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HMV渋谷店が8月に閉店で思うこと。

音楽小売のリアル店舗の象徴だったHMV渋谷店が8月に閉店。それについて思うことをつらつらとつぶやいてみました。あくまでも自分のツイートを備忘録としてまとめただけのものです。
CDショップ 渋谷 閉店 HMV 音楽業界 タワーレコード
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柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店1】閉店の1要素として、流行音楽の情報発信基地としての役割を終えた点が挙げられる。あの頃は流行の音楽が店頭発で産声を上げる事例は枚挙に暇がなかった。ところが、いつからか本末転倒、世間でヒットしている商品を店頭で拡売する路線へと急加速してしまった。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店2】ヒット商品の拡売偏重が拍車をかけ品揃えも悪くなった。全ジャンルの音楽が置いてあって、知恵の泉みたいな魅力があったけど、売れないジャンルを切り捨て、売れるジャンルのみに特化してしまうと、品揃えの豊富さに惹かれていたユーザーの客足は必然的に遠のいてく。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店3】HMV自身の生き残り戦略もアダとなった。HMVのネット通販事業に注力しAMAZON以上に支持を集めているとも言われる。とにかく安い。しかしリアル店舗価格では1000円近くの差が生じてしまう事態も多々あった。それならネットで買うよ。こうなってしまう。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店4】宇多田ヒカルのアルバムが軽くミリオンを越えていたあの頃、新宿の某店の初回入荷枚数は1万枚だった。発売当日在庫数をPOS上で監視するの楽しかったなぁ。面白いように在庫がみるみる減っていくんだもの。まさに今、支持されている音楽が一目でわかる瞬間だった。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店5】あの頃はCDショップで働くということがあの頃の若者のある種のステータスになっていた。HMV渋谷の女の子の店員サン、みんな可愛いく見えてしまったもの(通常より1.5倍増)。今はそれがすっかり無くなってしまったよね。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店6】小売は瀕死の状態だけど音楽業界全体ではどうなんだろう?アーティストに入る収益は10年前と比較してやはり下降傾向なのかな。いずれにせよ、(ユーザーにとって知られざる)アーティストの紹介の場でもあったリアル店舗の象徴が閉店するのは、寂しい。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店7】HMV渋谷店も努力はしていたかもしれない。J-WAVEの公開スタジオ作ったり、雑誌コーナーを拡充してみたり。でも、雑誌もラジオも洋楽も必要としない世代が増えた、そういうことかな?岡崎京子の漫画に出てくる若者はもういないのかもしれない。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店8】HMV渋谷店は自分の強みを把握していなかったといえる。タワー渋谷店は店内イベントをより多くしてそこに足を運べば何かがある!と思わせる店作り。ディスクユニオンは紙ジャケ特典等でおやじROCKファンをがっちり掴んだ。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店8】今の若者はお気に入りの1曲をDL等で購入して聴くスタイルなんですよとフォロワーさんからご指摘が。もちろん承知している。僕も今流行りのJ-POPはほとんど1曲DL。でも昔からこの傾向はあるよ。つい最近まではヒット曲の大半がシングル曲。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店9】バブリーだった10年15年前はヒットシングルを3枚か4枚出した後にアルバムを発売していた。シングル4枚購入すると4,000円だからアルバム3,000円のほうが安いな、とユーザー心理に思わせて、アルバムをベストアルバム風に仕立てて売る手法だよね。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店10】1曲を聴くといえばDJ文化もお気に入りの1曲を聴くスタイルに影響を与えたはず。でも、そこには曲に対して真摯に向かい合って評価していく姿勢が少なくとも感じられた。しかし、現在は、大げさに言ってしまえば、使い捨てカイロ状態。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店11】一昔前にあったある種のカッコ良さや文化的な匂いは消え失せてしまっているかな。1曲中心主義の聴き手が激増するにつれてレコード会社はコンピを大量リリース。店頭にも魅力ないコンピが陳列。心ある音楽ファンの足は遠のいていく。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店12】HMV渋谷店閉店はCD売上の目に見える激減を物語っている。(参照:http://bit.ly/atAUHN ) ディスクユニオンも危機ではないか。CDの生産・売上が減ればそれだけ中古市場にも近年の作品ほど出回る量が少なくなることを示している。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店13】CDとレコードの回転率を考えてみるに、あきらかにCDのほうが回転が良い。そのため、中古を扱う音楽小売では、中古CDの集荷に躍起に。それでなくてもブックオフ等の新参組が中古CDを取扱い出しているため、老舗組も厳しい戦いを強いられている、と推測できる。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店14】3のツイート http://bit.ly/cci6G5 でネット通販事業に力を知れたHMVの戦略がアダとなったと書いたけどその補足。ボクの知る某店の通販顧客の6割以上は首都圏。HMVにもあてはまるはず。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店15】HMVはリアル店舗のない遠方の地域や全国の顧客を対象に当初ネット通販に注力をしたかもしれない。とこりが、内実はネット通販利用者のかなりの部分が首都圏在住者ってことはないか?
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店16】首都圏の顧客が、ネットで価格を調べて店頭に来店。しかし店頭とネットの価格に大きな差異があるのを経験。首都圏の客はリアル店舗に足を運ばず、薄利多売のHMVネット通販を利用するようになり、クビをしめたと。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店17】音楽業界では老・壮・青の均衡がとれた人材活用ができていない。音楽は若者の専売特許とばかりCD店の店員は若者が多い。ちょっと待て、音楽が最も輝いていたとも言われる60年代70年代をリアルで体験した聞き手は、今や50代60代なんだぜ。なぜ彼らを雇わない?
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店17】某店の品揃えの主導権は10年前と比較して本部が強力に掌握。現場はカタログの品揃えの権限を僅かに任されているだけ。自店より全点の販売状況が優先。そのため地方の店だと、そこの需要とは必ずしも合致しない商品が陳列されることに。ここにも客離れの一因がある。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店18】10年前までは、渋谷や新宿のメガショップの店頭は、政治の「霞が関詣で」みたいに、レコード会社の営業さんの来店がひっきりなしだった。新譜の音や紙資料、協賛金や特典の打ちあわせ、返品率の折衝など、その場のバイヤーさんの判断ひとつで新譜の発注数が決まる。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店19】渋谷・新宿など大型店の売上が全点の売上に大きな影響を与える。地方店では発売当初取り扱わない商品でも、渋谷・新宿で爆発的に火がつくと、販売データベースに反映されるため、地方も右へならえで販売を開始する。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店20】そのため、渋谷・新宿など大型店のバイヤーさんのご機嫌を損ねてはイケナイのだ。来日公演やレセプションの招待券がひっきりなしで送られてくるし、おそらくレコード会社さん持ちで六本木あたりに飲みに行ったバイヤーさんもいるのでは。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店21】HMVがリアル店舗事業から撤退してしまう要因の1つに、顧客との距離感を掴み切れなかった点が挙げられる。ディスクユニオンの専門店は顧客とフェイス・トゥ・フェイスの距離感での店舗作りを、タワレコはポップや店内装飾で顧客との一体感を演出してみせた。
柴川友次 @shibakawa
【HMV渋谷店8月に閉店22】話はHMVから脱線。ディスクユニオンの店舗在庫検索について。顧客が希望のタイトルを予め入力しておくと、そのタイトルが入荷してきた時にお知らせしてくれる、そういうサービスがあれば良い。
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