マボ嗣さんと鯖峰くん

企画のアレ。
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言峰綺礼 @kr_kt

幕は引かれ、再び開くことは無い。――いつかまた誰かが、聖杯の気まぐれに誘われる、その日までは。

2012-03-10 23:59:14
言峰綺礼 @kr_kt

――これは、異なる世界の物語。愚かな男と、歪んだ男が、奇妙な交わりの元に出会い、戦い、そして――何も生まずにその命を落としただけの、【笑劇】。

2012-03-10 23:55:27
@kotomine_not

(刃を伝い落ちてゆく血がゆっくりと地に広がり、体を浸してゆく感覚に数度目を瞬かせる。治癒魔術の使用には至れぬであろうぼやける意識におぼろげに自身の死を覚れば、込み上げてきた血をごぷりと吐き出して英霊の消滅を見届けると涙を一筋伝わせ、独り善がりな終戦と共に、静かに瞳を伏せて)

2012-03-10 23:53:26
言峰綺礼 @kr_kt

(放った刃が相手の命を絶ったことを確かめる為に追った視線を下方へと。己で知らぬ内に出現させた一本の黒鍵が、自分の心臓を深々と一突きにしている様認識する前に、喉奥から血潮を吐き出し)ガッ、は……切、嗣、きり…(怨嗟の眼差し再びと倒れる男に向け、――その身は完全にこの世から消え去り)

2012-03-10 23:47:18
@kotomine_not

更に、重ねて命ずるっ…!自害せよアサシン!(三画使い切るまでも無いとは思いつつも痛みで白む意識ではまともな判断も出来ず、脂汗が流れ込んで霞む視界の中一際声を張って命ずるとほぼ同刻。肉を貫く刃の衝撃にその場へ勢い良く倒れ込んで爪先をびくりと引き攣らせ)――っぁ、っが、ぁ…ッ…!

2012-03-10 23:39:37
言峰綺礼 @kr_kt

(言葉が形となるや、夥しい魔力の奔流からの強制力に全身が意思とは真逆の行動をと急き立てる中)―――ッお、のれ…!おのれェッ!!一度ならず、二度までもこの私の邪魔をするか、衛宮切嗣…ッ!!(手にしたもう一本の黒鍵を、最後の意思で以て相手の心臓目掛け、全身の力を振り絞り投げ付け)

2012-03-10 23:32:50
@kotomine_not

自害せよ…アサシン!(投擲を避けようと身を捩った事で右手の損失は避けるものの刃自体は避け切る事が出来ず、二の腕の肉が抉られた痛みに顔を顰めながらも両腕を地に突いて腹を押さえながら立ち上がり、だらりと垂れた右腕へ再度意識を集中させて)重ねて命ずる…っただちに攻撃を止め、自害せよ!

2012-03-10 23:26:12
言峰綺礼 @kr_kt

(しぶといことに意識を失わずすぐに次の動作へと入る相手に一抹の驚き示すものの、その挙動が己をサーヴァントたらしめる唯一の枷を使用する為と知るや)……!貴様ッ…(面貌憎しみと嫌悪に歪め、黒鍵を左右に二本出現させ、相手の赤い光を帯びる右手へと咄嗟に投擲し)

2012-03-10 23:19:29
@kotomine_not

――ッ、が…!(攻撃の態勢を見せたのは早計だったかと思うよりも先に打ち込まれた肘鉄に骨が鈍い軋みを以って悲鳴を上げるのを感じ、碌な受身も取れぬままコンクリートの床へ強かに背中を打ちつけるが、それでも素早く体勢を立て直して獣の様に地へ這い蹲り、右手を翳して)…っ令呪を以って命ずる!

2012-03-10 23:13:07
言峰綺礼 @kr_kt

!(パン、と高く乾いた音がすると同時、目が認識するより早く身を屈め避ける銃弾は髪を掠め。完全に敵意を示した主を睨みながら、地面に這うように足を踏み出し白の装束靡かせながら一瞬のう内、その懐へと入り込み)――遅い。(ド、とその腹に肘鉄を殺さぬ程度のギリギリの軽い力で以て打ち込み)

2012-03-10 23:09:04
@kotomine_not

"また"この街を歪みの泥で満たす気の貴様にだけは言われたくない。(対サーヴァント用の備えとしては心許なさ過ぎる自身の装いに奥歯を噛みながら後方に向けて踏み出した足が細かな破片を踏み付けてパキリと高い音を立て、それを皮切りに引き金を引いて一弾を打ち込むと共に背後へ飛び退いて身構え)

2012-03-10 23:03:37
言峰綺礼 @kr_kt

……(論点が己への不信ではなく聖杯の性質にあることを悟り、一つ息を飲む間に双眸険しく細め)……既に空虚に塗れ、何も持たぬ男が戯言を。衛宮切嗣、今世に於いても貴様は正しく――愚かに過ぎる。全く理解出来ん。その銃口を「また」私に向けて、どうしようと言うのだ。

2012-03-10 22:56:27
@kotomine_not

その聖杯の中身は既に歪みきった悲劇の泥に満ちている事を、お前は知っているんだろう、言峰綺礼!(振り払うような手振りを持って声を張り上げれば深夜の廃屋の中に自身の声が響き渡り、また一歩足を踏み出して行きながら顔を顰めて)こんな聖杯で世界は救えない…僕の目的も、路も、何も示されない!

2012-03-10 22:51:22
言峰綺礼 @kr_kt

…またその話か。(一瞬はその行動に驚き示したものの、引き金に掛かる指の動き注視し、いつでも避け切るだけの用意を全身に備えながら、淡々と低く)確かに私は貴様を殺そうとしていた。だが、今はこうして忠誠を誓い、全ての英霊を屠り、聖杯を齎す役目を遂げようとしている。…何の問題が?

2012-03-10 22:46:23
@kotomine_not

僕はこの数日間、"誰か"の記憶に苛まれ続けていた。(淡々と呟きながら引き金に指を添えて一歩踏み出し、驚愕を露にする双眸を見据えては唇を歪めて今にも引き金を引かんとゆっくりと指に力を込めてゆき)それがまさか、前回の聖杯戦争で死した"衛宮切嗣"の記憶だとは思いもしなかったがな。

2012-03-10 22:40:21
言峰綺礼 @kr_kt

(謀略と言うには余りにも下劣な策を巡りめぐらせ、数日の間で最後の一組なったマスターとサーヴァント。早聖杯の降誕も間近と知らず踊る胸に反するかのように、向けられた銃口と、ずっと秘匿していた真名の響きに、双眸見開き)――…え、みや…?……待て、何のつもりだ。

2012-03-10 22:34:33
@kotomine_not

――漸く思い出したよ、お前の真名を。(掠れた声で一言漏らすと共に軋む重たい腕を持ち上げて威嚇するように銃口を相手の眉間へと向け、唇を引き締める。細めた双眸はどこまでも深い闇を宿し、辟易しきった様子で小さく息を吸い込んで、一拍――)コトミネ。……言峰、綺礼。

2012-03-10 22:28:48
@kotomine_not

(最後の一人となった瞬間思い出すとは皮肉なものだと一人笑い、手にしていたコンテンダーを力無く下ろすと深い溜息と共に足を踏み締めた。そうして振り返るのはここまでの数日間を共にしてきた己の相棒たるサーヴァント。だが、その目に映る色は安堵では無く憎悪の炎で、煌く双眸を相手に突きつけ)

2012-03-10 22:28:37
@kotomine_not

(ふ、と最後の一欠片が心に落ちる。その瞬間一気に溢れ返った膨大な情報は自身の足元を覚束無くさせるには十分すぎる程の動揺を齎し、頭を押さえたまま壁に背を預けて空を仰ぐ。浮かんだ月は炯々と煌き、足元に転がる死体を照らす様に柔らかな光を落としながら雲の合間に隠されてゆき)――…漸く…。

2012-03-10 22:28:25
言峰綺礼 @kr_kt

――さあ、聴衆よ。残り時間も少ない。幕は引かれる。物語は終焉へ。喜劇へ、悲劇へ、絶望へ。心ゆくままに、その滑稽を目に焼き付け、楽しむが良い――。

2012-03-10 22:11:33
@kotomine_not

――……あ、あ。…そうか、僕は。

2012-03-10 21:59:59
@kotomine_not

僕は、何を言っているんだ。

2012-03-10 21:56:12
@kotomine_not

いやぁ、それにしてもこうして人と触れ合っていると、イリヤを思い出――……、……イリ、ヤ?…あれ……。

2012-03-10 21:55:24
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