2011年後期の授業で、エジプトのポピュラー音楽の歴史を扱うことに。
エジPOP革命の授業スタート。当然イントロダクションとして「自由の声」聞かす。おおむね好感触。「ケツメイシの人と声が似てると思った」って、誰?
2011-09-28 11:03:24ほんとだ。いっぱい歌ってる。誰だろう? 「さくら」~ケツメイシ http://t.co/oQWhAnXP via @youtube
2011-09-28 11:09:18しかし来週いきなりクルアーンの朗唱とか聞かせたら、学生たち引くだろうな。「イスラームと音楽」という概説は避けては通れないにしても。
2011-09-28 11:05:15クルアーンの朗誦ってこういうヤツのこと。
アラブの春を授業で取り上げるなら、当然311後の日本の状況も引き合いに出さねばならない。タハリールのデモと日本の反原発デモをリンクさせるという論者はいるけど、それは生ぬるい見方だと僕は思う(心情的にはシンパシーを感じるが)。
2011-09-28 11:11:19むしろ、革命派をも取り込んでしまうエジプトの愛国心(「頭を上げろ、エジプト人だろ!」)と、反原発派の言説を封殺しようとする「がんばろう日本」的愛国心の方が、パラレルに論じるべき現象。と思う。
2011-09-28 11:14:58エジプトは相も変わらず軍の管理の下、イスラエル大使館への攻撃という「ガス抜き」としてのアラブ主義に流れてしまい、日本は原発事故の責任の所在を問わぬままに「風評被害を防ぎましょうみんなで復興に協力しましょう」という言説に流れてしまう。おお、我ながらペシミスティックすぎるかな。
2011-09-28 11:33:19学生の「日本は平和で幸せだと思いました」的なコメントをみると、「エジプトも日本もお先真っ暗です」みたいなことを言ってやろうか、と思ってしまった訳です。この授業、落としどころはどこにすべきなんだろうか。
2011-09-28 11:36:25@colacaco ホントにそう書いてきたんですよ。その学生が心から幸せなのではなく、そう書くことがお利口さんだと信じているから書いてきたんだと思うんですが。それにしても!
2011-09-28 11:40:46@abu7anan うーん、難しいね!よその不幸なニュースをみて、まだマシ、と思うって構造はかなり不幸な気もする。
2011-09-28 11:42:30@chie_on_going うーんそう見るか。私たちはまだ警官隊と衝突するほど不幸ではない、と思ってるのかな。La haineの冒頭の台詞を思い出す。「ビルから飛び降りた男が言った「ここまでは、まだ大丈夫」」綴りあってる?
2011-09-28 11:46:20…ここで言ってるのは日本でも公開された仏映画「憎しみ」のこと。日本語字幕つきが見つからなかったがこれがその冒頭のシーン。
これが「頭を上げろ、エジプト人だろ(エルファア・ラーサク・フォー、エンタ・マスリ)」のMV。軽快なちゃかぽこノリが、すべての対立を無化する強力な破壊力を生み出す。 http://t.co/4yUoWfmE via @youtube
2011-09-28 11:49:02