渡辺真也氏の連続ツイート「私たち全員にできる震災復興支援」

他者に対して寛容になり、たとえ小さなことでも他者に尽くしていく生き方を一人一人が選択していくこと。 それは、やがて善意と励ましの循環となって自身に返ってくるばかりか、社会そのものをエンパワーメントしていく。
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Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

連続ツイート「私たち全員にできる震災復興支援」

2012-03-14 20:26:46
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全1)被災地に行ってボランティア活動をしたり、金銭的に寄付をすることが困難な私たちが、震災復興の為にできること。それは直接的な震災支援ではないけれど、自分自身の今までの生活や行動を見直し、それを少しでも改めて、自己犠牲の精神と共に社会に奉仕することではないか。

2012-03-14 20:27:17
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全2)3.11以降、被災者に対して何もしてやれなかった、と無力感や負い目を未だに感じている人は少なくないだろう。でも少し見方を変えて、「これならできる」と思うことを自分で見つけて、それを自分自身で実現して行くこと、それが復興に向けて私たち全員ができる支援ではないか。

2012-03-14 20:27:40
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全3)自分のことばかりを優先するのではなく、他者に寛容になり、仕方の無いことは許容し、変えられる所は変えて行く。自分の間違いを認め、そして自分が間違っていると思うことには明確にそう述べ、空気が支配しがちな社会を少しでも変えて行く、その姿勢が日本を復興に導くだろう。

2012-03-14 20:28:04
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全4)マンハッタン計画に参加した物理学者デヴィッド・ボームに、以前ダライ・ラマはこう尋ねていた。「人に対して良いことをすると、それが回り回って自分の所に帰ってくることを、仏教ではスピリチュアルと呼びます。これを西洋の概念を使って、科学的に説明して頂けないでしょうか?」

2012-03-14 20:29:10
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全5)シンディ・ローパーが盛んに被災地支援活動を行っている。その理由は、まだ駆け出しの頃の彼女を、バイト先の日本食レストランの主人が支えてくれたからだと言う。「シンディ・ローパー 「トゥルー・カラーズ」 in 武道館(字幕付き)」 http://t.co/16YaF5tR

2012-03-14 20:30:22
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Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全6)「あなたの心の色は輝いている 本当のあなたの色が好き」と歌うシンディ・ローパーに、どれだけの被災者、どれだけの日本人が励まされたことだろう。レストラン主人の彼女への好意が大きな環になり日本に帰ってきたことに、このご主人もきっと多大な喜びと誇りを感じていることだろう。

2012-03-14 20:31:35
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全7)腐った日本に貢献することは公共的でないと考えるエリート大学生が、国家公務員を選択肢から外すという公共性の危機が訪れている。エリートが私欲の為に働いてしまっては公共は崩壊するが、この腐った日本を蘇らせることができるのもまた、自己犠牲の精神を持ったエリートたちではないか。

2012-03-14 20:32:45
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全8)仏教系の幼稚園へと通った私が番最初に学んだことの一つが、人に良いことをしなさい、するとそれがいつか自分の所に帰ってくる、というお話だった。哲学者達は、社会が全て連続していることから可能な復興のメカニズムを構築して、震災後の日本から新しい哲学を立ち上げてみてはどうだろう。

2012-03-14 20:33:40
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

(私全9)そして芸術家には、巡り巡って日本の復興の為になるイマジネーションを膨らまして、ビジョンを描いてもらいたい。そうすれば私たちは消費税増税やがれき受け入れの為に利用されている官製の「きずな」を断ち切り、芸術文化という本物の「きずな」を築くことができるだろう。

2012-03-14 20:34:12
Shinya Watanabe 渡辺真也 @curatorshinya

以上、連続ツイート「私たち全員にできる震災復興支援」でした。東北の復興が一刻も早く実現するべく、私も自分のできることをやって行きたいと思います。

2012-03-14 20:35:07