物議を醸していたという「日本の問題」企画の前説についてツイートします。前説の内容は「演劇に意味はあると思いますか?僕はないと思います。」というものでした。目的はもちろん、お客さんに演劇に主体的に参加してもらうこと。”演劇”について一考を促すためです。
2012-03-14 00:41:24演劇と、プレゼン、どちらが表現の手段として力を持ちうるのか、その可能性を探る手掛かりにしたい。正直に言ってしまうと、「演劇を倒したい」という気持ちの方が今は大きいです。たった数分のプレゼンで、私一人のプレゼンで、全劇団の演目を圧倒してやりたい。
2012-03-05 13:19:24日本の問題ver.311、観てきました。普段は芝居の感想など書いても一言で済ませますが、廣瀬さんの前説に挑戦的なものを感じたので丁寧に書きます。
2012-03-07 18:31:13前説で「演劇で何ができるのか」と言ってましたが、あれは一人芝居ではなく、朗読だと思います。「演劇じゃあ何も変わらねえよ」と言っておきながら、この公演でどこか否定を期待していた僕にとって、「演劇じゃあ問題は変わらない」ということを改めて感じました。
2012-03-07 19:09:31前説は正直、初めて観にきたのだから、物議をかもしてるとかTwitterでお怒りの方がとか私たちには関係ないわけです。なので、前説が他の回でやらかしてしまった事に対しての言い訳みたいなものの様に感じた。そこまで本気で廣瀬さんが演劇の意味を訴えかけていた感じがしなかった。
2012-03-08 22:05:19「日本の問題」で検索かけると沢山の人が開演前のプレゼンに対して賛否のコメントを残している。僕個人としては、このようにたくさんのツイートがされた時点でプレゼンは成功だと思っている。廣瀬さんの意見・問題提起があったからこそ観客の思考に火がついたということだろうし。
2012-03-08 09:06:48昨日お昼の回の座談会ゲストとしてご来場いただいた木俣冬さんのブログ記事。ご観劇された正直なお気持ちをお書き下さっています。 RT @kamitonami: 紙と波 : ソレガモンダイダ http://t.co/rdh9shuy
2012-03-08 02:32:11日本の問題観てきた。気分が浮かれるとペラペラ余計なこと喋ってしまうからよくない。寡黙でいるべきなのだ。それに僕は自分が喋ったこと何一つ覚えてない人なので下手なこと言ってしまうと取り返しつかなくなる。考えたことはたくさんあるから、整理してアフタートークまでに話せるようにしておくよ。
2012-03-07 21:06:421)受け取り方は自由だと思うんですが、日本の問題の前説について一言。「表現に意味はない」という言葉は前説を話した廣瀬さん自身が思っていることで、「じゃあ、あなた達観客はこの企画を観た上で、そのことについてどう考えますか?」という問題提起を掲げ、主体的な思考を促しているにすぎない。
2012-03-07 22:57:212)「演劇」を観に来た観客に、強制的に「企画」への客観的目線を与えたあのプレゼンは、意義のあることだと僕は思う。「演劇」を楽しみたい人にとっては非常に邪魔な存在だろう。でも震災を扱ったこの「企画」は普通の演劇とは少し位置が違う。プレゼンがあることでメタ化されて、企画意義は増した。
2012-03-07 23:11:543)もちろん企画の前説として話される以上、個人の否定的意見を最初から一方的に突き付けてくるやり方に賛同できない人がいることも理解できる。ただ「何あれ?」と憤って思考停止してしまうのは、あまりに盲目的すぎやしないか。考えるべきことを、観客に示唆してくれていたプレゼンだと思うぞ。
2012-03-07 23:14:354)しかし、それを理解した上で僕には許せないことがある。だから今日廣瀬さんに直接宣戦布告した。「10日のアフタートークで対決しましょう」と。どういうことかは、まあ当日お話します。そういうわけで僕は10日昼公演にアフタートーク出ますんで、よかったら観に来てね。おわり。
2012-03-07 23:24:58『日本の問題Ver. 311』を観劇してきました。非常に面白い内容で、改めて「3.11」について考える機会となりました。しかしその一方で丁寧すぎるのでは?と思うところもありました。多分、思考を止めてしまっていた人達にとってはかなりセンセーショナルなものになるでしょうが、[続く]
2012-03-07 23:59:22ちなみにあの質問に答えるなら、僕はこの劇についてはギャグでもなんでもないものだと思うよ。ただし、本来の劇とはかけ離れているが。だからこそ、意義はあったと思う。
2012-03-08 00:36:33演目それぞれは、いくつかのものを除いてどれも面白かった。特に演目のひとつ『3.111446…』は素晴らしかった。唯一震災そのものに挑戦したであると感じられた。震災には様々な側面があるとは言え、直球的に標題に取り組んだものだと感じたので。
2012-03-08 00:29:18なぜ企画に目がいってしまうのか。それは企画製作側の意図していることでもあるのではないのか?観客を、純然たる演劇という一つの芸術作品を鑑賞するのみに留まらせないという意図があると個人的に「感じた」からこそ、企画への感想が先行して存在している。
2012-03-08 00:21:23[続き]そういう意味では、標題負けしているという感想は当然のことで、その上でこの標題に果敢に挑戦したことそのものの評価はとても僕の中で高いです。『日本の問題Ver. 311』ぜひご覧ください。色々なことを考える/振り返るきっかけになると思います。
2012-03-07 23:59:47[続き]思考を止めてないことを自負している身としては物足りなさが残りました。劇としての完成度やその評価はしかねますが僕はこの3.11というテーマがあったからこそ少し陳腐になってしまったと感じました。もしこれがそれを伏せた上での一つのショウであればとても良かったと思います。[続く]
2012-03-07 23:59:36自分はあれに関して演劇としては良かったのかもしれないけど表現としては…という感じでしたね RT @ryohei1124: ちなみにあの質問に答えるなら、僕はこの劇についてはギャグでもなんでもないものだと思うよ。ただし、本来の劇とはかけ離れているが。だからこそ、意義はあったと思う。
2012-03-08 00:37:30@zionsion それは同意。ただ逆に一観覧者に留まることを抑止しているのも確かだよね。そういう意味ではあれは諸刃の剣すぎる。危なすぎるからこそ意味はあるものの、もう少しいい問いかけができたはずだと思うのだ。
2012-03-08 00:51:26@ryohei1124そういう面もあるでしょうね。だからこそ私達はどう考えるかとう問いかけが不十分だったのは表現物としてはどうなのよと思うところなんです。
2012-03-08 00:54:35311で僕らは変われないのかどうか。変われない理由はなぜなのか。その理由を変えるのはどういうものなのか。それを見据えていくことこそに、非「被災者」民の義務はあると考えるタチ。
2012-03-08 00:55:07@zionsion 僕はその問いかけのスタンスを劇において一応は感じだよ。「お前らもう忘れてるだろ。知らないだろ。考えろ。思考を止めるな。」って言葉を感じた。でもそれに君も僕も当てはまらないんだよねー。だから丁寧すぎるって感じたんだよ
2012-03-08 00:57:27