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等価線量と実効線量の説明

等価線量と実効線量の説明にチャレンジしてみました。僕自身も十分に理解しているとは言えないので、不備な点はあるかと思います。なので、可能であればご指摘・御批評お願いしたいです。また、一般の方(ってか僕も一般の方ですが)でわかりづらい部分があれば、そちらも併せてご指摘頂けると有り難く思います。
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yoka72 @yoka72

等価線量と実効線量の関係。。。こんな感じかな。。。ご意見歓迎。 http://t.co/1pmo2Uri

2012-03-09 11:59:09
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↑この図は実効線量が全身均等被曝である前提で書かれてます。

yoka72 @yoka72

実効線量とか等価線量を考える時に、内部被曝と外部被曝を分けて考えるから話がややこしくなるんだよ。まずは理解しやすいように外部被曝から考える。

2012-03-10 09:30:46
yoka72 @yoka72

ちょっと意外に感じるかもしれないけど、実効線量でも等価線量でも意識されている放射線の強さは一緒。10mSvなら10mSvの放射線を浴びるイメージ(正確には10mSv/hの空間線量かな)。違うのは、それが当たる領域。全身に当たるのか甲状腺にだけ当たるのかという感じ。

2012-03-10 09:35:34

↑ここ強さとしたのはまずかったなぁ。。。単位質量あたりの被曝量は一緒という事です。

yoka72 @yoka72

イメージだけで言えば全身火傷か部分火傷かって感でしょうか。全身に100度のお湯がかかるか部分的に(例えば甲状腺だけに)かかるのかでリスクは大きく変わって来ます。甲状腺は全身のなかでたった20g程度しか無い臓器です。※あくまでイメージでの話です。

2012-03-10 11:27:17
yoka72 @yoka72

じゃぁ甲状腺は20g分のリスクしか無いのかと言えばそんな事は無くて、そこには臓器の感受性などが関わって来ます。各臓器が全身の健康損害に影響を与える割合は組織荷重係数というもので与えられています。甲状腺の組織荷重係数は0.04とされています。約4%ですね。

2012-03-10 11:34:48
yoka72 @yoka72

そんな感じで、実効線量も等価線量も受けている放射線の強さは同じ、受ける範囲が違う、そういうイメージです。

2012-03-10 11:43:01
yoka72 @yoka72

放射線による影響は吸収線量に依存するとされています。吸収線量というのは組織が放射線から受けるkgあたりのエネルギーです。外部被曝でも内部被曝でもこの吸収線量が同じであれば影響は同じとされています(γ線、β線の場合)。

2012-03-10 11:55:54
yoka72 @yoka72

γ線とβ線での被曝の場合、この吸収線量がそのまま等価線量として扱われます。取り込んだ放射性物質と各臓器の価線量の関係は、これまでの研究の結果かなりわかって来ています。その関係を表しているのは等価線量係数です。

2012-03-10 12:00:42
yoka72 @yoka72

内部被曝の際の各臓器の等価線量は、摂取した放射性物質の量(Bq)に等価線量係数を掛ける事で得られます。

2012-03-10 18:17:40
yoka72 @yoka72

そして例えばある量(Bq)の放射性物質を取り込んだとして計算された状腺の等価線量が10mSvだったとしたら、均等な外部被曝で実効線量10mSv相当の被曝を受けた時の甲状腺の被曝と同になると考えられています。

2012-03-10 18:18:37
Joss Fat @jossfat

「同じ」というのは何と何が同じなのでしたっけ? RT @yoka72: 甲状腺の等価線量が10mSvだったとしたら、均等な外部被曝で実効線量10mSv相当の被曝を受けた時の甲状腺の被曝と同じになると考えられています。

2012-03-10 21:50:00
yoka72 @yoka72

@jossfat 甲状腺の等価線量が10mSvだったとしたら、均等な外部被曝で実効線量10mSv相当の被曝を受けた時の甲状腺の被曝と【吸収線量】が同じになるという事です。実際には、内部被曝の際の等価線量係数が同じになる様に計算されていると言った方が正確かもしれません。

2012-03-11 11:09:13
yoka72 @yoka72

@jossfat 厳密には、内部被曝の際には預託線量で考えるので、時間軸まで考えた被曝の仕方自体は、(外部被曝と)変わって来ます。

2012-03-11 11:11:12
yoka72 @yoka72

内部被曝と外部被曝には一つ大きな違いがあります。これは、内部被曝は全身均等に被曝するとは限らないという事です。全身均等の被曝であれば、各臓器の等価線量はすべて同じで、実効線量とも同じになります。

2012-03-10 12:16:57
yoka72 @yoka72

しかし、全身が不均等な被曝の場合は臓器毎の影響の大きさの違いを考えなくてはいけません。それを解決するのが、先に出てきた組織荷重係数です。不均等な被曝の時の実効線量は(等価線量×組織荷重係数)の全身分の合計で与えられます。

2012-03-10 12:22:46
yoka72 @yoka72

。。。だめだ。。。ここまで突っ込んだらいかんなぁ。。。ちょっと中座。

2012-03-10 12:23:18

↓預託線量の説明

yoka72 @yoka72

内部被曝の話をする際に大事な事を一つ忘れていました。それは、内部被曝は大抵預託線量で考えられるという事です。

2012-03-11 11:15:44
yoka72 @yoka72

放射性物質を取り込んでしまうと、体内では代謝で排出され、減少しながらも体に被曝を与え続けます。図のようなイメージです。※数値は無視して下さい。 http://t.co/FFuBzrmu

2012-03-11 11:18:41
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yoka72 @yoka72

この将来的に減少しながら与えていく被曝を、取り込んだ際にまとめて被曝したとして算出するのが預託線量です。取り込んだ際には過大見積りしておいて、それに時間の経過に伴い近づいていくイメージです。

2012-03-11 11:21:16

↓組織荷重係数の説明

yoka72 @yoka72

組織荷重係数とは。。。人体の放射線への影響が全身均一であれば被曝とその影響は吸収線量の考え方だけで解決する。しかし、放射線に対しての感受性は臓器毎にそれぞれ異なる。その影響は不均等被曝の際に実効線量に現れる。

2012-03-12 17:15:08
yoka72 @yoka72

例えば甲状腺の質量を20g、全身の質量を60kgとすると、甲状腺の質量の対全身比は0.000333(丸めて0.0004とする)になる。これを元に甲状腺のみ200mSv、その他の部位に100mSv(ぞれぞれ等価線量)の被曝があったとすると。。。

2012-03-12 18:15:09
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コメント

クラウド@生物濃縮放射能は人に返る。。。 @palebrown 2013年4月16日
この説明はいいですね。@yoka72 じゃぁ甲状腺は20g分のリスクしか無いのかと言えばそんな事は無くて、そこには臓器の感受性などが関わって来ます。各臓器が全身の健康損害に影響を与える割合は組織荷重係数というもので与えられています。甲状腺の組織荷重係数は0.04とされています。約4%ですね。
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クラウド@生物濃縮放射能は人に返る。。。 @palebrown 2013年4月16日
「等価線量係数」というのは、ウィキペディアの中では使われていない言葉です。もしかして「実効線量係数」の事でしょうか?「実効線量係数」ならウィキの中で使われている言葉なのですが... @yoka72
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クラウド@生物濃縮放射能は人に返る。。。 @palebrown 2013年4月16日
でなかったら「放射線荷重係数」のことですか?
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yoka72 @yoka72 2013年4月17日
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-04-02-14 ATOMICAでも使われているので、表現としても問題ないのではないでしょうか。実効線量係数と同じように、吸入/経口摂取した放射性物質の放射能の強さ(Bq)から、特定の組織の等価線量を算出する係数です。
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