ミステリーなスザルル

スーパーあるぱか @name275

[ミステリーもどきスザルル①]シュナが探偵助手はカノン　ある日妹であり警察に勤めるコーネリアから「力を貸してくれ」とシュナイゼルは頼まれる　どうしたのかと尋ねると、妹であるユーフェミアが変な男に捕まったからどうにかして引き離したいということだった

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[ミステリーもどきスザルル②]シュナイゼルは初めこそ「恋人くらい好きに選ばせてあげたまえ」と言うが、コーネリアが「相手の男は呪われているんだそうだ。なんでもその男の周囲で不審死ばかりが続くらしい」と言うと、意見を変え嬉々として「協力しよう！」と迅速にニホン行きを決めるのであった

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[ミステリーもどきスザルル③]もちろんユフィが捕まったという男はすざくさん　すざくさんは旧家の跡取り息子で長男で一人息子　そして確かに、すざくの周囲では、毎年のように不審死が続いているのだった……　殺される相手は毎回すざく――、枢木家にとって悪い相手ばかり

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[ミステリーもどきスザルル④]もちろん日本警察も枢木関係者が犯人かと調べているのだが、毎度犯人は別のところから出てくるあるいは迷宮入りという始末　俄然興味が湧いてきたシュナ様はユフィを伴って枢木家を訪れる

スーパーあるぱか @name275

[ミステリーもどきスザルル⑤]探偵の登場に当然いい顔をしない枢木家のみなさん　その中でユフィの恋人であるすざくだけが協力的である　すざくは言った「僕は呪われているんです……。この枢木家の守り神である、黒朱雀様に……」

スーパーあるぱか @name275

[ミステリーもどきスザルル⑥もう疲れた]もちろん黒朱雀様はるるしゅだよ！ガチで人外の存在だよ！そのうちユフィが殺されるよ！で、今まで起きてた事件の半分はすざくを思ったるるしゅの犯行なんだけど、半分はるるしゅの仕業にみせかけた枢木家の犯行だよ！

スーパーあるぱか @name275

[ミステリーもどきスザルル⑥終わりたい]相変わらずな正義感と俺ルールの持ち主のすざくさんは、「僕のせいでたくさん人が死んだ、るるーしゅに殺させてしまった。この罪は償わなければいけない」とか言ってるるしゅと一緒に家に火をつけて心中するよ！燃え上がる炎と黒灰はまるで天に登る二匹の朱雀

みずきさん握力5 @g502mk

[ミステリー引き継ぎ6]黒朱雀様は朱雀と反対に、黒羽根に朱目の神で、枢木家の母体である枢木神社に古くから祀られている。その黒朱雀の像が数年前、何者かの手によって半壊した時から、スザクの周辺で不審死が起き始めた。

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[ミステリー引き継ぎ7]誰に聞いても黒朱雀の呪いだと言われ、捜査がいきなり難航してしまったシュナとユフィ。今日は収穫がないまま引き上げるかと腰を浮かせたとき、夜中にも関わらず来客がやってきた。

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[ミステリー引き継ぎ8]やってきたのはルルーシュ。用事はスザクに貸したCDを返すため。遅いからシュナユフィ、ルルーシュにもそのまま泊まっていくよう勧めるスザク。ちらりとみたルルーシュの姿は黒髪に紫の瞳……まるで黒朱雀の像そのものだ。

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[ミステリー引き継ぎ9]枢木家の者に話を聞いたところ、ルルーシュはスザクの旧友で、数年前高校で再会して以来、たまにこうして顔を出すのだという。その時期は、黒朱雀の像が半壊した辺りと一致していた。

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[ミステリー引き継ぎ10]明らかに怪しい部外者…ルルーシュを犯人と疑うのはシュナイゼル達だけでなく、枢木家のほぼ全員が同意見だ。ただスザクだけがルルーシュを庇う。彼は絶対にそんなことはしないと。

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[ミステリー引き継ぎ11]突然非協力的になったスザクに首を傾げるシュナイゼルは、カノンに電話でルルーシュの身辺調査を依頼する。そうして３人が泊まったこの夜、スザクの部屋にいたユーフェミアが何者かに襲われた。

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[ミステリー引き継ぎ12]犯行はスザクがちょうど部屋を空けた時に行われたのだが、運良くスザクが戻ってきたため、ユフィは無事。シュナは当然問う。「ルルーシュ、君はその時どこに？」「その時、は……１人で、部屋にいました」疑惑の目が一層強まる。

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[ミステリー引き継ぎ13]ここにいては危険と考えたシュナはユフィだけ帰すことに。ただしルルーシュには疑惑が晴れるまでシュナイゼルと枢木家に留まることに。帰るのを渋るユフィにスザクは「また今度ゆっくり話そう」とだけ言って別れた。

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[ミステリー引き継ぎ14]別れ際の言葉を聞き留めて、スザクに尋ねるシュナ。すると意外が答えが返ってきた。「実は…ユフィと、別れることにしたんです。あんなことになって、申し訳ないし…」スザクには悪いが、そうなるとシュナの本来の目的は達せられたことになる。妹の無事に安堵した。

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[ミステリー引き継ぎ15]だが、スザクの決断を喜ばない者もいた。それはスザクの叔母達だ。ブリタニア家は現在の職こそばらばらだが、本家は国にも匹敵する財力をもつコングロマリットの母体だ。

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[ミステリー引き継ぎ16]何故その程度のことで別れるのかとヒステリックに叫ぶ叔母達。親族の生臭いところを見られて申し訳ないとシュナイゼルに謝罪するスザク。だが、シュナには見慣れた光景だ。もう１泊だけ世話になったが、目覚めると叔母はもの言わぬ人になっていた。

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[ミステリー引き継ぎ17]明らかな連続殺人にコーネリアが出向く。彼女の家にユフィが泊まっており、安心して来れたのだろう。当然２人はルルーシュにアリバイを問う。「その時も、俺は１人で…」曖昧な受け答えのルルーシュ。そこに声が挟まる。「もういい、ルルーシュ。全部話そう」スザクだった。

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[ミステリー引き継ぎ18]「ルルーシュにアリバイはある。この間のユフィのも…僕が、証人だ」顔を伏せたルルーシュに、どういうことか詰め寄る一同。スザクがシュナに言った。「最初から貴方には教えておくべきだった。僕達はつきあってる。あの日も、僕はルルーシュの部屋に…」

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[ミステリー引き継ぎ19]高校で再会した当時こそ友人だった２人だが、数年前にどちらからともなく告白。だが、スザクには家のこともある上に当時ユフィとの関係もあったため、随分と悩んでいたという。特に殺された叔母はユフィのバックグラウンドを気に入っており、絶対反対するとのことだった。

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[ミステリー引き継ぎ20]スザクの告白に、ルルーシュのアリバイを確立しかけるシュナイゼル。だが、聴取を行っていたコーネリアから「家人が叔母の部屋の前に立つルルーシュを昨夜見たらしい」との報告が。その目は、まさに黒朱雀像そのままの朱色に光っていたという。

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[ミステリー引き継ぎ21]ルルーシュが白か黒かわからなくなるシュナイゼルとコーネリアの元に、叔母の私室からここ数件の殺人事件の揺るぎない証拠が見つかったという報告が入る。そしてスザクと、枢木家当主ゲンブ宛の遺書も見つかった。

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[ミステリー引き継ぎ22]遺書には、子どものいない自分にとって兄の子であるスザクは我が子そのものであったこと、彼を幸せにするために邪魔者を手にかけたとのこと、自分の遺産はゲンブを通じてスザクにあげて欲しいとのことがまとめられていた。

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[ミステリー引き継ぎ23]突然の幕引きに安心する家人達とルルーシュ。だが、シュナイゼルとコーネリアは腑に落ちずにいた。なら何故ユフィを狙ったのか…。念のためにと２人が泊まった次の日、コーネリアの電話が鳴る。ユーフェミア死亡の報だった。