丸山天寿先生の「戦いを前にしての名セリフ・漫画編」

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丸山天寿 @tenjumaruyama

さて日曜日のお遊び。「愛と誠」のコメディー風映画が作られているそうだ。梶原一騎先生はこの作品の中で「人生は戦いである」の名言を残された。好むと好まざるに関わらず、戦わなければ生きていけないのは事実。そこで本日のお題。「戦いを前にしての名セリフ・漫画編」全ての異論と追加を認めます→

2012-03-18 07:52:22
丸山天寿 @tenjumaruyama

「どの道を通ったって、、最後に勝ちゃあ、それでいいんだ」-「月下の棋士」より。滝川との対局で「9四歩」。滝川が「定跡、、」と呟くのを聞いて氷川が切りかえす。将棋は頭脳を振り絞った格闘博打である。何であろうと相手の王を先に取った方の勝ち。博打は経過よりも結果が全てなのである。→

2012-03-18 07:54:03
丸山天寿 @tenjumaruyama

「ボクもおっぱいで、じゃなきゃこっちも本気になれません」-「ハチワンダイバー」より。同じく将棋。二こ神との一戦。勝利の商品は百万円の札束かヒロインの豊かな胸を揉むことか、の選択を迫られてのセリフ。何と素晴らしい心意気。男は金で戦うのではない。女性の胸のために戦う。文句があるか→

2012-03-18 07:55:54
丸山天寿 @tenjumaruyama

「自らに頼む。それが超人だ」-「アストロ球団」より。ビクトリー球団との戦いも大詰め。現れた9番目の趙人はどちらの味方か分からない。両球団の主将は同時に叫ぶ。他人の力には頼らないと。野球はチームプレーだが、その基本にあるのは個人の能力。自らの力を振り絞って初めてチームの力になれる→

2012-03-18 07:57:22
丸山天寿 @tenjumaruyama

「あきらめたらそこで試合終了だよ」-スラムダンク」より。県大会の決勝戦。1点負けで残り12秒。時間がない。諦めかけた選手に教師がかける言葉。選手はあらためて闘志を燃やす。この漫画の中で一番好きなシーンだ。勝ち負けは試合経過や点差で決まるものではない。負けるとは心が折れる事である→

2012-03-18 07:58:53
丸山天寿 @tenjumaruyama

「負けたことがある、と言うのがいつか大きな財産になる」-「スラムダンク」より。常勝と言われたチームの監督が、負けた選手の肩に手を置いて言う。勝利ばかりの人生はない。むしろ敗北の方が多い。人生で大切なのは、敗北の痛手からいかに立ちあがり次の戦いに挑むかであろう。挫折は栄光の母だ→

2012-03-18 08:00:25
丸山天寿 @tenjumaruyama

「勝つ気がねえガンバリなんざ、何の意味もねェ」-「アイシールド21」より。強敵を前に、残り時間はわずか。勝算がないと判断し「最後まで頑張る事に意味がある」という友人に対して、この一言。参加するだけがスポーツではない。頑張れるのは心に張りがあるから。希望のない者は決して頑張れない→

2012-03-18 08:02:51
丸山天寿 @tenjumaruyama

「牢獄の庭を歩く自由より、嵐の海だがどこまでも泳げる自由を、私なら選ぶ」-沈黙の艦隊」より。米・ソ両国と対決する事を決めた海江田艦長。超大国を相手にしても決して逃げない。男は時に強大な敵に向かわねばならない。その時に必要なのが鋼鉄の意志だ。日本人はこの事を忘れていないだろうか。→

2012-03-18 08:04:43
丸山天寿 @tenjumaruyama

某少年漫画雑誌のテーマは「友情・努力・勝利」だそうだ。人はいつでも何かと戦わねばならない。けれど、時に戦う相手と方法を間違えてしまう。真の敵を知る事は大切。私の場合は「己の怠惰」と「病」か。戦う相手も、戦い方も知っているつもりだが、勝利への道は遠い。頑張りましょう。 了

2012-03-18 08:07:34