だいずせんせいの、「今福島への支援でもっとも必要なこと」

名古屋大学・準教授 高野雅夫氏ことだいずせんせいは、原発を生み出したのと同じ論理で語っても、原発はなくならないとおっしゃいます。 対立も、暴力も、荒っぽいことばも、何も生み出さない。 だいずせんせいのお考えになる、いま必要なこと。 私には、すごく沁みます。 先生のブログとあわせて、ご一読いただければと思い、まとめました。
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高野雅夫 @daizusensei

今福島への支援でもっとも必要なことは、心配で心配でたまらないお母さんたちの心配をとりのぞくこと。

2012-03-19 08:38:41
高野雅夫 @daizusensei

福島への支援は、避難を支援するだけではもう足らない。避難できる人はしてしまった。今残っているのは簡単にはできない人。福島で生きるための支援を。

2012-03-19 08:39:58
高野雅夫 @daizusensei

お母さんが心配で心配でたまらない状態でいると、放射能がなくても子どもは病気になってしまいます。放射能のリスクがありながら、心配をとりのぞく。とても難しいけれども、これをやっていかなくては。

2012-03-19 08:42:19
高野雅夫 @daizusensei

今福島に必要なのは放射能の害の情報だけでなく、その正確な理解。同じ放射線量をあびても病気になるのは10万人あたり10人という桁の数。残りの99990人の方に入るにはどう努力すればよいか、考え、実践すること。その結果として、福島では10万人あたり0人とすること。

2012-03-19 08:51:18
高野雅夫 @daizusensei

なぜ1000mSVを超えるような被曝をした広島長崎の被爆者が80歳を超えて元気でいる人がいるのか?人間の体には放射線のダメージを修復する力があり、しかもその力には個人差がとても大きいということ。

2012-03-19 08:54:52
高野雅夫 @daizusensei

私たちの体内には自然放射線源である40Kが70Bq/kg程度ある。なぜこれで病気にならないのか?進化の過程で、この程度の放射能によるダメージを修復する力を獲得したのだと思う。

2012-03-19 08:58:37
高野雅夫 @daizusensei

私たちの体内には自然放射線源である40Kが70Bq/kg程度ある。一方30Bq/kg程度の放射性セシウムで障害がでることがあるのはなぜか?40Kによるダメージの修復能力にある程度余裕があり、セシウムがその余裕分に入っていれば障害はでない、それを超えれば障害がでるということでは?

2012-03-19 09:04:34
高野雅夫 @daizusensei

ゴフマンにしろ、バンダジェフスキーにしろ、西洋医学の中での放射線防護論。いったん受けてしまった被曝の影響を消す薬はない。どうすればよいかを教えてくれない。

2012-03-19 09:10:46
高野雅夫 @daizusensei

放射線のダメージを修復して病気にならない力を高めるにはどうすればよいか。ここが今もっとも必要とされる情報。努力することができれば人間は不安から解放される。

2012-03-19 09:11:13
高野雅夫 @daizusensei

安心しないけれども、不安でもない。そんな心境で日々を過ごすのが大切だと思う。  だいじょうぶ http://t.co/HV6WwnO2

2012-03-21 20:02:31