原子力発電所の安全思想について色々話した

コロラド氏、森雪氏と福島第一1号機の非常用復水器(IC:Isolation Condenser)の弁動作の設計思想を元に、安全思想がどのように設計に反映されているか、そして今回の事故において何が盲点であったか、今後行なっていくべき改善点について語りました。 それ以外にもちょこちょこと。
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まずは前フリというか雑談というか…

Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
こんな粗悪な本を例示されても困ってしまう。 http://t.co/ORFKtzFo ←原子力PAは、「逆・危険な話」の様な酷い本を持ち出すようになったのか。嘆かわしい。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
広瀬氏の「危険な話」と激闘していた当時、原子力PA陣営からは、流石にここまで恥ずかしい本は出て来なかった。心底情けなくなる。 http://t.co/ORFKtzFo
ええな@ニャンガブ @WATERMAN1996
@BB45_Colorado 読んだんですか?書いたのは原子力プラントの専門家でも放射線防護の専門家でもエネルギー問題の専門家でも無いんで、もっと堅い論をするべきところをスルーしている感じがしてあややと思ったんですが。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
@WATERMAN1996 立ち読み。故に精読ではありませんが、かつて「危険な話」を読んだ時と同じ感想ですね。読むに堪えない、酷いなとおもって良く見たらアゴラの執筆者でした。こういった、いい加減な論は、むしろ原子力陣営の内憂ですねぇ。85年以前なら通用したかもしれません。
สุนัข @ayumew
@WATERMAN1996 @BB45_Colorado 原発推進て立場があるとしたら、藤沢の持ってるモチベーションが割と標準的なんじゃないすかね。科学的な議論はどうせ後付けだし、何を大切にするかってところでポイント押さえてると思う。
สุนัข @ayumew
@BB45_Colorado @WATERMAN1996 そんな真面目にやらんでも勝てるんだから、気合いれる理由もないと思う。なんといいますか、藤沢みたいな株屋が偉くなってる身も蓋もない世の中でありますので年寄りはいろいろ諦めて縁側で猫と一緒に茶でもすすって暮らすしか。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
@ayumew @WATERMAN1996 TMI後の反原発運動への反論本には同様な記述が多くありました。ですから決して新規性がある訳ではないです。ただ、当時の本は、遥かに真面目に書かれていました。その真面目な要素を抜き取った感があります。そして、86年以降の知見を無視している。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
@ayumew @WATERMAN1996 86年はチェルノブイルの年ですが、90年前後から機密解除で、かつて噂に過ぎなかった大事故や、著しい過小評価の事例(ウィンズケール)がゾロゾロ出てきて、其れまでの原子力優位性の論拠は揺らいでいます。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
論調は似ているけれども、こっちは読みごたえがある。 http://t.co/0rCTH8BL ←古い本で、あちこち時代後れだし、残念ながら外れてしまった予測が多いが、先程の本と比較すると非常に面白いだろう。
ええな@ニャンガブ @WATERMAN1996
その本注文しました。 RT @BB45_Colorado: 論調は似ているけれども、こっちは読みごたえがある。 http://t.co/DJ01kCTo ←古い本で、あちこち時代後れだし、残念ながら外れてしまった予測が多いが、先程の本と比較すると非常に面白いだろう。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
@WATERMAN1996 送料込みで350円程度ですから、気軽にお勧めできます。脱原発派の方には不評な本で、実際、TMI、チェルブイル、福島とやらかしているので、原子力開発推進の論拠は崩れているのですが、70年代後半の考え方、知見、参考文献が良くまとまった良書と思います。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
@WATERMAN1996 1978年にこの本で十分に指摘されている原子力反対陣営の主張の欠陥が、今になっても相変わらずの事が多々あり、笑っちゃいます。この本は、反対派の人こそ丁寧に読んで自派の主張の欠陥を見直すべきなんですけどね。推進派は流石にこの本の主張の踏襲は不味いです。

森雪 @Premordia
【NEIの福島事故対応】http://t.co/zcHmnKpG 米国原子力エネルギー協会(NEI)の安全性向上対策がFLEXとして纏められています。内容的には、追加の電源・ポンプの準備、SFPの追加監視等、現在、日本で取られている対策と類似のものとなっている模様です。
森雪 @Premordia
【原発】枝野氏激怒 柏崎刈羽報告書誤り239カ所 http://t.co/FoBvUAZW 日立・東芝は福島原発安定化の負荷が大きそうですし。この件が両社のリソースが限界に来ていることの象徴ではないことを祈るのみ。そう言えば、枝野大臣は三菱は視察したけど、日立・東芝はしてたかな?

ここから本題。

☆略称解説☆

IC:Isolation Condenser、非常用復水器
SBO:Station Black Out、全交流電源喪失
FO弁:フェイルオープン弁、動力喪失時に開となる弁
FC弁:フェイルクローズ弁、動力喪失時に閉となる弁
MO弁:電動弁
RPV:Reactor Pressure Vessel、原子炉圧力容器
LOCA:Loss of Coolant Accident、冷却材喪失事故
PSA:確率論的安全評価

山岸飛鳥 日本独立&絶対反戦 @sensouhantai
古舘伊知郎の発言をめぐって、よく分からんという意見が多いようだ。しかし私には、「世界の原発のために、日本の原発を止めて、福島を核処分場にする」という米核戦略に忠実だけなのだと思える http://t.co/DSunfOAY
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
↓↓↓本心と思うけどなぁ。但し、地震破壊説は今手に入るデータからはとても支持できない。そもそも全炉、炉心隔離には成功しているので主配管は関係ない。(但し、SBOに至った時、ICの一番圧力容器側の隔離弁が半開で止まっていたことは、実はかなり深刻だと思う。)
ええな@ニャンガブ @WATERMAN1996
SBOにおいて、ICの弁が自動閉になるというのは遮蔽の視点では正しくても炉冷却の視点では正しくない。設計概念が間違っていた可能性が高い。 RT @BB45_Colorado SBOに至った時、ICの一番圧力容器側の隔離弁が半開で止まっていたことは、実はかなり深刻だと思う。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
@WATERMAN1996 米国では、すぐにオペフロに入って人力でバルブを開けていました。これって、冷却という視点では、フェイルセーフに反しますよね。なにか理由が有ると考えています。
ええな@ニャンガブ @WATERMAN1996
何故自動開で設計していないのかと追求した報道はありませんね。SBOにおけるリスクは放射性物質漏洩ではなく炉心損傷であり、炉心が損傷しなければ問題になる程の漏洩は起こらない筈なのに。 RT @BB45_Colorado 米国では、すぐにオペフロに入って人力でバルブを開けていました。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
@WATERMAN1996 無制御で過冷却になる可能性はあるのですが理由になるのかなぁ。LOCA対策かな?
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コメント

ええな@ただのにゃー @WATERMAN1996 2012年3月15日
時系列をある程度整理して読みやすくしました。
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado 2012年3月16日
用語解説有り難うございます。一つ抜けていますが、WASH-1400というのはたいへんに有名なラスムセン報告書のことです。PSAで本格的に原子炉の事故確率、イベントツリーを洗い出し、成功した最初の報告書です。PSA応用の起源ともいえます。
Aki @Aki_8ara 2012年3月17日
基本的な設計思想に関わるお話、勉強になりました。
ええな@ただのにゃー @WATERMAN1996 2012年3月26日
間違いを修正したよ。IC:Isolation Condenser(アイソレーション・コンデンサー)
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