【感動作『忘れない。――被災地からの手紙 被災地への手紙』が出版されます。】3月10日にいよいよ2冊目のチャリティー本が出版されることとなりました。日本を代表する装丁家鈴木成一さんに装丁をお願いすることができました→ http://t.co/onLYnbzo
2012-03-10 10:23:14手紙の数々から被災地で暮らす人々のリアルな感情が伝わってきますし、支援者との心温まる手紙のやりとりは何度読んでもジーンときて涙なしでは読めません。
2012-03-10 10:26:25「私には、家があり、3月11日の朝、普通に子供をだんなを「いってらっしゃい!!」と送り出した時のことを忘れたくなくて、ずっと頭の中に記憶で残していきたいのです。」(p.79)
2012-03-10 10:28:16これは装丁にも使われている手紙の一文です。特に悲惨な出来事が書かれているわけではないのですが、手紙全体からなんともいえない気持ちが伝わってきます。
2012-03-10 10:33:07「海風が生まれたとき、この涙を最後にもう泣くのはやめよう……、いつも笑って元気なママで いようと決めたのに、小泉さんからのお手紙にまた涙が溢れました。」(p.35)
2012-03-10 10:33:26これは福島の女性にベビーカーを送ったことをきっかけにやりとりがはじまった手紙の中の一文です。様々な葛藤や不安に押しつぶされそうになりながらも、「一人途方にくれていた私をこのような形で救って下さる方がいる」「この子を生み出す事は私にしかできません」と決意した後に届いたお手紙です。
2012-03-10 10:40:22そうした心情が綴られたたくさんの手紙が収録されています。被災地を「忘れない」ために、被災された方々の気持ちを知ってもらうために多くの方に読んでいただきたいと思っています。1章の目次を読んで頂ければ内容がなんとなく想像できるかもしれません→ http://t.co/EB6YyFT4
2012-03-10 10:48:04また、ふんばろうのおたより班のメンバーの活動も、心の動きとともに記述されている章もあり、“ためらい”ながらも活動を続け、現地との絆を深めていくようすは、ノウハウではないのですが、何か支援のあり方を深く考えさせられるものがあります。
2012-03-10 10:50:18この本を発案したのは、1月中旬頃だったのですが、大和書房の長谷川さん、おたより班のメンバーの皆さん、手紙を提供してくださった皆様、手紙掲載許可をとっていただいた電話班の皆さんなど、多くの方のふんばりによって3月11日に間に合わせることができました。心から感謝申し上げます。
2012-03-10 10:53:46『被災地からの手紙 被災地への手紙 忘れない。』出版のお知らせ — ふんばろう Wall Paper http://t.co/iRPRwxLs
2012-03-10 10:51:053.11.を前に『忘れない。』をAmazonで1位にすることで、被災地に「これからも忘れません!」というメッセージを届けられたらと思っていますので、読んでみたいと思われた方は購入して頂ければと思います→http://t.co/qNpXzJhr
2012-03-10 11:04:14(なお、ご友人やご家族分など複数購入する場合には、複数冊を一度に購入しても購入回数としては1回とカウントされるようですので、1冊づつ購入していただいたほうがランキングには反映されやすいようです。)
2012-03-10 11:04:25この本は哀しいだけでなく、大変な状況の中でも、前を向く姿からはたくさんの勇気をもらえます。日々の当たり前の生活に対する感謝の気持ちが湧いてきます。
2012-03-10 11:08:11また、家電プロジェクトなどを通して支援してくださった皆様に対するたくさんのお礼の言葉が綴られています。この本を通して、西條研究室に送られてきたたくさんの手紙やハガキに綴られた感謝の言葉を、支援してくださった皆様にお届けできればと思っています。
2012-03-10 11:10:46もちろん、ふんばろう以外の、たくさんのボランティアの方々への感謝の言葉も綴られています。そうした手紙の数々を読んで、本当にたくさんの方々が動いてくださったんだなあという思いを新たにしています。被災地出身の身としてあらためて御礼申し上げます。
2012-03-10 11:12:01「私はあの頃、津波の恐ろしさ、悲惨な現場をいろいろ見て、あまりのすごさに涙も出ませんでした。とにかく頑張らなければ、何から手をつけていいかわからないけど家族の為に、皆の為に頑張らなければ、と必死に耐えていた時でした。
2012-03-10 11:15:30若いボランティアの人達の頼もしさに、その時初めて涙が流れてきました。それを見た若い女性(学生さん)が「おかあさん、私の肩でよかったら泣いていいですよ」と優しく声をかけて下さいました。私はいままで我慢していた涙がどっと出てきて、その若い人の方にすがって泣きました。」(p.95)
2012-03-10 11:17:26僕の父を経由して家電を受け取った方が、「あのときは突然のことで、ちゃんとお礼の言葉もいえなくてずっと気になっていたので」とわざわざ後からお手紙を送ってくださった方もいました。支援してくださった皆さんにお礼の言葉を届けたいという方々がたくさんいらっしゃるのだと思います。
2012-03-10 11:20:03なお、本書を発案した段階では、私的な内容を含む手紙を掲載することをためらわれる方も少なくないため、形にするのは難しいかもしれないと思っていました。
2012-03-10 11:21:54しかし、実際に掲載のお願いをさせていただくと、ほとんどすべての方が気持ちよく快諾してくださり、またその電話口で最も多く聞いたのは「手紙を載せることで全国の支援してくださった人への恩返しができると思うと嬉しい」という声でした。
2012-03-10 11:22:05その声に後押しされて本書を世に出すことができたといっても過言ではありません。貴重なお手紙を掲載させていただくことを快諾してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
2012-03-10 11:22:14この本も、本を買うことが復興支援活動のチャリティーになり、しなやかにたくましく生きていくための考え方が広まることで、子どもたちが未来に希望をもてる社会にしていくチャリティーブックプロジェクトの一環です→http://t.co/zmUgKC8p
2012-03-10 11:24:05「何か自分にできることはないだろうか……」と思われている皆さん、どんなに遠く離れていようとも、たとえ海外からでも、被災された方々のためにできることは必ずあります。
2012-03-10 11:25:23