尼崎三和市場の横溝正史イベント「犬神家の酒場」まとめ

2012年2月18日(土)、尼崎の三和市場のイベントスペース「虎の穴」にて横溝正史ファンイベント「犬神家の酒場」が開催されました。 ゲストの山田誠二氏のトーク内容のまとめを中心に、自分の参加記録をまとめました。
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ツイッターで見かけたイベントが気になって…

MJ @mjmiyakawa

尼崎の裏手にある「三和市場」にて、2月18日、「犬神家の酒場」を開催するとか。「妖気渦巻く連続殺人事件!」「地獄の裁きは俺がするぜ!」とポスターの作り込みが異常 #amagasaki http://t.co/gZwkI1nL

2012-02-05 21:37:40
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朽木針畑より @kutukikogawa

2月18日(土)・尼崎横丁で、横溝正史ファンのための「犬神家の酒場」スペシャルトークショー・・イベントが。 http://t.co/6mfuU1yN

2012-02-11 09:31:41
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グルーチョ・中井 @xnakai

2/18 午後6時より阪神尼崎駅近くの三和市場にて横溝正史ファンの集まり「犬神家の酒場」開催。金田一のコスプレにて参加の方には特別プレゼントがある かも?。   よしっ わかった!三和市場に急行。

2012-02-13 11:09:59
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

尼崎に行きたくなっている自分がいる。

2012-02-14 00:55:34

そして…

木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

【速報】2/18の新大阪行き新幹線を予約した!

2012-02-14 21:52:41
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

尼崎・三和市場で先月行われたイベント「若大将酒場」の模様。ナルホド、一軒の居酒屋が主催するのではなくて、商店街全体で飲み食いできるようにするんだ。地元色が強いなあ。大丈夫かな、オレ。 http://t.co/uQyMJLab

2012-02-15 22:25:07
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

尼崎・三和市場で2/18に行われる「犬神家の酒場」、トークイベントのゲストは『18人の金田一耕助』の著者・山田誠二氏らしいです。ソースを探したけどないっ! どこで見たんだオレは!

2012-02-15 22:52:31
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

ああ、あったあった。この画像のポスターに書いてあります。RT @kutukikogawa: 2月18日(土)・尼崎横丁で、横溝正史ファンのための「犬神家の酒場」スペシャルトークショー・・イベントが。 http://t.co/MgQi6IWR

2012-02-15 22:59:26
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

さあ行くんだ その顔を上げて~♪ 今から関西に向かいます。行き先は尼崎。詳細はこちら>「◇横溝正史/犬神家の酒場、ひと晩限定で」 http://t.co/v7Ajv4pD

2012-02-18 10:42:01

尼崎「犬神家の酒場」現地にて

木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

お品書きはこのようになっております。下の見えないのは鵺の焼鳥、ゆでたまご~、「また紅茶か~」で紅茶です。 http://t.co/UvNa0gFu

2012-02-18 19:12:21
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木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

金田一もどきが登場したピンク映画のポスターまで! http://t.co/6vDbAZGT

2012-02-18 19:44:40
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木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

無事ホテルにたどり着きました。本日のコスチュームはこんな感じ。 http://t.co/zw59fAaa

2012-02-19 00:08:24
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木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

犬神家の酒場でお会いした皆様、お疲れさまでした! 横溝話オンリーで盛り上がってとても楽しい時を過ごさせてもらいました。また次の機会にお会いしましょう! @sat4291 @himukan @cornelius0321

2012-02-19 01:34:33

ゲスト・山田誠二さんのトークまとめ

木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

尼崎・三和市場「とらのあな」で開催された『犬神家の酒場』。イベントゲストの山田誠二氏のトークで印象に残った内容を忘れないうちに覚え書き。大蔵映画の発掘・復権を目指している山田氏だけあって、横溝映画へのアプローチは金のかかった「怪談映画」としての松竹「八つ墓村」。

2012-02-20 01:08:55
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

「犬神家の酒場」山田氏。1970年代の横溝ブーム当時、観客は本格的なミステリ映画としてよりも凄惨な殺し場などホラー的要素を期待していたフシがある。その証拠に横溝映画でもっとも興行収益を上げたのは結末をタタリにしてしまった松竹「八つ墓村」。

2012-02-20 01:20:03
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

木魚感想:横溝映画にミステリ的要素よりも「過去の怨念」「奇妙な殺し方」「一族中の血で血を洗う惨劇」を期待しているというのはその後の横溝ドラマの原作改変ぶりを見てもうなずける。映画「犬神家の一族」「八つ墓村」のエキセントリックな部分が2時間サスペンスのフォーマットとなっていった。

2012-02-20 01:27:45
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

「犬神家の酒場」山田氏:片岡千恵蔵金田一。題名に「殺」の字はけしからんとのGHQのお達しにより「三本指の男」と名を変えて公開されたが本編でも「アメリカでは~」「あちら流に」などアメリカ式のプロパガンダの役割を果たしている。原作でもアメリカ帰りだった金田一耕助は都合がよかった。

2012-02-20 01:44:22
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

「犬神家の酒場」山田氏:千恵蔵金田一は好評を博し10年にわたって制作された。追随してさまざまな金田一映画が現れたが千恵蔵のスタイルだけを真似てその根底に流れていた「敗戦後の新時代の探偵が旧弊で封建的な犯罪を裁く」というモチーフは継承されなかったため短命に終わった。

2012-02-20 01:57:33
木魚庵@『金田一耕助語辞典』 @mokugyo_note

「犬神家の酒場」山田氏:高倉健金田一は千恵蔵直系の東映作品だったが時代はすでに戦後から高度経済成長期に入り、「新時代の探偵」という設定自体が時代遅れに。

2012-02-20 01:59:22