masako_kozukiさんが見たドイツの震災報道番組

上月真子/Oboe Reed Atelier KOZUKI @masako_kozuki

今日3satで放送された"Japan am Scheideweg"「岐路に立つ日本」は良い報道だったと思う。最近のドイツの報道番組は専ら原発事故にスポットを当てられていて地震、津波による被害とその後という内容は少なかった。けれど今夜の報道は津波で被害を受けた街にも注目していた。

上月真子/Oboe Reed Atelier KOZUKI @masako_kozuki

主に報道されていたのは宮城県。気仙沼にスポットを当てて漁業で成り立っていた街が壊滅の被害を受けてそれが再び歩き始めるのはどんなに困難か、煙害を受けた田んぼの再生への課題、宮城県の瓦礫処理が一向に進んでいない様子など。震災当時の様子を伝えて続いて現状を伝える。

上月真子/Oboe Reed Atelier KOZUKI @masako_kozuki

そういった中で（よく出るシーンだけど）、被災地の様子を伝えた直後に鮮やかなイルミネーションに彩られた東京の様子が流れる。私が受けた印象と違って、一緒に見ていた友人は「あんなに大変なことが起こったのに大都会東京はこれだけ元気。凄いと思う」とコメント。以外な意見だった。

上月真子/Oboe Reed Atelier KOZUKI @masako_kozuki

私だったら、被災地の映像を見た後ですぐに東京の映像をみると「ああ、何なんだこの差は？同じ日本なのにこんなに違う」と思ってしまうけど、友人は違った。東京は大都会で日本の中心。その中核である都市がこれだけ元気で明るくて（イルミネーションのことかな）活発なのはとても大切だ、と。

上月真子/Oboe Reed Atelier KOZUKI @masako_kozuki

だけど、この震災を通して日本が背負った負債は、もう想像を絶するもので経済的にも円高の影響でとても厳しい状況に直面している。その上、常に報道されている放射能の問題（その報道では汚染された広大な田畑をどうやってまた復活させるかという内容）も。これだけの問題、課題はあまりにも大きすぎる

上月真子/Oboe Reed Atelier KOZUKI @masako_kozuki

それでも、日本には優れた技術（報道ではパナソニックが提案したスモールタウン構想というものを例に挙げてた）があって可能性を沢山持っている。だからこそこれからの日本がどういう道を辿って行くのか。（報道番組のテーマは「岐路に立つ日本」）そして友人はこうも言っていた。

上月真子/Oboe Reed Atelier KOZUKI @masako_kozuki

日本には優れた技術がある。と同時に欧米にもこれからの日本を手助け出来る技術があるはず。それを持ってして外から助ける、そして日本政府はそれらをもっと柔軟に迅速に受け入れていく必要があるのでは。そういうメッセージが背景に込められているのではないか、と友人は言っていた。

上月真子/Oboe Reed Atelier KOZUKI @masako_kozuki

残念ながら、私にはそこまでの事（その番組が言わんとすること）は理解出来ませんでした。これがドイツ語字幕で音声は日本語のままだったらもっと分かるのに！日本語の音声も（もともとの声）少し残してそこにドイツ語をかぶせるから、結構混乱、、、、汗。