橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判4
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【参考サイト】
ふしぎなキリスト教@ウィキ (ふしキリ批判まとめウィキ)
・トップ http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/1.html
・間違い総合 http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/14.html
・間違い(歴史編) http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/18.html
・間違い(聖書篇) http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/17.html
・疑問符 http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/15.html
・入門書紹介 http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/16.html
【ふしキリを批判する理由】
・基本的な間違いがあまりにも多過ぎるから。
『ふしぎなキリスト教』は「キリスト教入門」と名乗っておりながら
歴史的な部分でも教義的な部分でも事実誤認があり過ぎるので、
それを指摘しスタンダードな事実を示す事を中心にまとめています。
間違った知識を前提に見解を出したとて、それが正しい見解と言えるでしょうか?
ちなみに批判者達はキリスト教徒に限らず一般人達も参加しています。
【御注意】
別話題からも参考になると思った発言を収録する事があります。
不都合な場合はその発言の削除や注意書き記入など対応しますので
ご連絡いただけたら幸いです。
【このまとめの見出し一覧】
・超時空宣教師パウロ!
・橋爪氏が所属している日本福音ルーテル教会公式サイト
・イエスについての文書記録
・エッセネ派について
・「神の子」の説明
・「ふしキリ」が提示するキリスト教
・『プロ倫』のテーゼは近年の研究では批判されている
・橋爪大三郎は日本福音ルーテル教会の信徒(ルター派)ながら、ルター派の基本の基本、プロテスタントの基本を理解していない
・橋爪大三郎を招き、『ふしぎなキリスト教』を称える日本福音ルーテル教会(批判その2から再掲)
・「ふしきり」批判への批判からの考察、論駁関連
仏教徒からの意見
・「ふしキリ」の構成と概要、一般人に支持される理由、そしてもっと良い案
議論とは、議論のルールとは
一般向けキリスト教入門書について
正教徒の意見
出版サイドとの対話
良書案内:八木谷涼子 『知って役立つキリスト教大研究』
八木谷涼子祭りw(祝・復刊・増補改訂!)
増補改訂版『なんでもわかるキリスト教大事典』
「キリスト教マンガ」だけでも本が一冊作れるかも
お勧め本色々
・古代ユダヤ教の預言者についての橋爪氏の誤解と、それと関係した「予定説」への橋爪氏の無理解
・橋爪氏の推薦図書・読書案内の不思議
聖書の内容把握のためだけなら聖書以外の本でも可能だけれど…
「金髪巻き毛のダビデ」のソースは『子どもの聖書絵物語』
・根拠もなく勝手にカトリックとプロテスタントの歴史的な和解(相互陪餐)を宣言
・橋爪氏が用いている「王」=「世俗の法をつかさどるもの」という概念は、古代のユダヤ民族にはあてはまらない
・「召命」についての無理解・橋爪・ウェーバーと「予定説」の間接的な否定
・「検証可能性」と「妥当性」:学問的に論じるための基本ルール
『ふしぎなキリスト教』で提示されている命題は?
・資料の用い方の基本について
・キリスト教の聖職者・教役者から論理的な論駁がなされないことへの疑問
・『ふしぎなキリスト教』のトンデモ解説がキリスト教系新興宗教に利用される恐れについて
(すでに統一協会 武蔵野教会がブログで『ふしぎなキリスト教』をほめている」などの事例あり)
・「信徒の友」2012-4、橋爪大三郎氏の講演会内容(p.40-44)
・橋爪氏は、どう考えてもケルトのドルイド社会で起こったキリスト教の受容の事例を、ゲルマン民族にも適応してしまっている件
・「叙任権闘争」に関する根本的な無理解
その1:時代錯誤 (世界史で習ったはずなのに)
その2:司祭と神父を別物とおもっている (司祭=神父です)
その3:司教は教皇が叙任するが、司祭(神父)は基本的に司教が叙階する。これをおそらく橋爪大三郎は知らない
・・・橋爪大三郎の理解のままなら、バチカンと中国は喧嘩しなくていい
・『ふしぎなキリスト教』を教科書に使う大学'
上智大学、開講学部・学科は全学共通。
キリスト教人間学(現代世界におけるキリスト教)、川中仁先生
・「優秀な仏教徒や、優秀な儒教の官僚などは、自然科学者にはなりませんね、自然に興味を持ったとしても」?
・「自然科学はプロテスタントのあいだから出てきた」。
カトリックの学問レベルは「おとぎ話」レベルだった
・「プロテスタントは、神を絶対化します」?←他の信仰はちがうの?
・橋爪氏のキリスト論''
「同害報復」でキリストの贖罪を語るなら、そこには論理の破綻がある
・その他のトンデモ解説いろいろ
ユダヤ教に関するトンデモ
イスラムについての無知と無理解
橋爪大三郎の語学力について
ユダの福音書は新しくもなんともない
(そもそもAD180年頃には知られていた)
「バチカンが宣言を出した」などという事実はない
予定説、といいながら、世間様が大切なの?
- 超時空宣教師パウロ!
キリスト教はパウロ書簡によって成立したと橋爪氏は述べるが(ふしキリ、139頁)、アンティオキア教会で「弟子たちが初めてキリスト者と呼ばれるようになった」(使11:26)。しかしパウロは宣教旅行に言っていないからまだ書簡を書けない。結論。パウロは時空を操った。ΩΩΩ<ナンダッテー
2012-03-20 14:04:08- 橋爪氏が所属している日本福音ルーテル教会公式サイト
各種、信条・信仰告白が読めます
日本福音ルーテル教会 公式サイトより 「ルーテル教会の信仰」 http://t.co/3urau5yB 私たちルーテル教会の信仰 使徒信条 ニケア信条 アタナシウス信条 アウグスブルグ信仰告白 小教理問答 これを信じ、告白できるからこその日本福音ルーテル教会の信徒なんだよね?
2012-03-20 14:07:25- イエスについての文書記録
「たとえば、ユダヤ教側の文書とか、イエスを十字架で処刑したローマ側の文書とかが見つかれば、イエスが実在した可能性がぐんと高まります。そこで、大勢の学者が、いろんな記録をしらみつぶしに当たったのですが、見つからなかった」『ふしぎなキリスト教』p. 134) はい間違い
2012-03-20 14:34:50フラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ古代誌』18巻63には「フラウィウス証言」と呼ばれるイエスに関する記述がある。それは後世の加筆だとも考えられてるのは有名だけど、でもちょっとは言及してもいいだろうよ http://t.co/bmOjwsz9 http://t.co/808dd6BK
2012-03-20 14:37:59@DogRuskin 後世の付加、という説を橋爪氏が知らない或は言及しないなら何も言わなかったのですが、ここまで大事な情報を知らないとは、と呆れた次第なのでした。
2012-03-20 14:43:01@DogRuskin 私はヨセフスの受容史には疎いのですが、秦剛平『ヨセフス』(ちくま学芸文庫、2000年、161頁以下)によれば、ユダヤ教には歓迎されなかったとのことです。謂わば「裏切り者」ですから。
2012-03-20 14:51:36- エッセネ派について
エッセネ派についての橋爪の説明もどうなんだろうね「「(エッセネ派は)独身主義で祈りの生活を送っていたら、五十年もすればその集団は消滅してしまうわけで、だからいなくなってしまったグループなんです」(『ふしぎなキリスト教』p. 172) 新入信者はけっこういたみたいですけど?
2012-03-20 15:24:12エッセネ派の衰退に関しては、いろんな意見があるとしても、最大公約数的な理解はやっぱりWikipediaにあるように、エルサレム陥落と神殿の崩壊の余波、だと私も思っていましたが http://t.co/LgM6R1Zs ていうかヒルレルのファリサイ派と合流していったのか知らなかった
2012-03-20 15:26:41@DogRuskin カトリックの修道会も独身主義なんですが(笑)、なぜ何百年も残っているのか不思議です……。
2012-03-20 15:37:09@DogRuskin wiliにエッセネ派は紀元前2世紀から紀元1世紀にかけて存在した~とあったので、どう計算すると大先生の仰るような50年になるのかと・・・・・。
2012-03-20 20:10:49- 「神の子」の説明
『ふしぎなキリスト教の』「神の子」の説明もひどいな。https://t.co/4gdehVyN とすでに指摘されていますが、私たち信徒も神の子として招かれていることを前提としないと、「主の祈り」が唱えられないじゃないですか。「天にまします我らの父よ」
2012-03-20 15:39:22