- kizineko07
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さてHRTF構想の参考に北支の治安戦、白将軍の著作群、そしてベルリン戦のソ連軍の都市再生を調べてみることをお勧めするニダ。特に最後はソ連式官僚組織がアメリカ式のトップダウン構想に勝る瞬間を目撃することになるニダ
2010-06-06 08:52:03米軍は下手に距離をとろうとして、結果射撃戦のまぐれ当たりで犠牲者を良く出す。 逆に英軍は果敢な銃剣突撃を行うことによりゲリラに対して優位に立っている不思議。
2010-06-06 09:47:20つか対中国戦線で日本軍が編み出した対ゲリコマ銃剣突撃戦術の有用性はイギリス軍だけでなくその末裔たるローデシア軍や南アフリカ軍、そしてファルージャの海兵隊によっても証明されつつある罠。
2010-06-06 09:49:20まあ、ジョンブルの銃剣突撃は伝統というのもある。朝鮮戦争でも塹壕に一人で飛び込んで一発も撃たずに7人駆逐したイギリス兵とかフォークランドの重機関銃陣地に銃剣突撃かましたりしてるし(連隊長先頭の連隊突撃
2010-06-06 09:52:23つか、ふと思えば。ここ最近の戦いで銃剣突撃に失敗した例って案外少ないな。騎兵突撃ならアフガンのドスタム将軍がタリバン相手に千騎やらかして200騎近くやられたけど。 でも陣地占領したからある意味勝利か?
2010-06-06 10:00:07この法則からいえるのは、未開の国、あるいはまともな軍事教練を受けていない民兵相手には銃剣突撃がある程度以上に有効である。という事なり。
2010-06-06 10:04:01イラク戦直後の米軍は『残党処理』と言う意味で対ゲリラ戦を進めていた。ある意味ではこれは正しかった。CPAの無能を無視すれば出てきたテロ屋や民兵を叩くやり方は後手後手になるが、全面的な都市部制圧などは反感を買いますからね。
2010-06-06 10:10:03@kizineko07 ですな。ところで、まともな訓練を受けてないはずのフィンスカのあの粘りはどう説明したらry
2010-06-06 10:11:16だが、民生の失敗からゲリラは増殖を始める。軍の残党を中核に反乱民が統合、さらに海外からテロ屋希望者共がどんどん集まってきてしまったのです。
2010-06-06 10:14:08ここで初期米軍の治安維持構想は綻びを見せる。当時の米軍はラムズフェルドドクトリン、つまり頭を消してしまえば組織的な抵抗を抹消できると言う考え方が主流でした。が、現実は頭を消したらその下がさらに分裂して複数のゲリラとなって活動を続けたのです。
2010-06-06 10:16:42@kizineko07 ども、訓練は守勢における場合だけでなく、攻勢においても有効ですよん インド軍によるカシミールでのパキスタン軍への突撃は犠牲者多数を出しながらも成功してます。あ、そういえばインドもイギリスの系譜だなw
2010-06-06 10:18:44国民国家の正規軍を相手にするならラムズフェルドドクトリンは正しい。西側先進諸国はおろか中国軍とて、その理論で撃破できるでしょう。動き出す前のソ連軍も先制できればとめれるかもしれません。
2010-06-06 10:24:52ですが、対民族国家や宗教国家、そして内乱地域や対ゲリラにおいては無効でないにしても効果は乏しいのです。
2010-06-06 10:26:20ではそのような場合どうすればよいか。その回答はボーア戦争時のイギリス軍方式、ロストフのドイツ軍方式、朝鮮戦争前夜戦の白将軍をはじめとする韓国軍による治安戦などがありますが、源流をたどりローマ時代、ポンペイウスの海賊狩りなども参考にできるでしょうね
2010-06-06 10:29:58要するに1・直接行動(ゲリラへの攻撃、パトロール) 2・浸透(ゲリラ側組織への) 3・革命側<資産>への攻撃 4・現体制の強化 。つまりはこれに尽きますな。
2010-06-06 10:36:13米軍初期の方針の失敗は2,3は決定的なものを得られず、4をCPAの内政の失敗で失った。ゆえにイラクで苦労しているのです。
2010-06-06 10:37:53@V2ypPq9SqY 「作戦」レベルであればラムズフェルドドクトリンは有効。軍隊は撃破できます。ただし、国家は撃滅できない。これは敵が民主国家であればなおのこと。
2010-06-06 10:39:16では、視点をかえてゲリラ側が生き残るにはどうすればよいか。ゲリラ三原則 「聖域の確保」「(外部)支援組織の確保」「民衆の支持」 は絶対原則です。イラクのゲリラ屋さんはすべてを満たしているのです。これではなかなか崩壊しません。
2010-06-06 10:40:48対策ケーススタディーに日本のイラク対応と、ソマリランド形式も加えた方がよいかも。(現地統治組織の温存後、実益の提供によるゲリラからの民心の引き離し。) @V2ypPq9SqY
2010-06-06 10:41:10で、米軍の行動に話を戻します。徐々に当初の失敗を悟った米軍でしたが、なかなか体制を入れ替えることはできません。米軍は『地域を占領する軍隊』ではなく、『機動し敵の頭を打撃する』に特化した傾向のある軍隊です。ファルージャ一回戦もこの失敗を犯します。
2010-06-06 10:46:45