ひさびさのよこびで松井冬子展
- tang_yaguchi
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ちょっと検索したら松井冬子展行く人行った人でいっぱい!混んでるのか?おなかまいっぱい?おひるごはんは簡単に済ませた法がよさげだわー。誰か横浜美術館で見かけたら声かけてくださいねー(アイコンと本人は無関係ですが…)。
2012-03-17 13:34:52松井冬子展観了なう。「ダリっぽい」っていうのをTLで見たけど、それよりもフリーダ・カロを彷彿とさせた。フリーダ日本画版、みたいな?決定的に違うと感じたのは、フリーダは「自分」を掘り下げてあんな事になってたのに対して、こちらは「女性」(雌って言い方をしてる)をグイグイ感じること。
2012-03-17 17:03:16あと、フリーダはひらたく言うと「中二病的」なのに対して、松井冬子は「健全に病的」だって思った。そう思ちゃったんだからしょうがない。しょうがないったらしょうがない。
2012-03-17 17:03:19インタビューの中で色々模索してる時期に超解りやすいフェテシズム的なものも模倣してみたって言ってたけど、そういう思想が根底にハッキリと感じられた。「この絵のこの辺から」とかはよくわかんないけど。元から強くそこに居所があるのでは。それとも女性(雌)にある普遍的なものなのかな。
2012-03-17 17:03:21絵の題とか解説ってあんまり読み込んじゃうのもどうかと思いつつ、常に結構マメにチェックしちゃうんだけど、今回の作家本人の解説は凄くおもしろかった。作品そのものに言及してなさっぷりが。
2012-03-17 17:03:23いわゆる「意味のわかんない絵」について、どーにかこーにかごたくをつけたがるもんだけど、さすがは本人、語るべきことは絵で表現してあるわけで。でも作品群に共通するテーマみたいなものが単語の羅列の中に織り込まれてて「意味わかんないけど読みとれる」解説だった。
2012-03-17 17:03:25ただ、作品それぞれの「解説」にはなっていないわけ(少なくとも私には)で「ごめんなさーい、画題も含めてプレート全部いっこずつズレてました~っ」って言われてもわかんない。逆にそれでいいと思った。
2012-03-17 17:03:27鉛筆の習作がたくさんあって、実際の作品と見比べられたんだけど、女性の身体は日本画の画材、作法よりも鉛筆の方が明らかになまめかしい。デッサンは西洋画の手法だからか。日本画はのっぺりとしていて浮遊感があり、言ってみれば「二次元的」。その違いがおもしろかった。
2012-03-17 17:03:30入り口エントランスホールに短い「初監督作」がループ上映されてて、最初見たときは「アンダルシアの犬もどきか…」としか感じなかったけど、絵をひとまわり観たあとは「ふうん、なるほどねえ」って妙に感心できて不思議。もちろん、何に感心したのかは一切わからない。
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