春ミステリで「日常の謎」が扱われる理由から、青春ミステリの定義・作例まで。 関連まとめ 法月綸太郎のおすすめを教えてください(青春ミステリについて) http://togetter.com/li/34514 「人が死なないミステリ」について http://togetter.com/li/63006 続きを読む
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砂時計 @y_m_sunadokei

自分にとって青春ミステリといえば島田荘司『異邦の騎士』、太田忠司『美奈の殺人』、西尾維新『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』 http://t.co/DbKexLzB

2012-03-10 08:50:23
mikio@暗黒青春ミステリー書く人 @mikio_at_ikarum

(RT)あれ? 俺の知ってる青春ミステリってどっちかっていうと男の子と女の子がギャッギャウググしているものが多い気がするんですが気のせいなのか俺の青春観が間違っているのかどっちなのでしょう

2012-03-10 09:35:26
1026 @_1026

昨日あったらしい青春ミステリーTLの発端の会話をしておきながら何も言わないのもな。特に深い考えを込めて書いたわけでもなかったので。

2012-03-10 10:08:14
1026 @_1026

とはいえ小説における青春とはなんたるかへの考察はなくて、学校生活とか思春期の恋愛とかそれっぽいものを扱ってりゃいい。それより「青春ミステリー」と銘打たれて売られてるものの実態に関して徒然。

2012-03-10 10:22:23
1026 @_1026

一番多いように思うのが、青春は青春、ミステリーはミステリーで乖離してるタイプ。青春の味わいだけではプロットができないので仕方なしにミステリーやってる感があって好かん。ミステリーの皮かぶった青春ものだけど、なんらかの青春問題をテーマにした小説としてもミステリーとしても不足。

2012-03-10 10:26:53
くろくま @2warte_beer

ミステリクラスタが何か定義の話を始めると、せっかく共通理解が深まりそうになっても段々論点が分散していって、いつも最後は各々の「本格ミステリの王国」(有栖川有栖)に戻っていくのが常。

2012-03-10 10:29:34
1026 @_1026

特に日常の謎を半端に扱うから大怪我するのよね。こういう温い作品のせいで日常の謎=ライト、ヌルミスとかいうイメージすらあるのが不満。北村薫の初期とか全然温くないし、こんなもん気軽に書けてたまるかと思う。

2012-03-10 10:30:05
くろくま @2warte_beer

何が言いたいかと言うと、昨晩の日常の謎と青春ミステリの話には絡みたかった。

2012-03-10 10:31:12
くろくま @2warte_beer

「青春ミステリと日常の謎」 http://t.co/SwZSwUgk これですね。

2012-03-10 10:34:56
1026 @_1026

だから「青春ミステリー」を標榜するなら青春の問題が事件になっていて、それを解決していくようなものであってほしい。初野晴のハルチカシリーズがそれになるかなと思う。誰かを吹奏楽部の仲間にしたい→その人は何故か拒む→理由を見つけ出し問題を解消してあげるという流れ。

2012-03-10 10:37:04
くろくま @2warte_beer

青春小説と探偵小説の関係性については、仲俣暁生「「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか」(『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』所収)というぶっとんだ評論があるので、興味がある方は一読を。

2012-03-10 10:38:47
1026 @_1026

小説構造がちゃんとしているかどうかにしか興味がないようで、この手のジャンルが好きな人にとっておそらくもっと大事なキャラクター、ストーリーの良し悪しについては言及してないけど、ぼくだってそういうの素朴に楽しんでますよ、もちろん。

2012-03-10 10:40:57
1026 @_1026

ハルチカに関して『退出ゲーム』ではその流れにあっても発生する問題が悪目立ちするエセ日常の謎であることが多くて、青春とミステリーがバラバラの感じが強い。それが『初恋ソムリエ』では上手く一体化した話になっていると思う。

2012-03-10 10:59:01
1026 @_1026

一般には事件のインパクトのある『退出ゲーム』や連作のまとまりがある『空想オルガン』のほうが印象強そうだけど、俺はバランス派なので「青春ミステリー」としてのかたちがよい『初恋ソムリエ』を推す。

2012-03-10 11:07:08
1026 @_1026

デビュー作しか読んでないけれど白河三兎のようにミステリーは味付け程度とわりきってプロットにあまり持ち込まず、軸足をきちんと青春恋愛小説に置いてるのもそれはそれでいいかもしれん。どっちつかずが一番駄目なのよ。

2012-03-10 11:22:57
@hamu16

「青春の問題」がミステリーと不可分ならつじむーの作品はもうど真ん中な気がする。『冷たい校舎』とか『名前探し』とか、謎の発生と、解決へ向けての行動に至るまで「青春」という言葉で表されると思う。

2012-03-10 11:23:05
1026 @_1026

@hamu16 デビュー作しか読んでないですが当てはまる感じですね。でもあれだけで言うのもなんですが謎の作り自体はあまり出来が……

2012-03-10 11:31:44
1026 @_1026

おそらく俺のこっち方面の関心は浦賀の帯に「青春ミステリーの先覚者」なる二つ名がついていたことに端を発しているかも。あれは当時西尾ファンを取り込もうとした無茶な作戦だったのだろうと思うが。

2012-03-10 11:38:13
1026 @_1026

実際には浦賀の作品は青春ミステリーと考えても得られるものはないような。一作家一ジャンルな捉え方をするか、単に広義のミステリーという程度でよい。

2012-03-10 11:42:17
@hamu16

@_1026 デビュー作は、自分も少々……。自分が読んだ作品から考えるに、つじむーは中心的な謎がひとつだけあって、そこから青春の物語がいかに描かれるかに重点が置かれてる印象です。だから謎単独の評価は厳しいのかもしれません。「青春の謎を巡る物語」を評価したいと個人的に思います。

2012-03-10 11:49:34
おさ @Osa_kyun

なかじまさんは『消失グラデーション』は読まれたのだろうか、アレなんか青春要素もうまいことミステリに溶け込み相乗効果が生まれてたような気はする

2012-03-10 11:53:12
1026 @_1026

浦賀の青春ぽい部分は童貞小説的な側面について語ればいいのだけれど、なんか浦賀をわざわざ人に薦めるのは面倒なんでいいかな。新刊でないし。インタビューズでちょろっと書いたことはある。 http://t.co/6eUCjWeM

2012-03-10 12:28:58
1026 @_1026

ただ浦賀作品の童貞っぽさの魅力はヌルギトした心情描写を淡々と書いてる浦賀が見える点だと思うので、本当に童貞小説としての魅力なのかは疑問。

2012-03-10 12:33:18
1026 @_1026

まとめあったのか。そして昨日の俺、浦賀を青春ミステリとして薦めてる……ごめんなさい酔ってたんです。/.@K_misa_maguro さんの「青春ミステリと日常の謎」をお気に入りにしました。 http://t.co/EJ0aJyKo

2012-03-10 12:39:08
1026 @_1026

@hamu16 リプ見逃してました。おっしゃるとおりのかたちで読むのが一番面白いだろうと私も思います。

2012-03-10 12:48:06
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