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アール・ブリュットを巡る トークシリーズ 視点8(ゲスト:田中恒子氏)まとめ

滋賀県、東京都、岩手県などで全8回開催されているアール・ブリュットを巡る トークシリーズのまとめ。本回は視点8のまとめをしました。 美術コレクターからみたアールブリュットの魅力 ゲスト:田中恒子(美術コレクター、大阪教育大学 名誉教授) 続きを読む
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アール・ブリュットを巡るトークシリーズ @artbrut_talk
【いよいよ開始!】トークシリーズ最終回「美術コレクターからみたアールブリュットの魅力」ゲスト:田中恒子(美術コレクター、大阪教育大学 名誉教授)2/18 14時半〜近江八幡マルチメディアセンターにて。http://t.co/VmTZrS8u #artbrut_t
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【トーク本番】「美術コレクターからみたアール・ブリュットの魅力」開始します!住居学の研究者であり現代美術コレクターとして20数年に渡りコレクション。2009年に和歌山近美にて「自宅から美術館へ」にてコレクションを寄贈(司会) #artbrut_t
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実はこのトークに出るのはためらった。なぜならコレクターとしてアールブリュットのことについて考えたことがなかった。坂上チユキさんの作品についても普通に優れた作家としてしか見ていなかったしそういうアールブリュットとして見るみたいなことがなかった(田中)#artbrut_t
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でも今日このことについて語るにあたって、美術やギャラリーなどのあり方については、個人の生活の中にあるアートのあり方を模索するべきだと思い、その思いも含めて今日は語りたい。(田中)#artbrut_t
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少女時代に通っていた絵画教室の先生に言われたこと「美術家になれとは言わない。美しいとは何かを自分で考えられる人になってほしい」このメッセージが強く残っている。(田中)#artbrut_t
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その先生の絵画での書通。自分の自信の作品を先生に送ったら「器用になってきている」と。そのことは褒められたのではなく、技術的うまくなっていることのみに関してのコメント。先生に見放されたような感覚をもった。(田中)#artbrut_t
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それでも美術をしたいと思い大学進学を親に相談。しかし反対され、家政学部ならいいということで、あえなく断念して家政学部のある大阪の大学へ進学。暮らしを設計することの喜びを知る様になる。インテリアデザイナーを志すことに(田中)#artbrut_t
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しかし3回生のときに社会問題としての住宅問題についての講義を知り、これは大変だと。単に美しく暮らすだけでは済まない問題意識を持った。心が揺れ動きどういう職業につこうか迷うことに。(田中)#artbrut_t
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東京の住居環境についての研究所に就職するつもりで準備。でも今の夫である研究者の田中氏に東京に行くなら僕も行くしちょっと考えようと話し合いに。そこで色々動いて結局幸運なことに京大に就職することに。絵を描くということから気持ちが住生活研究への完全に変化(田中)#artbrut_t
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住居生活研究はなかなか心臓に毛がはえてないとできない度胸のいる仕事。なんせ人様の家にがんがん入っていて調査して住人とコミュニケーションしていく。相手を怒らせてもならないし、かなり気を遣う。笑(田中)#artbrut_t
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三畳一間の家、ガード下の家などかなり厳しい住宅事情にもコミットした。日本の住宅事情の現実を伝えるために必死だった。政府も住宅は自己責任論。学会で発表すると「そんな研究して現実が変わるのか!?」と批判されたりも。(田中)#artbrut_t
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とにかく日本の住宅事情を変えたかったが、京大の恩師(西山夘三氏)がいなくなることもあり、大学を変えようということになる。奈良教育大学へ。教育を学ぶ人に対して住宅環境を良くするための教育とは何かを考えるように。住宅人権論。(田中)#artbrut_t
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暮らしを構築するために設計を学ぶという考え方で教えていた。ある日、自分の教員室に「風呂敷画廊」が訪れる。ミロの絵。直感で本物だと思い買ってしまった。行商もさらにやってくる笑。また買う。段ボールが増えていく 笑(田中)#artbrut_t
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教科書を書く仕事で一週間に一回東京に行くことに。展覧会評を新聞で観ては銀座や猿楽町などでやっている展覧会に行ってみた。ミロに全然負けていないすごい絵がミロより安い価格で売っていて、日本の若い作家の活動に目覚める。1989年のこと。(田中)#artbrut_t
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作家の名前で買うからでなく作品で買うから。作家の背景は関係ない。その作品で良ければ買う。自分のコレクションはすべてそういう基準。10年近く東京を中心に集めていた。(田中)#artbrut_t
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今年の嬉しかったこと。草間弥生さんを生で見た。彼女の少女のようなというか、心は確かに少女のようで、詩の朗読やなんとも言えない音程の歌。感動した。目が離せなかった。そのあともう一度落ち着いて膨大な数の作品を堪能している。(田中)#artbrut_t
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今ままでの草間さんの作品展はずーっと見続けてきている。今回82歳であれだけのエネルギーで、たおやかな心で描かれているのを観て、コレクターでよかったなと思った。私のコレクションの基準は、この家が私の家に来たいかという。作品が私を呼んでいる感覚。(田中)#artbrut_t
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ある日、東京の画廊の20枚の作品のうち3点が選んだときの感覚。画廊のオーナーからそれは作家自身が自信作として選んだ作品と一緒のを選んでると。自分の目にも自信を持った。(田中)#artbrut_t
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田中恒子さんのコレクションの図録として和歌山県立近代美術館での「自宅から美術館へ」はこの記事を参考に。http://t.co/zE3iDVes http://t.co/F9k5Eh5K #artbrut_t
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「自宅から美術館へ」には作家からの直筆のコメントを頂いた。「お母さん」と私のこという作家も。美術学生時代から質素な生活をほんとにご飯を食べさせてたりしてまるで自分のゼミ生のように世話したりもした。(田中) #artbrut_t
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私はコレクターとしてハーブ&ドロシーとは違うところ。それは「値切らない/ギャラリーで必ず買う」ということ。これは作家を経済的に支える仕組み自体に貢献したいからという思い。 (田中)#artbrut_t
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束芋さんが昔私の家に来た時に彼女が学生時代に作った作品をくれた。十分に束芋的なクオリティにぎくっとした。それも和歌山近美に寄贈したが、(田中)#artbrut_t
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作家本人から「あれは恒子さんに個人的にあげたもので、作品としては美術館に寄贈しないで」と言われて自分のとこに戻ってきたというエピソードも(田中)#artbrut_t
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私が和歌山に寄贈しようと思ったきっかけは仲良かった3歳上の姉との死別。どこの美術館に寄贈しようかと。和歌山近美は空間がよかった。黒川紀章的な建築に対する違和感があったことが伝わった。またとても懇意にしてくれる学芸員がいた。そして現代美術を大事にしていた(田中)#artbrut_t
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ここからがアールブリュットの話。MEMギャラリーの石田さんとの信頼関係の中でであった素晴らしい作家 坂上チユキさんの「さがしもの」という作品の映像を見せます。(DVD上映へ)(田中)#artbrut_t
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