@dimaizum 氏「Twitter発『破壊的イノベーション』」
- yutayamaura
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これ>ソーシャルメディアの大事な特徴として、にぎにぎ楽しくやっていると、自分に合わない人はどんどん遠ざかっていき、自分に合う人がどんどん近づいてくるということがある。このメカが本当に発動するためには、「にぎにぎ楽しくやっている」部分に混じりけがなく、本気で楽しんでいることが不可欠
2010-06-07 04:40:56これに、今回の書籍で取りまとめたい諸事項のエッセンスがぎゅーっと凝縮されているように感じる。リワイヤリング含めて、このテキストが言い切っている。
2010-06-07 04:41:36Twitter深いなー。というのは自分の思考を何気にメモしておくと、それが数分後とかにどなたかからフィードバックをいただけて、それにお返事したりしているうちに、その何気に書いたメモが「ある意味自分から離れて」Twitter界に漂って行き、ひとめぐりした後で自分の所に戻ってくる。
2010-06-07 04:44:31これ、1人で思索にふけるタイプの思考方法だと絶対に得られないダイナミックな現象で、ここからが大事ですが、何かを考える時の方法論として使える。つまり、哲学者が「思考の外化」によって新しいタイプの哲学を確立したり、
2010-06-07 04:47:32社会学者が「思考の外化」によって新しい理論を樹立したり、ということが、今後起こる可能性がある。この可能性はもちろん、「思考の外化」に価値があるとした哲学者や社会学者による、おそらくは、おずおずとしたトライアルから始まるわけだけれども。(エスタブリッシュされた学者はやらないわな)
2010-06-07 04:48:44これもまた、イノベーションのジレンマ的文脈における破壊的イノベーション。思考の方法論の破壊的イノベーション。下位市場から上位市場に上がって行くタイプの。いずれはエスタブリッシュされた領域(上位市場)を完璧に席巻してしまうタイプの。
2010-06-07 04:50:22いずれにしても、目覚めた人々による、先進的なTwitter活用は、何らかの形でその分野における破壊的イノベーションに相当するものになる。(イノベーションのジレンマを読んでいない人は必読です)
2010-06-07 04:51:37現在、Twitterに隣接する諸領域、Twitterが直接的間接的に関係する諸領域で起こっている破壊的イノベーション的な動きを、少しリストアップしてみたい。
2010-06-07 04:52:50まず、昨年12/24の深夜に突然始まって大反響を巻き起こした@okadadadaさんのDJプレイ(Ust)。弊ブログで記録があります Ustreamで突発的に観客が集まるメカニズム - Twitter起業エコノミー(3) http://bit.ly/cP3DC3
2010-06-07 04:56:18この爆発的な反響を呼び起こしたUsream DJイベントが語りかけている寓意は、人を熱狂させるには、コストが要らないということ。商業イベントを手がけてきた人がこの夜このDJプレイをリアルタイムで経験していたとしたら、もう腰を抜かしていたと思う。コストは要らないのだと。
2010-06-07 04:58:59人を熱狂させるには、コストが要らない。そういう時代になった。これ、メディア全般における、商業イベント全般における、かなりインパクトの大きい破壊的イノベーションです。メディアジャンル複数にまたがるやつね。
2010-06-07 05:00:00いわゆる「電子書籍の衝撃」的な文脈における「電子書籍」についても、この「人を熱狂させるにはコストが要らない」という破壊的イノベーションのサブカテゴリーに位置づけることができると思う。要は、メタとして存在している破壊的イノベーションが「人を熱狂させるにはコストが要らない」。
2010-06-07 05:01:32この「人を熱狂させるにはコストが要らない」という破壊的イノベーションのすごさを、実は、ラッキーなことに、自分自身も経験することができた。どこにおいて?弊社主催のTwitterイベント「Twitter起業研究ナイト2」において。
2010-06-07 05:04:19イベント詳細はこれと http://bit.ly/bRng5u これ http://bit.ly/cH9FvK 。Ustの記録がこれ http://www.ustream.tv/recorded/6357504
2010-06-07 05:06:15手前味噌ではあるけれど、このイベントでは本当にみなさんが喜んで下さり、熱狂して下さり、非常に楽しい思いを抱いてお帰りになりました。もちろん、その熱狂は、ご出演いただいたいとうまい子さんの、なんというか、神々しいまでにお美しいお姿に負うところが大きいわけですが。男どもは大熱狂。
2010-06-07 05:08:22このイベント、参加費3000円。それは実費でイベントスペース側に回る。こちらは儲けなし。イベント運営道からすれば邪道なんでしょうが、Twitterイベントの本質は、そこから収益を得ることではなく、何か別種の価値の創造にあると言う風な仮説が自分と@dbeerにはあってそのデザイン。
2010-06-07 05:10:30結局コストという意味では、ゼロでした。そして大きな熱狂が起こった。これの意味を後々つらつら考えるに、「ものすごいことだわな」と再三再四うなづいてました。「人を熱狂させるにはコストが要らない」。そういう破壊的イノベーションを、この今泉が@dbeerと組んで二人だけで始められるという
2010-06-07 05:12:53Twitterイベントをやると成長するということを何度か書きましたが、スキルやノウハウというレベルではなく、暗黙知的な理解、すなわち、「このようにすれば、このようにたくさんの方に喜んでいただけるのだ」という、商業イベントのコア的知見を、Twイベントをやることによって体得できます。
2010-06-07 05:15:30そういう意味では、その種の、プロフェッショナリズムによってしか獲得できなかった知見の体得ということも、破壊的イノベーション的だと言える。似た現象としては…ツイッター小説による文才の開花、Twイベントの司会をやったことによる司会スキルの開花、
2010-06-07 05:17:25ワッシー @shusaku_w に典型をみるUstream企画がばかうけしたことによる( #nabetv のこと)、Ustreamコンテンツプロデューサー(およびTwitterマルチジャンルエンタテインメントプロデューサー)としての才能の目覚め。
2010-06-07 05:19:08後藤たくひろさん @gototakuhiro に典型をみる、タレント的な才能の自覚と積極展開。 @neigelunefleur さんに典型をみる「魅力的な人とはどんどんつながって、自分の職能をどんどん高めて行く」タイプのアプローチ。
2010-06-07 05:23:08こういう目覚めた個人による才能の開花ということも、Twitterが加速化させているわけであり、以前であれば、芸能プロダクションや企業の人材開発カリキュラムが担っていた部分を、ある意味、破壊的イノベーションしている事象と位置づけることができる。
2010-06-07 05:24:22縮めれれば、人材開発領域における破壊的イノベーション。これが起こっている。私が弊ブログで記したところの> 「3ヶ月間で80人以上の友だちができたよ」報告 http://bit.ly/aPLCYz も、とてつもないことではありますが、人材開発領域における破壊的イノベーションの表れ。
2010-06-07 05:26:00