2012年3月12日

インフレとデフレの意味を簡単に説明

インフレとデフレの意味をごく簡単に説明しました。スタグフレーションとかコストプッシュインフレとか、そういったことはややこしくなるので省きました。間違ってると思われる部分はご自分で勉強して脳内で直してください。
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アルパカおじさん @oldmanpom

まずインフレ、デフレの意味。インフレ、デフレ、共に、金銭で買えるものに対しての相対的な貨幣価値。つまり物の価値が上がれば相対的に貨幣の価値が下がり、貨幣の価値が上がれば逆に物の価値が下がる。だからインフレ、デフレは物価の上下で表現される。

2012-03-09 00:27:29
アルパカおじさん @oldmanpom

現在は指標を見るとデフレ。つまり貨幣価値、お金の価値が物の価値に対して相対的に上がっている。貨幣の価値が高いということは、お金をみんな大事にする。つまり、お金を使わない。つまり、貨幣が国内に流通しない。これをお金の流動性がなくなる、と表現しておく。

2012-03-09 00:32:26
アルパカおじさん @oldmanpom

ところで、物の価値とはどうやって決まるのかというと、単純に言えば需要と供給によって決まる。需要が高くて供給が少なければ価値は上がり、供給が多くて需要が少なければ価値は下がる。貴金属は希少+欲しい人が多いから値段が高く、うんこはどこにでもある+欲しい人が少ないから値段が安い。

2012-03-09 00:36:26
アルパカおじさん @oldmanpom

ごく簡単に言えば、需要が同じならば、量の多い物は安くなり、量の少ないものは高くなる、という原則がある。そしてこれは貨幣でも同様のことが言える。つまり、貨幣の流通量が多ければ貨幣価値は低くなり、少なければ価値は上がる。

2012-03-09 00:40:34
アルパカおじさん @oldmanpom

そして話を戻すと、現在はデフレ。貨幣価値は高い。すると皆が貨幣を抱え込んで使わなくなる。すると市場に出回る貨幣の量が減り(つまり貨幣の流動性が低下)、一層貨幣価値が高まって、企業は物を売るために更に物の価値を下げる(つまり安くして売る)ことになる。こうして更にデフレが悪化する。

2012-03-09 00:45:40
アルパカおじさん @oldmanpom

これを解消するためには、需要と供給のバランスを政府が制御しなくてはならない。簡単にいえば、貨幣価値を下げなくてはいけないのだが、それをリフレーションと呼ぶ。

2012-03-09 00:47:06
アルパカおじさん @oldmanpom

リフレーションの原則は、貨幣の流動性の回復。そのため、通常リフレーションでは自国の貨幣を大量に増刷し、貨幣の供給量を増やして貨幣価値を下げ、相対的に物価を高めてデフレを解消させる。貨幣価値を下げれば物だけでなく、実質金利も下がり、融資などの経済活動も活発になる。

2012-03-09 00:52:03
アルパカおじさん @oldmanpom

さて、貨幣の価値がどんどん下がったらどうなるか。貨幣より物を持った方が得なのだから、お金は市場に大量に流れ込む。実質金利も下がり、お金を借りる人も増え、そのお金でまた経済活動が行われ、更に景気が良くなる。これをインフレーションと言う。

2012-03-09 00:58:29
アルパカおじさん @oldmanpom

インフレが巻き起こった先には危険もある。お金の価値が下がりすぎて、貨幣そのものの価値が無くなり、経済活動が破綻することがる。これをハイパーインフレと言う。 インフレやリフレーションを否定する人間は必ずこの問題を取り上げ、だからインフレは駄目だという。

2012-03-09 01:00:06
アルパカおじさん @oldmanpom

しかしながら、このハイパーインフレというものは理論的には買えるものが無くなるまでは起こらない。よくジンバブエ(ハイパーインフレで経済破綻した)を引き合いに出して、リフレなんてやったらジンバブエみたいになるぞという人がいるが、その人はジンバブエと日本の経済規模の違いを考慮していない

2012-03-09 01:02:33
アルパカおじさん @oldmanpom

日本の経済規模でハイパーインフレを起こすには、ざっと国民一人あたり10億円をばらまく必要があるとする説がある。実際、現在の日本人の年収が一人あたり100万円上がったところでハイパーインフレ(買えるものが無くなる)ことはまず有り得ない。

2012-03-09 01:05:51
アルパカおじさん @oldmanpom

故に、景気を回復させるには、国民一人一人に現金を渡して経済活動をしてもらうのが一番適切だということになる。そしてこれを実現しようとしたのが麻生政権時代の定額給付金であるのだが、これは一人あたり二万円程度と額が少な過ぎたため、実質的にインフレ誘導にはならなかった。

2012-03-09 01:07:55
アルパカおじさん @oldmanpom

そこで麻生政権が更に畳み掛けたのがエコポイントである。これは特定商品から数%の実質的なキャッシュバックを行うというものだったが、これは商品価格から消費税を免除するのと同じ意味なので、実質的には消費税減税と同じことである。

2012-03-09 01:12:46
アルパカおじさん @oldmanpom

この政策により、テレビなどの家電が爆発的に売れたのは記憶に新しい。ここで何がわかるかというと、エコポイント=消費税減税であるならば、景気回復には消費税減税が効果的だということである。

2012-03-09 01:14:01
アルパカおじさん @oldmanpom

本来国の財務は景気を回復させてからその税収によって立て直すべきなのだが、どういうわけか日本の財務省は増税すれば財務を立て直せると本気で考えているような経済音痴で、本来消費活動を刺激して景気を回復させるべきところを、真逆の増税で水を差す政策を推進している。

2012-03-09 01:19:00
アルパカおじさん @oldmanpom

また、日銀においては、デフレから脱却するためには本来貨幣を増刷するのが当たり前の政策なのだが、お世辞にも効果があるレベルでの貨幣の増刷は行なっていない。

2012-03-09 01:21:57
アルパカおじさん @oldmanpom

そして同時期にアメリカは自国の貨幣(米ドル)の流通量を三倍以上に増やしたため、需要と供給の関係から円の価値が暴騰してしまい、長期にわたる円高が続いてしまっている。解消するには円を増刷するのが当然なのだが、貨幣価値の毀損を恐れる日銀と財務省はそれを行わず放置している。

2012-03-09 01:24:23
アルパカおじさん @oldmanpom

為替の問題を、円高ではなく米ドル安だと言う人間がいるが、米ドルは流通量が3倍以上になっているんだから、経済関係の最も高い米ドルに対して円もそれに対応しなければ意味がない。

2012-03-09 01:27:48
アルパカおじさん @oldmanpom

先日、日銀がバーナンキのインフレターゲット発表に合わせてしぶしぶ1%のインフレ誘導を発表した途端、円は下落傾向に転じた。この時点で、円高対策はインフレ誘導(つまりはリフレーション)だということが証明された。

2012-03-09 01:31:44
アルパカおじさん @oldmanpom

そんなわけで、景気を回復させるには国内の円の流動性を上げて、貯蓄より消費の方が価値が高い状態を作り、インフレに誘導することがデフレ解消の筋道だと言えるのだ(了)。

2012-03-09 01:34:07

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