有限利得オペアンプによる積分回路の解析

オペアンプを用いた回路の解析では、多くの場合オペアンプの利得を無限とした近似式が使われますが、実在するオペアンプの利得は有限かつ周波数依存性があり、それらを考慮した積分回路の解析について解説されていましたので、まとめました。
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まじかる★タカくん @_magi_taka

有限ゲインのオペアンプを用いた積分器の解析。 http://t.co/TtzBg9sC

2012-03-22 18:47:11
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まじかる★タカくん @_magi_taka

単極増幅器とみなしたオペアンプをもちいた積分器の解析。単極増幅器という近似は、4558系やカスコード型のオペアンプなら、だいたい使える。 http://t.co/zTN0GONN

2012-03-22 18:48:55
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まじかる★タカくん @_magi_taka

https://t.co/FXontvwX https://t.co/H8NEqhiQ これらの解析の帰結は、有限利得かつ有限帯域幅である実在のオペアンプを用いる限り、純粋な積分特性は実現できないということである。

2012-03-22 18:52:26
まじかる★タカくん @_magi_taka

オペアンプの有限利得/有限帯域幅を解析に盛り込む場合、4558系(ミラー補償2段型)やカスコード1段型で、ユニティ・ゲイン安定なオペアンプであれば、オペアンプのユニティ・ゲイン周波数より低い領域で、単極増幅器近似がよく成立する。

2012-03-22 18:54:25
まじかる★タカくん @_magi_taka

@prof_takayuki オペアンプの開ループ利得をA0、利得帯域幅積をfGBWとおくと、それを近似する単極増幅器の利得はA0、極の周波数はfGBW/A0となる。

2012-03-22 18:56:07